アスペルガーの館の掲示板

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[#18278] 遅刻癖に困ってます>< 朔月 07/3/11(日) 9:54 [未読]

[#18341] 納得です! じゅんこ 07/3/14(水) 22:40 [未読]
[#18346] Re:納得です! 朔月 07/3/15(木) 0:30 [未読]
[#18356] Re:納得です! みいぽん 07/3/15(木) 10:38 [未読]
[#18381] Re:納得です! じゅんこ 07/3/15(木) 23:17 [未読]
[#18451] 早速 読んでみます! みいぽん 07/3/19(月) 10:12 [未読]
[#18397] Re:納得です! 朔月 07/3/16(金) 18:13 [未読]
[#18407] [投稿者削除] [未読]
[#18417] ありがとう! じゅんこ 07/3/17(土) 10:32 [未読]

[#18341] 納得です!
 じゅんこ  - 07/3/14(水) 22:40 -

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   みいぽんさんこんばんは!
朔月さんはじめまして!
>
>子供の主治医からのお話なんですが…。
>『ASの子への対応のコツは、説得は効果がなく逆効果になるので、“納得”させること』だそうです。
>この納得というのは、どうやら本人自らの経験において理解させる ということのようです。
「自分が納得すること」なんですよね!とても共感を感じました。

「のび太・ジャイアン症候群」シリーズをご存じですか?
今、まだ読み始めたばかりなのですが、参考になることが満載です。
著者は司馬理英子さんというお医者さんで、ご自分のお子さんの発達障碍がきっかけで、ご自身にもADHDの傾向があることに気づき、現在はADHD専門のクリニックを開いておられるそうです。

今読んでいるのは
ADHDとアスペルガー症候群4
〜この誤解多き子どもたちをどう救うか〜
という本です。

とても具体的に書いてあり、保育の仕事をする私にとっては
目からうろこ状態で、よくわかりました。
グレーゾーン、あるいは診断がむずかしいのが幼児期の子どもたちです。
例えば、「自分は愛されていない」という不安が隠れているために起こす問題行動は、障碍のあるなしに関係なくみられます。
とすれば、ASあるいはADHDのお子さんに接する方法は、実は全てのお子さんに適した接し方なんじゃないかな?と思うようになりました。
 
○定型発達の子どもは場の空気を読んで、自分のとるべき行動を経験的に学んでいる?
 →もっともっと簡単に学べるはずですよね。
○指示が通る子どもにはどんどん指示をだせばいい??
 →もしかしたら、指示を出される子どもは内心「いやだな」と思いながら指示に従っているだけかもしれませんよね。

 大人は指示や命令をせずに、子どもが理解できるコミュニケーションの方法を大人自身が身に付けることが大事で、ASのお子さんに出逢うことで、そのコミュニケーションの方法を身に付けさせてもらえる・・・ということなのかもしれません。そしてこの方法は、私の周りの全ての人たちに有効なコミュニケーションの方法なのだと実感しています。生き方そのものだと感じています。

 お子さんの成長に関する悩みを感じておられる親御さんは一度、この本を読んでみられることをおすすめします。
著者である司馬先生がADHDやASの子どもたちへむける限りない愛にあふれたまなざしがとても心地よい一冊です。

[#18346] Re:納得です!
 朔月  - 07/3/15(木) 0:30 -

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   色んなアスペの本は、発覚後に読みましたが「のび太・ジャイアン症候群」シリーズはみたことなぃですね。

是非拝見させていただきたいと思います。
情報ありがとうございました^^

[#18356] Re:納得です!
 みいぽん  - 07/3/15(木) 10:38 -

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   じゅんこさん、朔月さん おはようございます。

>じゅんこさん
じゅんこさん、保育に携わる先生が 親と同じようにこんなに発達障碍について
勉強してくださってることに ひとりの発達障害児の親として本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
まだ全国には 親の愛情不足だの過保護だのとちっとも理解しようとしない先生がたも存在するのが事実のようですが、私などは恵まれたことに 幼稚園時代の先生方に本当に助けていただきました。
幼稚園・保育園時代の楽しい思い出は 娘にとって『お友達といるのは楽しい』『学校は楽しい』という 現在の価値観を見出す基盤になっています。

