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マインドさんの投稿を読み、思い出した本があるので、ご参考までに書かせていただきます。
「ドナの結婚 自閉症だったわたしへ 」(ドナ・ウィリアムズ著)での、
自閉症(?)の子ども(ルーシー)をもつお母さんへの、ドナさんからのアドバイスです。覚え書きなので、多少ニュアンスが異なっているかもしれませんが、ご了承ください。
ルーシーがなりきる人物や人格について、お母さんは記録や写真をとり残しておくようにすること(その人物や人格が、どのようなもので、どこで始まりどこでおわったのか、服装や話し方なども)。お母さんは、そのなりきる人物や人格が外に出てくることを、認めてあげること。
ルーシーには、なりきる人物や性格は「自分」のかわりとしてではなく、
はっきり「演技」として自覚させて使わせるようにすること。「服装や話し方」が変化するのを認めるかわりに、「演技」にはそれにふさわしい時・場所があることを教えてあげること。
これらは、いつか本物の自分の感情を見出そうとしたときに、本当の自己や可能性につながるはずの架け橋になる------。自分の本物の感情やアイデンティティにつながる細い糸をなくしたらい、そこには脅迫観念や義務感ばかりが抜いても抜いてもはえてくる雑草のようにはびこってしまう、これが恐い。
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