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PAOさんへ。
はじめまして。キキと言います。
ちょっと長くてごめんなさい。
自分もPDDでありながら療育もしています。
大人になってから診断されたので[療育とか受けれてたらな〜]
と今になって思います(^_^;)
【息子は2歳半の時に、地域の保健師さんから言葉の遅れを指摘されて発達専門の病院を受診したことがあり、その時の診断では特に『障害』という言葉はなく『発達の遅れ』と聞かされましたので、いつかは追いつくものとずっと信じてきました。】
●[障害]ではなく[遅れ]という言い方をするのは、よくあることです。
その理由は2つあって、
1.本当に発達がゆっくりなのかも知れない。
2才では判断が難しいことはよくあることだと思います。
2.[障害]と言ってしまうと、「うちの子を障害者あつかいする気か」と反感を買うことがあり、
そうするとスタッフと母親の関係が悪くなり、結局、子どもが必要な療育を受けれなくなってしまう。
だからとりあえず相談を続けてもらうために、
[発達がゆっくりだから見ていきましょう]といって繋ぎ止める。
そのときのお医者さんがどんな意味で言ったのかはわかりませんが、
私の経験上ではこんな理由があります。
【夫は息子を「自分の小さい頃にそっくりだ」と言っているので、『発達障害なのでは?』という私の話には耳を貸そうとしません。】
●うちの場合も私が小さいとき母が父に
「この子ヘンじゃない?」
って言ったら
「自分もこうだったよ」
って言ってたそうです。
まあ、当時は高機能なんて一般的ではなかったし、
やっかいなことに私も知能がよかったので、
母も[変わった子だな]と思ってただけのようですが(^^;)
【ですから、もし息子が『発達障害』ならば、自分もそして尊敬する母親まで人格を否定されると思っているようです。】
●うーん。難しいですね・・・
発達障害=人格否定じゃないんですけどね。
むしろ困ってるのを放っておくことの方が問題ですね。
【私もまったく気が付かずに主人と結婚しました。】
●お付きあいして気づかれない程度ならきっと障害が軽いんでしょうね。
私はよく「変わってるね」と言われてしまいます(^^;)
【今、息子の就学のことでとても心配しています。】
●発達障害の有無だけでなく、園の先生の助言があったのなら、
[就学相談]を受けたほうがよいと思います。
[就学相談=特殊学級]ってことではないですよ(^^)
【先生には息子は高機能広汎性発達障害の可能性が高いと話そうと思っています。】
●はい。息子さんのためにも先生のためにもお話しされるほうがよいと思います。
【ただし先にも書いたように、夫が承知しないので息子を専門医に診てもらうことができず、療育も受けさせることができないので、公の援助は受けられません。】
なぜですか?
なぜご主人が認めていないと受診できないのでしょうか?
POAさんちの事情も知らず、検討違いのナマイキな意見だったらごめんなさい。
でもこんな方法はどうでしょうか?
[発達障害]という具体的な名前を出すのではなく、
「○○(お子さんの名前)って賢いんだけどこういう苦手な所あるでしょう?
この前も園でからかわれてたの。こんな時代だし、学校行ったらイジメに合わないか心配。
一度相談してみたいんだけど一人じゃ不安だから一緒に来てくれる?」
てな感じで、
1.障害という言葉は出さず、心配という。
2.とにかく無理矢理にでも[相談する所]に一緒に来てもらう。
[先生]に言われると納得できることもあります。
とにかくご主人に一緒に来てもらうことが大事だと思います。
あの手この手で頑張って下さい(^^)
【素人の私に療育のマネごとができるのかもわからないので、不安でいっぱいです。】
お母さんの力はとても大事です。
しかし、療育の方向性や方法を教えてもらうためにもぜひ専門の療育を受けるべきです。
私の母は[気づいてたのに何もしなかった]ことを
[申し訳なかった]と未だに後悔しています。
きっとどこかに相談しても障害があるなんて気づいてもらえなかった時代だったのにも関わらずです。
ましてや今はこんなに情報がある時代なのですから
何もしないのはもったいないです!
息子さんはいつか必ず気がつくときがきます。
もしかしたらもう気づいてるかもしれません。
(私はこれくらいの時に気づきました)
何もしないままでいたらきっと
「なんで気づいてたのに何もしてくれなかったの?」
と思うと思います。
後悔しないで下さいね。
息子さんが療育を受けれるように祈っています。
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