アスペルガーの館の掲示板

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[#15928] 教室の飛び出しはどうやったらなくなるのでしょう? ひまわりのように 06/11/17(金) 23:25 [未読]

[#15945] ありがとうございます。 ひまわりのように 06/11/18(土) 21:58 [未読]
[#15954] Re:ありがとうございます。 kaze 06/11/19(日) 19:02 [未読]
[#15994] Re:ありがとうございます。 ひまわりのように 06/11/20(月) 23:33 [未読]
[#15997] Re:ありがとうございます。 kaze 06/11/21(火) 0:12 [未読]
[#15998] 考えさせられました。 ひまわりのように 06/11/21(火) 0:53 [未読]

[#15945] ありがとうございます。
 ひまわりのように  - 06/11/18(土) 21:58 -

引用なし
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   ▼kazeさん:
> 飛び出したりする事象自体は、『結果』であって、『要因』に対して対処することで、教室に居られるように、徐々になっていくると思います。
>
このような見方はABC理論というのでしょうか?
とすれば要因を見つけて対処すればよいのですよね?
うちの子はよく、算数のブロック操作など「もう飽きた」と言ってだらけたり、勝手に図書の本を読んだりしているそうです。
ほかは、そのだらけているところを友達に指摘され、それが嫌で逃げ出したり・・・
> 音の過敏は無いだろうか?
> 
> 席の近いお子さんに、ご本人が気持ちが動いてしまう行動を取られているお子さんが居ないだろうか?
>(例えば、鉛筆をぐるぐる回すようなことが、気になってイライラする場合もあります)
あるかもしれません。
> 光過敏はどうだろうか?
>
> 勿論、取り組む課題自体も、本人が興味を持つものだろうか?
>
> 要因を探ってみる事も大事だと思います。

・・・でもこう書きながら、やはりこれらの原因に対する対処は学校の先生にお願いするしかないような気がしてきました。

> 定型のお子さんは、多分、少し我慢しても取り組むと言う、『耐性』が私の息子のような子供よりもあるのだと思います。
まさにそうなんです。でも、つい、みんなと同じを望んでしまう・・・

> 赤ちゃんが突然、歩き出すことは無い様に、ハイハイ・つかまり立ち・つたい歩き・歩行となるように、長い目で見られてはいかがでしょうか?
頭ではわかっているのですが、私自身まだ息子の障害受容ができていないのだと思います。
> 皆に追いつく事が、その子の育ちではなく、その子なりの学びこそが、大きな成長に繋がると、確信していますし、自分の子を見ていて実証しています。
>
> 年齢的にも、適切な支援が得られれば、落ち着く時はきっとやってきます。
>
> それまでは、辛い事もあるかもしれません。
> お互い、のんびりいきましょう。
焦ることはないのでしょうか?いつか落ち着くのを待てばよいのでしょうか?
適切な支援は受けられるのでしょうか?・・・何だかとても不安なのです。
せっかくアドバイス頂いたのに愚痴ってすみません。kazeさんのように一日も早く冷静に考えられるようになりたいです。

[#15954] Re:ありがとうございます。
 kaze ホームページ  - 06/11/19(日) 19:02 -

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   ▼ひまわりのようにさんへ


>このような見方はABC理論というのでしょうか?
>とすれば要因を見つけて対処すればよいのですよね?
>うちの子はよく、算数のブロック操作など「もう飽きた」と言ってだらけたり、勝手に図書の本を読んだりしているそうです。
>ほかは、そのだらけているところを友達に指摘され、それが嫌で逃げ出したり・・・

 ABCもそうですがTEACCHも有効な部分もあります。
 大事なのは、お子さんにとってオーダーメイドに対応するという事だと思います。
 最近、時々お見かけする方で、TEACCHをやっているから・・・と言う方がいらっしゃいますが、TEACCHありきではなく、本人ありきと言う所が、置いてけぼりになっていることも現場ではあるようです。

