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▼PAOさん、お久しぶりです。
小一、広汎性発達障害児の母です。
専門医を受診されたとのこと、よかったですね。
ウチの子も幼稚園ではクラスで浮いた状態でした。
でも、本人はあまり気にしていないようですし、診断を受けたわけではなかったので、入学までの辛抱と思い、事なかれ主義当たらず触らずで卒園しました。
ウチの子の場合、専門医に診てもらったこともありましたがそのときに診断がハッキリしなかったため通院をしてない状態だったので、入学前に小学校へ足を運んで相談することまでは考えていませんでした。
当然、そのまま入学。
大きな問題行動はありませんでしたが、入学後しばらくして民間療育期間で検査を受け、療育に通うことになりました。
担任の先生には、その頃に話をしましたから、多分5月ぐらいではなかったか、と思います。
以降、担任の先生とは、密にコンタクトを取ってます。
クラスメイトや担任の先生には、言葉が悪いですが、「当たり外れ」があると思います。
その「当たり外れ」は、事前に学校に相談するにせよ、しないにせよ、あり得ることだと思います。
同じ幼稚園出身で合わないお子さんがいて、その子と違うクラスになれたら…と思っていたのに、よりによって同じクラスになりました。
でも、1年間過ごしてきて、それなりにやっているようです。
違うクラスにしてもらってその子に対して嫌なイメージを持ち続けるより、ウチの子もその子も成長したのか関係がよくなったので、結果的にこれでよかった、と思っています。
結果オーライと言ってしまえば、それまでなのですが。
担任の先生についても、同じことで、事前に相談し考慮して受け持ってもらった先生と合うとは限らないと思います。
先生には発達障害について学んでほしいですが、クラスには定型発達の子が多数派なので、少数派の子のことばかり考えてばかりはいられないのは、しょうがないことかな、と思ってます。
私は、入学後の担任の先生とのコミュニケーションが一番大事ではないか、と感じています。
PAOさんが書かれているように、学校の先生や周囲の親御さんたちは、発達障害について、ほとんど知識はないですよね。
また、自分の子の特徴や障害の特性について報告書をまとめても、どの程度読んでもらえるか(読んではもらえるのでしょうが理解し対策を検討していくか)については、そんなに期待できないと思います。
私の場合、一年間かけてこんなふうにしてきました。
・何か問題が起こったときには、なるべく先生から私に伝えてもらうようにしました。
子どもに話すときには、「先生から聞いたんだけど」と叱りつけるのではなく、子どもが落ち着いているときに折を見て「こういうことがあったらこういうふうにしようね」と言い聞かせてきました。
また、先生にも「こういうときにはこういうふうにしてください」と具体的な対応をお願いしてきました。
・私は二度報告書を先生に渡しましたが、そんなに役に立ったかどうかは…ちょっと疑問でした。
それよりも、何か問題が起きたときに連絡しやすい関係を作っておき、その都度対処していくほうが効果的でした。
時折、「療育先の先生はこう言ってたのですが」というような切口で話すこともありましたし、障害の特性なので…という話し方をすることもありました。
・先生との良好な関係が大事と考えていましたので、なるべく感謝の気持ちを伝えるようにすること、先生のやりかたを批判せず、してほしいことをお願いする形で意思の疎通を図ってきました。
今のところ、こんな感じで比較的順調に学校生活を送れています。
幼稚園時代よりも今のほうがクラスに受け入れられ溶け込んでいて、友人関係もそれなりに築けているようです。
読んでいて思ったのは、PAOさんのお子さんはどんなタイプなのかな?ということです。
読んでる限りでは、家庭内の問題はなく、幼稚園でも集団行動は問題なく取れている、学習面でも問題なし、ただ友達関係だけが心配なお子さんと見受けられました。
その辺を重点的に考えられていったらいかがでしょうか?
空気の読めない行動を取って周囲の子に自分勝手だと非難されたら、先生にうまく間に立ってもらう。
また、子どもになるべく付き添うようにして、友達との関係がある程度見える状態にしておく。
不適切な行動を取ったときには、お子さんに言い聞かせていく。
また、ときには相手のお子さんに自分の子のフォローをする必要が出てくる場合もあるかもしれませんね。
>現に幼稚園では友達が一人もできないどころか、年下の子の集団に「バカ」と言われたり、息子の顔を見て「なーんだ、○○か(呼び捨て)」とする女の子もいて、親としては悲しくなります。
PAOさんのお子さんの場合、この辺りが心配ですよね。
原因は全くわかりませんか?
その辺がまずわかるようになるといいですね。
「診てもらって診断名は下りてませんが、発達障害の疑いが大きいようです」と、伝えるだけでもいいのではないでしょうか?
いずれ、一般社会で生きていくことになると思うので、そのときに障害名がいいわけになるわけではないですよね。
先生にも障害名を伝えるより、こんな理由でこういう問題行動を起こしているようです、こんなふうに対処していただけると助かります、というほうが効果的でした。
また、ウチの場合、子供に障害のことを伝えてない段階なので、相手が先生であっても躊躇してしまい、診断名がついたとしても担任の先生に伝えるか否かについては慎重に考えています。
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