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▼やこさん:
返信ありがとうございます。
>私も、うちの父が、どうも彼に似たところがあって、普通の
>お父さんとは違う父を、今までずっとなんとか受け入れ
>ようと子供ながらに必死だった覚えがあります。
子どもって親という絶対者を受け入れるために
ものすごい努力をするものなのですよね。
>それだけに、彼のこともなんだか妙に固執してしまう
>のです。
わかります。
>ちなみにアスペという言葉は、彼と付き合いだし、
>苦しくてカウンセリングに通うようになり、
>そこで初めてしりました。
彼と付き合うのは苦しい体験だったのですね。
>うちの父がどうも変というのはずっと思っていましたが、
>父のおかしさもどこからくるのか、ようやく理解できた
>感じで、すっきりしました。
一対一ではわからないことってありますよね。
わたしも他のアスペのかたと知り合って
家族のことが理解できたように思います。
>でも、問題はそのあとです。
>父に対してそうであるように「こういう人なんだ」って
>思って受け入れられるかどうかです。
受け入れる必要はあるのでしょうか。
わたしの場合は両親を受け入れる、ということはできないように思います。
そういう人なのだから係わり合いをできるだけ持たない、というのは
できますが…。
>ちなみに母は、非常に慈愛に満ちた人で、そんな父に
>寄り添うことで、自分のいる意味を自分で見出して
>いるみたいです。
できすぎた母親を持つと苦しいと思います。
自分も母親のように慈愛に満ちた人間なら
彼を受け入れることができるはずだと考えると、
自分がアスペルガーの彼を受け入れられないのは
愛が足りないからという結論になってしまいます。
>私としては、母が死ぬか生きるかの病の
>ときにも平然と「家事を優先しろ」と言った父は信じられなかった
>のですが。
たぶん、おとうさんにとって妻は道具にしか思えなかったのでしょう。
>母は笑って「お父さんは悪気はないのよ。そういう人だから」
>といいます。「普通は離婚ものよね」ってむしろうれしそうな感じです。
>そんな母はすごいなあと思いますが、自分はどうかというと・・・。
また外国の掲示板の話ですが
アスペルガーの恋人の力になりたいという相談者に
あなたはバタードウーマンになりたいのか?!というアドバイスがありました。
妻を尊敬しない夫との結婚生活は自分の尊厳も失うことになると思います。
人生はあまりに長いし、一生を誰かの援助者でい続けることはできないと思います。
たぶん、やこさんも援助を必要とするときがあるでしょう。
そういうときは自分の痛みを思いやってくれる人でないと
本当につらいと思います。
おかあさんの寛容さは離婚という方法を取ることができなかった人の
悟りだと思います。
やこさんには違う道を歩んでほしいとわたしは思います。
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