 ブロック操作が飽きてしまうのであれば、次に他のお子さんに迷惑にならない程度の課題をお願いするとか、先生から、お子さんはだらけているのではないという事を、他のお子さんに説明していただく事も一つの手段かもしれません。


>> 音の過敏は無いだろうか?
>
>・・・でもこう書きながら、やはりこれらの原因に対する対処は学校の先生にお願いするしかないような気がしてきました。
>
 勿論、学校の生活の中でのことですから、先生に対処をお願いするのは仕方がありません。
 でも、親もやれることが沢山あるんですよ。
 例えば、課題が終わってしまって、手持ちぶたさなら、パズルであるとか読書であるとか、本人が過ごせることを、提案する事も大事ではないでしょうか?
 うちの場合は、パズルや読書・工作などで、残りの時間を過ごすことで、長い時間座っていられるようになりました。

 学校の事だから、先生に全て任せると言うのは、難しいかもしれません。
 本当に、知識のある先生でも、実際にそのお子さんにどのような支援がピタリとはまるかは、本人の嗜好や傾向と言うデータが必要になってきますから、親と連携を望む場合もあると思います。

 そして、先生も完璧ではありません。
 定型発達のお子さんでも、全て丸投げというのは、教育の中でとても難しいのでは、私自身は考えます。
 互いが出来る所を持ち寄ると言うことを、子供も見て、自分には味方が沢山いると安心する事で、安定する事もあると思います。


>焦ることはないのでしょうか?いつか落ち着くのを待てばよいのでしょうか?
>適切な支援は受けられるのでしょうか?・・・何だかとても不安なのです。

 いつか、落ち着くまで待つのではなく、今出来る事をコツコツとやることで実っていくというつもりで書きました。
 適切な支援を持っていても、誰も何もしてくれません。
 これは、アスペ・エルデの会の辻井先生の受け売りですが、誰かがやってくれるだろうと待つよりは、今自分に出来る事、協力してもらえそうな事を、『具体的に』考え、行動する事は大事だと思いますが・・・

>せっかくアドバイス頂いたのに愚痴ってすみません。kazeさんのように一日も早く冷静に考えられるようになりたいです。

 愚痴は大事です。
 沢山、愚痴って、すっきりできたら、それでいいですよね。

[#15994] Re:ありがとうございます。
 ひまわりのように  - 06/11/20(月) 23:33 -

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   ▼kazeさん:
> ブロック操作が飽きてしまうのであれば、次に他のお子さんに迷惑にならない程度の課題をお願いするとか、先生から、お子さんはだらけているのではないという事を、他のお子さんに説明していただく事も一つの手段かもしれません。
それはやっておただいているのですが、私はそれでよいのかが不安なのです。ほかの子が45分取り組む内容を15分しかできないので、お絵かきなどをすれば座っていることはできるのですが、当然授業内容は聞いていません。学習は遅れますよね?残り30分をただ座っていればよいとは思えないのです。それともやはり、ほかのお子さんの迷惑にさえならなければよいと思わなければならないのでしょうか?それよりも学習が進んでいるお子さんに発展問題をさせ、ゆっくりさんには基礎問題をさせるのと同じように、個の実態に応じた指導をやって頂ければと思うのですが・・・。>

> そして、先生も完璧ではありません。
それは私自身同業者なのでよくわかります。ですので、なおさら私だったらもっと授業を工夫するのに・・・と思うのです。

> 適切な支援を持っていても、誰も何もしてくれません。
> これは、アスペ・エルデの会の辻井先生の受け売りですが、誰かがやってくれるだろうと待つよりは、今自分に出来る事、協力してもらえそうな事を、『具体的に』考え、行動する事は大事だと思いますが・・・
確かにそうですよね。そのヒントがこちらでいただけるのが幸いです。
ありがとうございます。

