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▼kazeさん:
> でも、私は馬鹿な母親なので、今まで多動で1分も座ってられなかった我が子が、30分も座っていられたら上出来だと思ってしまうのです。
> ですから、正直な所、他のお子さんが45分座っていようが、一時間座っていようが、余り気になりません。
> 1分も出来なかった事が、今は30分も出来るようになったのなら、きっとそこには、子供本人が、30倍の努力をしたに違いないと思うからです。
> 勉強も同様です。
> 昨日、彼の頭の中に無かった知識が、今日、知識の一つとして、習得したのなら、こんなすごい事は無いと思っています。
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> 定型発達のお子さんが、1打てば10響くように、成長できない我が子です。
> でも、1打って0ではなく、1打って2響いたとしても、すごい事だと私は思ってしまいます。
私は自分が受け持っている生徒たちにはこのように感じることができるのです。
一人で着替えができるようになってきた、トイレっていえた、重度のお子さんでは今日は笑ってくれた・・・など。彼らのわずかな進歩が何よりの次への原動力になり、じゃあ、明日の授業はここをもっと工夫してみようかな?などと考え、毎日仕事をしています。
それが何故我が子に対してはそういう見方ができないのか?そういう見方ができないこと自体が、私自身息子の障害受容ができておらず、客観的にみれない、冷静さを欠いていると言うことなのでしょう。周りの子と比較し、息子を苦しめ、自分を苦しめているようなきがします。
> 突破口は、貴方の中にある様に、この文面からは感じられます。
> きっと、お子さんにとっていい方法をお持ちなのでしたら、提案されてみてはいかがでしょうか?
でも恥ずかしながら発達障害は専門ではなく、自分自身息子にどういうケアが必要で適しているのかがよくわからず、気持ちばかりが焦ってしまうのです。
> 障害児教育の考えの中に、最近では多く使われる『ショートステップ』。
> 教育の現場ではとても、難しいという事がわかります。
> 私も、教育委員会や特別支援コーディネーターの先生と、そんな話は何度となくしてきました。
> ですが、現行の基本40人学級では、それが困難な事も確かではないでしょうか?
> そのために、アセスメントをたて、具体的支援をオーダーメイドで作っていけるシステムがこれから要求されるのだと思います。
個別の支援計画のことですよね?義務制ではまだ始まったばかりだと聞いています。息子の場合、知的な遅れがないので特別支援教育の対象ではないようなのですが学校にその必要性を働きかけ、自校通級などの措置をお願いできればと考えました。システム作りそのものを働きかけることが将来的に息子の支援につながっていくかもしれませんものね。
授業はできなくても親ができることは案外たくさんあるのかもしれませんね。
母パワーには脱帽です。見習わなくては・・・。
ありがとうございました。
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