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▼タカさん、こんにちは。
例えが適切かどうかわかりませんが、目が見えないかたの場合は、「目が不自由ですので」と言うだけでも(または言わなくても)、ある程度理解してもらえますよね。
それは、目が見える人でも目をつぶってみれば、目の見えない人の不自由さを多少は体験・実感することができるからです。
でも、アスペって、まず理解そのものが難しくないですか?
親の私でさえ、わかってない・理解しきれていない面があるのに、第三者へ理解してもらうのはすごく難しい。
また個人差もとても大きいです。
ウチの子の場合、担任の先生に理解してもらい対処してもらう、専門家やネットで相談するだけでも、かなりフォローできている、と思っています。
「アスペです」と公表したら、障害名だけがどこまで広まってしまうかわからず、後から「聞かなかったことにしてください」なんてことは通用しません。
人の口に戸は立てられませんよね。
また、子ども本人は「普通の子」と思っていてアスペだと知らないうちに、周囲からは障害者として見られ、中には偏見の目で見る人もいるかもしれない、そのことに当人が気づいたときに傷つくのではないかと思うと、周囲にはなかなか話せません。
先日のテレビ番組では「軽度発達障害は16人に1人の割合」と言ってました。
でも、ウチの子のクラスでは似たようなタイプに見えるお子さんがもう少したくさんいるように感じるんです。
グレーゾーンの子は、もしかしたらかなり多いのかもしれません。
気がついている親がカミングアウトして周囲に理解を求める、(自分の子がグレーゾーンだと)気がついていない親も含めて健常児の親御さんの中には「ウチの子は障害児の面倒を見てやってる」という意識を持つかたもいるようですし、そういう現状でカミングアウトすることには躊躇せざるを得ません。
今の現状では、周囲へのカミングアウト・当人への告知はなかなか難しい問題と考えています。
個人単位で、周囲に理解を求めていくのは、かなり難しいと感じています。
(ウチの子は通常クラスに在籍しており、特に外で大きな問題を起こすタイプでない、という点も大きいとは思いますが)
マスコミやネット上などで、まず正しい理解と知識を広めていくという方法のほうがいいかと思います。
こういう形での書き込みや、マスコミへの投書が有効かもしれませんね。
こういう事件が話題になっている今はむしろチャンスかもしれません。
どんどんマスコミ宛に投書するといいかもしれませんね。
これを機にアスペの正しい理解が世間に浸透すればいいなあと思います。
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