「のび太・ジャイアン症候群」シリーズは、とても有名ですね!
残念なことに、私はまだ読めていないので、ぜひ読んでみたいと思います。
このシリーズはたくさん出ているようですので、もしよろしければ、じゅんこさんがこれがお勧め、最初ココから読んで行くとわかりやすい とかいうのがありましたら 教えていただけると嬉しいです!


>朔月さん
ASの子にどう対応していくかって 本当に難しくて 私も日々悩みます。
私が療育を考えるとき よく参考にしている雑誌を 一応ご紹介しておきます。

「月刊 発達教育」http://www.hattatsu.or.jp/index01.htm (社)発達協会
年間購読(¥4,200)でき、HPからも申し込めます。

こちらでは、講演会などもよく開催されているので、お近ければ出向いてみられてもいいかとも思います。

[#18381] Re:納得です!
 じゅんこ  - 07/3/15(木) 23:17 -

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   みいぽんさん返信ありがとうございました。
>幼稚園・保育園時代の楽しい思い出は 娘にとって『お友達といるのは楽しい』『学校は楽しい』という 現在の価値観を見出す基盤になっています。
 お子さんは素敵な園生活を過ごされたのですね!!

>「のび太・ジャイアン症候群」シリーズは、とても有名ですね!
>残念なことに、私はまだ読めていないので、ぜひ読んでみたいと思います。
>このシリーズはたくさん出ているようですので、もしよろしければ、じゅんこさんがこれがお勧め、最初ココから読んで行くとわかりやすい とかいうのがありましたら 教えていただけると嬉しいです!
私もまだ、読み始めたばかりなのです。手元にあるのはno2〜5で、はじめのレスで紹介したシリーズ4がとてもいいな・・という印象です。

 保護者のみなさんは、あふれる子育て情報に「〜でなければいけない!」という強迫観念に押しつぶされそうな思いで、お子さんと向かい合っているように思います。

 私たちはなぜか、親になったとたんに非の打ち所のない立派な人間である親に変身しなければならないと頑張ってしまうのです。人間なんですもの・・怒りたくなったり、泣きたくなったりといういろんな思いを持つのがとても自然なことなのに、その大前提がどっかにいってしまうようです。親という仮面(よろい)をかぶって子どもに説教したり、命令したりする絶対君主になってしまうのです。
 定型発達と呼ばれるお子さんは、さわらぬ神になんとか・・で、そんな親の前では素直な子を演じてくれるため、親は自分の子育てに疑問を感じることなく大事な時期をやり過ごしてしまうことが多いだけなく、「しっかり叱ることが大切!」という子育ての持論を確立するのです。教育再生委員会?でしたっけ「愛のある体罰は必要!」なんて言ってる方がいました。
 でも、親がどんなに厳しく言っても、絶対上から押しつけられることに対してはかたくなに「いや!」と反発してくれる子どもを通して、親は子どもの気持ちに真剣に向き合わざるをえなくなりますよね。そして、自分のことを自分で考えるという大切な心の成長を見守りたいと願いながら、実際には親の言うことを聞く素直さを子どもに求めている自分の子育ての大きなまちがいに気づかされます。

