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菜の花さん、こんばんは!
気に入らないことがあると、みさかいなく暴力をふるう・・・という行動が習慣化してしまっているということですね。他の方にレスさせていただいたこととかぶってしまいますが、かなり菜の花さんが追いつめられておられるようだったので書き込みさせていただくことにしました。見当はずれでしたらご容赦のほどを!
保育の仕事をしていますが、私が経験したお子さんの事例を紹介します。
とにかく落ち着かなくて、動き回っていた3歳。
自分の身の回りのことをやろうとしないくらいで、特別、人との関係に問題を感じませんでした。
4歳になり体格の大きな彼は、自分がちょっと押しただけだったのに相手の子がはねとばされるということと、みんなが自分をこわがっていろんなことをさっと譲ってくれるという経験を重ねるうちに、だんだん、まずは相手を叩く、突き飛ばす、物を投げつけるという行動をとるようになっていきました。家庭ではご両親が二人して、正しいことを怒ってでも教えなくてはいけない!!甘やかすのはよくないという思いで、「きつく注意する」「叱責する」という態度でしたので、園としては、彼の行動が障碍のゆえにそうなのか?成育歴のためなのか?の判断に迷いました。(今思うと、両方が相乗的にあらわれていたのだと思いますが・・)
5歳になった頃には、登園時に自分の荷物をそのままほったらかしにして遊びはじめ、一言「○○くん」と声をかけるだけで、ツバをはき、威嚇し、「近づくな」「お前が片づけろー」といきなり殴りかかるという毎日でした。
「このまま放って置いては彼のためにならない・・」と、厳しく無理矢理やらせようと指導する保育者もいましたが、事態はかわらず、すっかり困り果ててしまいました。わがままだけではないなぁと思わされるできごととしては、光をまぶしがったり、匂いやいきなり触られることにも過敏に拒絶反応がありました。
そんな時、知能の遅れがないけれど、人との関わりがうまく作れない障碍(AS)を知り、いろいろ勉強することになりました。菜の花さんもきっと私と同じなんだと思いますが。
まず、彼が自分自身で冷静になるためにどうすればいいかを考えてみました。
怒りの爆発をパニックだととらえ、その怒りをコントロールできない状態になってしまうものだと、まず、割り切って、落ち着かせようとか、パニックを起こさないように我慢させようという考えを捨てました。彼の周りにあるもので、危険なものをかたっぱしから避難させ、とっさに手にとるな〜と想像できるものを全て彼から遠ざけます。
怒ったり、注意したりというだけで、そのことによって自分の存在を否定されたと感じてしまうようなのでなるべく、彼がぷっつんときれたら、その逆にこちらは思いっきり冷静になるように心がげてみました。そのことに同意したり、ごきげんをとったり、彼のいいなりになってしまったりしないで、ただ、沈黙・・・。でも、彼から離れないで、じっと落ち着くまで待ってみたのです。火のように燃えさかっていた彼の心も、油を注ぐ人がいなければ、自然鎮火します。
なにがしたかったのか?どうであったらよかったのか?など、いろんなことを一緒に考えるのは、クールダウンしてからのことだと思います。なんとか息子さんの怒りのスイッチがオンからオフに切り替えられるきっかけになるような言葉のかけ方が見つけられると、楽になるのだと思うのですが、菜の花さんの周りにそうしたことを相談できる誰かがいるといいですね。
菜の花さんのお子さんは何年生でしたっけ?(ごめんなさい!よく読んでなくて)もし、かなり大きなお子さんでしたら、さっさと、その場から逃げ出すのもありかもしれません。
>1つ思うのは、息子はプレッシャーに弱いと切れる。それからゲームなどに負けたりでも切れる。友達が思い通りに動かないなど自分の考えた通りにならない事でも切れる事でしょうか。
切れて暴れ出す寸前に、その怒りを爆発させる一言がないかを検証してみてください。「負けたくらいのことで、怒るなんてまるであかちゃんみたい。」などでも地雷がどーんと暴発!
例えば、「負けちゃってくやしい気持ちなんだよね。」「もう一度、リベンジしたい気分?」など、彼の気持ちが楽になれるような言葉を選んでかけてみてください。私がむきあったお子さんの場合は、意外にふっと心が和んだりしました。
おかあさんがとてもまいってしまっているのが、気になりました。けがや命にも関わることなので大変ですね。
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