|
▼うさママさん:
>で、定型発達の人が「カミングアウト先行でないと動けない」と言うのであれば
>それはもう自閉圏の人間には実際無理な話しなわけです。
そうなのですか。
となると、先行きあまり明るくありませんね…。
周囲が(例えばその部下に対して上司たる私が)、理解したいがためにこの障害について勉強するとします。
しかし、それはあくまでも社の業務を円滑に進めるために取る行動です。
私は彼の父親でもなければ兄でもなく、彼を理解するために全てを投げ打って自分の私的な時間を全て潰して努力する…ということは不可能です。
それは多分、ご理解いただけることと思います。
多くの健常者は、障害を持つ人のことを理解はしたいのです。ですが、自分から働きかけることが出来ません。知らないからです。
そして、それを必死に模索してまで知る義務は……残念ながらないのです。
目に見える身体障害などでしたら、私たちは最大限の努力で、その人を支えようとします。当然ですね。
ですが、目に見えない障害である場合、どうすることもできません。
それを「目に見える」(相手に伝える)ようにしてほしい、と願うのですが……それは不可能なのですね?
そうであるとすれば……私としては、もう絶望です。
動きようがありません。
彼を庇いようがありません。
彼の側に立ちようがないのです。
肉親だったり親しい友人だったり、というのであれば、懸命に勉強して理解を深めようとこちらから働きかけるでしょう。
しかし、会社の業務という場において、そこまでするだけの余裕は正直、ありません。
だからこそ、障害を持つ人からの具体的な「SOS」が欲しいと思っているのです。
大変難しいことでしょうが、傷害を持つその人も「自ら会社組織に入ってきた人」であります。
働きかけは、やはり待っているだけではなくて、自分からしなくてはならないのではないでしょうか。
|
|