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▼サエコさん:
コメントありがとうございます。\(^o^)/
私の場合は、逆に親父の発達障害が発覚したことで親父が許せなく感じるようになり、燎原の火の如く、父方の祖父母にまで怨みの感情が拡大する程でした。
まるで虫眼鏡で太陽光線を一箇所に集めて火を起こすように、ありとあらゆるいじめの原因を背負っていたように感じていたようで、それで親父がなおさら許せないと感じていたのでしょうが、仮にオフクロが別の男と結婚していたとしても、私が健常者or定型発達で生まれる保証はなく、そう考えると、身障と発達障害がオーバーラップしたこともあながち不幸ではないと思います。
いじめにしても、周囲が偏見を抱いているから、Chiquititaの第一印象に魅力よりも欠点が先に目に留まるのでしょう。親元では、近所の大人にまでいじめに加勢されました。
しかし、「館」に参加してようやく気付いたことは、
【障害そのものが欠点ではなく、偏見があるから障害が欠点に見える】
【障害は社会の矛盾を映し出す鏡である】
ということです。
一昨日のNHK「おはよう日本」で、ハンセン病患者の82歳男性がローマ法王にお目通りが叶ったというニュースが報じられていました。
その男性は、ハンセン病のために顔面は一面緑色のカビが生えたように変色して皮膚が硬くなり、瞬きができないので右眼は剥き出し、左眼は開けません。まるでエイリアンみたいな風貌でした。
声帯も固まっていたので、掠れた声しか出せません。
しかし、そういったハンセン病患者にも、ローマ法王は手厚く歓迎の意を表し、彼を祝福してくれたそうです。
もとより、彼の様子を伝えるのに「エイリアン」という言葉を持ち出したこと自体に偏見があるのでしょうが、彼がNHKのニュースで取材に応じたことが、ハンセン病に対するすべての偏見を残らずブラウン管に映し出しているように感じています。
幸い、変形性股関節症も発達障害も、ハンセン病に比べると偏見ははるかに少ないです。人権蹂躙もハンセン病ほど多くありません。
だから、今の私にできることは、可能なことに全精力を傾けること、そして自分自身に植わった偏見を取り除くことです。
そうすることでChiquititaの誇りを取り戻すことができ、世間体も恐れるに足りないと感じるようになるでしょう。
これからも困難が「タラコ×3」の着ぐるみ行列みたいに押し寄せて来るでしょうが、今まで44年間乗り切って来たという自負もあるので、これからも負けずに前進を続けます。
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