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▼たまごさん:
>詳しくはわからないのですが、幼い頃に、自閉傾向、と病院で言われたことがあるらしいのですが、母(50代後半)は自閉症=小児の精神病、と考えており、そんなものは私が治す!!と思った(と母が言ってました)、ということで、結局は何もせずに現在まできました。
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>なので私自身もわりと最近まで、自閉症=心が弱い、と思っていたのですが、たまたまそうではない、ということを知り、とても気になり、一度、県内の自閉症・発達障害センターへ電話をしたところ、「あなたは、このように普通に会話もできているので、自閉症ではないでしょう。昔はおとなしい子にも自閉と言ったりもしていたみたいですから・・・」と言われてしまいました。
「自閉症」という障害名が誤解を生みやすいのです。お母さんは「引きこもり」と解釈した可能性があります。
また電話に出られた方は明らかに「自閉症」が何であるかわかっていません。
確かに会話は出来ますが、誤解されたりしてコミュニケーションがしにくい部分があることは電話レベルで判断できません。
言語障害もなくIQも平均値であると「アスぺルガー障害」が推測されます。既にあなたは20歳代後半ですから不得手な分野を自分なりに自然に訓練して日常生活に支障がない程度までになっている可能性が高いと思います。
大人になってからの「アスペルガー」は医師ですら確定診断が難しい。
この電話の人は言語障害を伴っていないし理解出来るレベルの会話だから「自閉症」でないと答えたのでしょう。電話の方は子供の「自閉症」に精通しているかもしれませんが大人の「自閉症」は簡単に診断できません。生育歴まで調査しないと本当に「自閉症」から外れるか答えられないものです。
大人の「自閉症」を扱った経験の医師は限られています。子供しか扱ったことのない医師なら間違った診断をする可能性が高くなります。
電話でどの程度のことを伝えられたかわかりませんが「自閉症」を電話で確認するのは適切ではないと思います。
下記の状態は「アスペルガー障害」に定義されている部分になると思います。
一度大人の「アスペルガー障害」を診断した医師とあなたの生育歴をメモして
あなたの母親と一緒に診察を受けて下さい。生育歴が重要になるので幼少期はあなたの母親の同席は必須です。
・折り紙の角を気にして拘っている
・数学の応用問題は文章全体から図や表や式にするもの。これが苦手
・作文は一貫して辻褄が合わないといけないので、内容を変える時に
前もって段落を変えたりして切れ目が必要になる。これが苦手
・音感がうまくなかった。
・話したいことが簡潔に説明出来ない
・コミュニケーションしにくい。(誤解されやすい)
・同時に多くのことを切り替えして別々に処理出来ずパニックになる
・人見知りする(誤解されて傷つけられたくないので他人を避ける)
・記憶力が高い
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