[#15997] Re:ありがとうございます。
 kaze ホームページ  - 06/11/21(火) 0:12 -

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   ▼ひまわりのようにさんへ>> ブロック操作が飽きてしまうのであれば、次に他のお子さんに迷惑にならない程度の課題をお願いするとか、先生から、お子さんはだらけているのではないという事を、他のお子さんに説明していただく事も一つの手段かもしれません。
>それはやっておただいているのですが、私はそれでよいのかが不安なのです。ほかの子が45分取り組む内容を15分しかできないので、お絵かきなどをすれば座っていることはできるのですが、当然授業内容は聞いていません。学習は遅れますよね?残り30分をただ座っていればよいとは思えないのです。それともやはり、ほかのお子さんの迷惑にさえならなければよいと思わなければならないのでしょうか?それよりも学習が進んでいるお子さんに発展問題をさせ、ゆっくりさんには基礎問題をさせるのと同じように、個の実態に応じた指導をやって頂ければと思うのですが・・・。>

 ひまわりのようにさんは、同業者だからこそ、どうして?という思いに駆られていいらっしゃるのですね。
 その辺の気持ちは、私には文面からは察する事が出来ませんでした。
 すみませんでした。

 私の息子はアスペですが、普通級ではなく、養護学級に在籍しています。
 知的な遅れは、療育手帳も貰う事が出来ないスレスレ、基準の上をいっていますので、普通級の学習では追いついていけない、けれども時間を掛ければ、少しずつ学んでいける子です。
 現在小2ですが、やっと小1の漢字をほんの少しと、足し算引き算を何とか取り組み始めた所です。
 
 アスペと言うと、とても頭のいい子がいたり、大概は普通級での対応でやっていける子もいるようですが、そこに学習障害が、うちの子の様にのんびり型の子供は、とてもじゃないですが、普通級の学習スピードには追いついていけません。

 それが解っていたので、我が家では養護学級を選ぶ事になりました。
 私は、上の子の不登校やこの養護学級に通う息子の事などで、
本当に私の住む街の、多くの先生や教育委員会の人と出会ってきました。
 でも、教育現場であろうと無かろうと、人はそれぞれに違って、それぞれのスタイルで勉強を教えますよね。

 ある先生は、一人の子供を見ながら全体を教える事が出来、またある先生は、全体を平均的にすることで指導していく・・・
 先生もそれぞれスタイルは違うわけです。
 そして、そういったスタイルに、親は往々にして、合わせていきます。
 でも、子供の方はなかなか合わせられないこともあるのですよね。
 例えば、うちの子のような子は特に・・・


 でも、私は馬鹿な母親なので、今まで多動で1分も座ってられなかった我が子が、30分も座っていられたら上出来だと思ってしまうのです。
 ですから、正直な所、他のお子さんが45分座っていようが、一時間座っていようが、余り気になりません。
 1分も出来なかった事が、今は30分も出来るようになったのなら、きっとそこには、子供本人が、30倍の努力をしたに違いないと思うからです。
 勉強も同様です。
 昨日、彼の頭の中に無かった知識が、今日、知識の一つとして、習得したのなら、こんなすごい事は無いと思っています。

 定型発達のお子さんが、1打てば10響くように、成長できない我が子です。
 でも、1打って0ではなく、1打って2響いたとしても、すごい事だと私は思ってしまいます。

>> そして、先生も完璧ではありません。
>それは私自身同業者なのでよくわかります。ですので、なおさら私だったらもっと授業を工夫するのに・・・と思うのです。

 突破口は、貴方の中にある様に、この文面からは感じられます。
 きっと、お子さんにとっていい方法をお持ちなのでしたら、提案されてみてはいかがでしょうか?
 障害児教育の考えの中に、最近では多く使われる『ショートステップ』。
 教育の現場ではとても、難しいという事がわかります。
 私も、教育委員会や特別支援コーディネーターの先生と、そんな話は何度となくしてきました。
 ですが、現行の基本40人学級では、それが困難な事も確かではないでしょうか?
 そのために、アセスメントをたて、具体的支援をオーダーメイドで作っていけるシステムがこれから要求されるのだと思います。
 そういう意味では、ひまわりのようにさんは、教育現場のことも充分にわかっていらっしゃるのですから、今現在できる、具体的な支援の提案もしていけるのではないでしょうか?