 ADHDやASのお子さんの行動の中で、周囲の大人が理解に苦しむ問題行動をどう捉えるか?が先述の本の中には書かれています。
 せめない、叩かないがはじめの一歩だそうです。
いろんなことを多角的な視点で考えることができないことから感じる不安を解消してあげる具体的な手だては、とても参考になります。実際の保育でも使っています!!
「言葉をかけられる=怒られる」と感じているお子さんが多いので、向かい合って言葉をかけたり、こちらから視線を向けたりしないようにしながら、接近していく・・・気がついたらそばにいて、自分がこまっている気持ちをさりげなく代弁してくれる〜〜そんな経験を積むことで、警戒心が取り除かれていくことを実感しています。まだまだ、手探りですが、少しずつ確かな手応えを感じられるようになってきました。
 そしてこの方法(コミュニケーションのテクニック)はすべての子どもにとても有効です。子どもから関わろうというアクションが起きた時にはじめて視線をあわせます。何に困っているのか?どう不安なのか?を安心して話せる環境が大事なポイントだと思います。

 ごめんなさい!長くなってしまいました。何をかいているのかも自分でわからなくなってきました。私の独り言だと聞き流してくださいませ(汗)

[#18397] Re:納得です!
 朔月  - 07/3/16(金) 18:13 -

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   >>朔月さん
>ASの子にどう対応していくかって 本当に難しくて 私も日々悩みます。
>私が療育を考えるとき よく参考にしている雑誌を 一応ご紹介しておきます。
>
>「月刊 発達教育」http://www.hattatsu.or.jp/index01.htm (社)発達協会
>年間購読(¥4,200)でき、HPからも申し込めます。
>
>こちらでは、講演会などもよく開催されているので、お近ければ出向いてみられてもいいかとも思います。


親である私が専門的知識を得ていないと、普通級、通級、就学相談や、療育者との話の中でついていけずに押され気味になったり、支援方法について語れず、夏休みの合同面接のときは大変苦労しました^^;
今度春休みに、普通級(校長、現在の担任)通級(担当先生、主任先生)区の就学相談員、とまさに親にとっては敵陣に挑むような状況の面談があるので,更なる知識とこれからの療育について学ぶのになかなか良さそうな雑誌ですね!
是非購読してみたいと思います。
ありがとうございます。

[#18407] [投稿者削除]
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   この書き込みは投稿者によって削除されました。(10/5/20(木) 11:25)

[#18417] ありがとう!
 じゅんこ  - 07/3/17(土) 10:32 -

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   うさママさんおはようございます。
返信ありがとうございました。

>他人の書いた長い文章には大抵興味がもてないので
>じゅんこさんの書き込みもあまり読んでいませんごめんなさい。
>(なんとバカ正直な・笑)
いえいえ、文章を簡潔に表現できないので申し訳ないです・・・。
私の方は、自分は当事者という立場のうさママさんのレスを通して、物事のとらえ方や受け止め方がよく分かり参考にさせてもらっています。
>>グレーゾーン、あるいは診断がむずかしいのが幼児期の子どもたちです。
>>例えば、「自分は愛されていない」という不安が隠れているために起こす問題行動は、障碍のあるなしに関係なくみられます。
>>とすれば、ASあるいはADHDのお子さんに接する方法は、実は全てのお子さんに適した接し方なんじゃないかな?と思うようになりました。
>
>> 大人は指示や命令をせずに、子どもが理解できるコミュニケーションの方法を大人自身が身に付けることが大事で、ASのお子さんに出逢うことで、そのコミュニケーションの方法を身に付けさせてもらえる・・・ということなのかもしれません。そしてこの方法は、私の周りの全ての人たちに有効なコミュニケーションの方法なのだと実感しています。生き方そのものだと感じています。
>
>全く同感です。
「同感」してもらえるとやっぱりうれしいですね。ありがとうございます。

 昨日、末っ子の小学校の卒業式でした。
 担任の先生が「どなったり、おこったり、ときにはげんこつをしたことがあったけど、大人になったらきっと分かってくれると思う。それは全て私のやさしさです。」と話しておられました。
家に帰ってきてからその話題になりました。けっしてその先生のことがきらいではなかった娘ですが、怒鳴って怒るところだけはあまりうれしくなかったようでした。私が
「怒らないで伝えられなかったことをごめんなさいって言ってほしかったね。」というと、聞いていた次女(高3)が
「きっと、その先生は怒ったり、怒鳴ったり、げんこつすることが正しい教育のあり方だって思っているんだから、絶対ごめんねは出てこないと思うよ。」と言っていました。

