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秋桜(管理人)さん、はじめまして。
アスペルガーに療育という言葉を使うのは反対です。
なぜなら、治らないと認められているアスペの先天的特性を治そうということにつながってしまっているからです。
アスペルガーがしばし問題を起こすのは簡単にいえば頭がいいからです。それが、周囲の人間との不調和を生んでいます。
そこからトラブルが起こるのです。これは、昔からよくあることですが、昔はこういったトラブルを笑い話にする余裕があった。
何かに集中しすぎてトイレにいけなくても、作文発表会で小学生とは思えない可愛くない正論を書いてしまっても、写真のような絵を描いても、周囲が彼らの頭脳や能力を認める傾向にあった。しかし、現在はあまりにそれがない。
いずれにせよ、こういったトラブルを防ぐのは、療育ではなく高度な教育なのです。持って生まれた知的欲求を満たしてあげれば少なくても今よりは状態はよくなる。
日本のような集団平等教育は世界でもあまり例がありません。私達は教育というと、集団平等教育が当たり前になっていますが、よく考えると非常におかしな制度なのです。なぜなら、人間の先天的能力が平等なわけがないからです。それを一まとめにして教育するというのは無理です。
中国や韓国では、10歳の大学生が当たり前ですし、アメリカだって飛び級は当たり前であり、音楽家になりたければそういった人向けのコースがある。日本でも、そろそろ、真面目にこういったことを考える時期にあるのではないでしょうか??
戦後から変わらぬ教育の日本では、アスペルガーが社会問題にならない方がおかしい。
似たような国にはドイツがあります。アインシュタインとレントゲンが軽度発達障害の代名詞なのは彼らがドイツ人だからです。ですので、彼らがイギリスやフランスに生まれたら軽度発達障害者にはならない。そして、ドイツには暗黙の了解があるため大して問題にはならない。あくまで、アスペルガーや発達障害とは日本人が便宜的に使う言葉です。
アスペが日本で問題になっているのは実は当たり前なんです。しかし、本来、こういった子供を授かったら保護者がなんとかしてきました。昔はアスペなんて言葉がなかったのは、ここにあります。
どうしても、アスペルガーは被害者というのを認めて欲しいなら、世間にここをアピールすることが一番だと思いますよ。今は、教育ブームなのでちょうどいいと思います。
いつまでも、集団平等教育をするからアスペルガーが苦しむことになる。その改善を求めて抗議すれば少しは相手にされると思います。変えないようなら、今までの待遇の悪さを認め経済的に支援しろみたいな、いわゆる理論上最強の二択攻撃がいいと思います。ただ、アスペで自立している人はたくさんいますし、平等思想が強い国民性なので難しいとは思いますが。
それから、アスペの子供が欲しい言っている人はいますよ。我が子を英才にしたい教育ママに多いです。私もどちらかと言えばアスペルガーの子供が欲しいです。
いずれにせよ、短絡的に社会性が無い障害としているうちは騒ぎが大きくなるだけでしょう。
特別支援教育はどういう結果になるかはもうわかりますね。それをきっかけにアスペ問題が少しでも改善することを願っています。
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