 そういう意味では、貴方のような人がもっと増えて、教育現場にもっと具体的な働き掛けが出来ていく事で、その輪が広がってくれたらと思わずにはいられません。

>> 適切な支援を持っていても、誰も何もしてくれません。
>> これは、アスペ・エルデの会の辻井先生の受け売りですが、誰かがやってくれるだろうと待つよりは、今自分に出来る事、協力してもらえそうな事を、『具体的に』考え、行動する事は大事だと思いますが・・・
>確かにそうですよね。そのヒントがこちらでいただけるのが幸いです。
>ありがとうございます。

[#15998] 考えさせられました。
 ひまわりのように  - 06/11/21(火) 0:53 -

引用なし
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   ▼kazeさん:

> でも、私は馬鹿な母親なので、今まで多動で1分も座ってられなかった我が子が、30分も座っていられたら上出来だと思ってしまうのです。
> ですから、正直な所、他のお子さんが45分座っていようが、一時間座っていようが、余り気になりません。
> 1分も出来なかった事が、今は30分も出来るようになったのなら、きっとそこには、子供本人が、30倍の努力をしたに違いないと思うからです。
> 勉強も同様です。
> 昨日、彼の頭の中に無かった知識が、今日、知識の一つとして、習得したのなら、こんなすごい事は無いと思っています。
>
> 定型発達のお子さんが、1打てば10響くように、成長できない我が子です。
> でも、1打って0ではなく、1打って2響いたとしても、すごい事だと私は思ってしまいます。
私は自分が受け持っている生徒たちにはこのように感じることができるのです。
一人で着替えができるようになってきた、トイレっていえた、重度のお子さんでは今日は笑ってくれた・・・など。彼らのわずかな進歩が何よりの次への原動力になり、じゃあ、明日の授業はここをもっと工夫してみようかな?などと考え、毎日仕事をしています。
それが何故我が子に対してはそういう見方ができないのか?そういう見方ができないこと自体が、私自身息子の障害受容ができておらず、客観的にみれない、冷静さを欠いていると言うことなのでしょう。周りの子と比較し、息子を苦しめ、自分を苦しめているようなきがします。

> 突破口は、貴方の中にある様に、この文面からは感じられます。
> きっと、お子さんにとっていい方法をお持ちなのでしたら、提案されてみてはいかがでしょうか?
でも恥ずかしながら発達障害は専門ではなく、自分自身息子にどういうケアが必要で適しているのかがよくわからず、気持ちばかりが焦ってしまうのです。
> 障害児教育の考えの中に、最近では多く使われる『ショートステップ』。
> 教育の現場ではとても、難しいという事がわかります。
> 私も、教育委員会や特別支援コーディネーターの先生と、そんな話は何度となくしてきました。
> ですが、現行の基本40人学級では、それが困難な事も確かではないでしょうか?
> そのために、アセスメントをたて、具体的支援をオーダーメイドで作っていけるシステムがこれから要求されるのだと思います。
個別の支援計画のことですよね?義務制ではまだ始まったばかりだと聞いています。息子の場合、知的な遅れがないので特別支援教育の対象ではないようなのですが学校にその必要性を働きかけ、自校通級などの措置をお願いできればと考えました。システム作りそのものを働きかけることが将来的に息子の支援につながっていくかもしれませんものね。
授業はできなくても親ができることは案外たくさんあるのかもしれませんね。
母パワーには脱帽です。見習わなくては・・・。
ありがとうございました。

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