 「自分の生き方が絶対正しい〜」ではなく「これでよかったかしらん?」と外から自分を見つめられる視点を持っていたいなぁと思います。

[#18451] 早速 読んでみます!
 みいぽん  - 07/3/19(月) 10:12 -

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   じゅんこさん、レスありがとうございました。
また、返信が遅くなってしまい、すみません。
この週末 子供ともどもインフルエンザにかかってしまいました(汗)


>>このシリーズはたくさん出ているようですので、もしよろしければ、じゅんこさんがこれがお勧め、最初ココから読んで行くとわかりやすい とかいうのがありましたら 教えていただけると嬉しいです!
>私もまだ、読み始めたばかりなのです。手元にあるのはno2〜5で、はじめのレスで紹介したシリーズ4がとてもいいな・・という印象です。
ありがとうございました!
たくさんシリーズが出てるものだとどこからいけばいいやら…となってしまい(汗)
私もNo.4から読み始めてみます。


> 保護者のみなさんは、あふれる子育て情報に「〜でなければいけない!」という強迫観念に押しつぶされそうな思いで、お子さんと向かい合っているように思います。

まさしく…です。
子供が診断を受けたときから、右も左もわからないまま 療育という激流に飲み込まれ…気がついたら 今に至るという感じがします。
強迫観念、そうですね、そうかもしれません(汗)
早期発見・早期療育が叫ばれ続け、病院でも療育教室でもどこに行ってもそういわれます。
それが子供にとってとても大事なのは本当によくわかるのですが、それは同時に親のほうには 「もっと早く療育してあげてれば…」「もっと早く気づいてあげてれば」「もっと早くいい教え方がわかってたら」…「親の私がもっときちんとしていたら、この子は苦しまなかったのかも」常にこの自責の思いと背中合わせでいるのが現状とも感じています…
私なんかも 自分で熱くなりすぎ?と反省することがしばしばあります(大汗)

> ADHDやASのお子さんの行動の中で、周囲の大人が理解に苦しむ問題行動をどう捉えるか?が先述の本の中には書かれています。
> せめない、叩かないがはじめの一歩だそうです。
>いろんなことを多角的な視点で考えることができないことから感じる不安を解消してあげる具体的な手だては、とても参考になります。実際の保育でも使っています!!
とても興味があります。ぜひ読みたいですね。

>「言葉をかけられる=怒られる」と感じているお子さんが多いので、向かい合って言葉をかけたり、こちらから視線を向けたりしないようにしながら、接近していく・・・気がついたらそばにいて、自分がこまっている気持ちをさりげなく代弁してくれる〜〜そんな経験を積むことで、警戒心が取り除かれていくことを実感しています。まだまだ、手探りですが、少しずつ確かな手応えを感じられるようになってきました。
> そしてこの方法(コミュニケーションのテクニック)はすべての子どもにとても有効です。子どもから関わろうというアクションが起きた時にはじめて視線をあわせます。何に困っているのか?どう不安なのか?を安心して話せる環境が大事なポイントだと思います。

知人で民間の療育教室を開いている元養護学校のベテランの先生も、同じように仰ってました!
自分が困ってることを伝えられない、そこに自閉圏の子供達の最大の問題があり、将来社会で自立していくためには必要不可欠である、と。
ただ教えこむのじゃなくて、こちら側からさまざまなアプローチをしながら、実践して学んでいく、とのことでした。
わが子を見ていても いつも思うことは 学校でもそのほかのところでも
>何に困っているのか?どう不安なのか?を安心して話せる環境
が今はまだほとんどなく、すべてが時間で動き、言葉がとっさに出ず状況説明ができない娘は何も言えないままになってしまっています。
こういう安心した環境が これからいっぱい増えてくれると子供にとってすごく楽だろうなぁと思います。

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