|
▼コロさん:
AS児のいる母です。
そして私自身も、当事者ではないか?と思っております。
全くいじめを体験してきていないわけではありません。
どちらかというと、幼稚園から社会に出るまで、人とうまくやっていけなかった方です。
>気が利く人からみると、気が利かないようにみえるASの人たちが
>許せなかったりするのでしょうか?
ほんとに、ドンくさいと見える発達障害者に対してイライラする場合もあるのでしょうが、こちらが全く相手を怒らせていないとも言い切れません。
一般常識を自然と体得できる定型者からすると、発達障害者の言動や行動は、かなりカンに障るものであったりします。
極端な例で言うと、本来ならば礼を言わなければならないところで、礼が無く、周囲を唖然とさせたり、自分の勝手を押し付けてきて当然だと思ったり、
ところが本人にとっては、礼を尽くしてるつもりだったり、相手のことを考えた行動のつもりだったりして、この行き違いが周囲に不快感を与える。
大人の世界ならば、何も言わず、周囲はひいていきますが、
子供の世界ならば、やはりお互いが子供ですので、直接言動に出たり、手が出たり、
あげく「あの子は気にいらないからイジメよう」などとなる。
そんな可能性もあります。
発達障害者側が常に被害者とは限りません。自分が無礼を行っているのを気づかないという場合もあるという話です。
>結局、学校にしろ社会にしろ、いじめが無くなるなんて
>ありえないですよね?
私は社会人になってから、いじめを目の当たりにすることは少なくなり、社会性が身に付くにつれ、ほとんど感じなくなりましたよ。
「いじめ」というとなんとなく「一方的にいじめられている側が全くの被害者」というイメージがありますが、ソーシャルスキルをいかに身につけるかによって、そうではないというのが見えてくる気がいたします。
|
|