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▼akaneさん:
>11歳のアスペの息子がおります。
>面倒なこと、やりたくないことをやらない、ことに困っております。
>「やらなきゃならないこと」「嫌いでも将来のためにやったほうがいいこと」
>のようなことへの、モチベーションをあげるためには
>何が有効なのでしょう。。
>どうしたらそういう「自覚」が身に付くのでしょうか。。
>当事者の皆様の「きっかけ」を教えて下さい。
化学でいうところの、『触媒』とか『酵素』のように、彼のやる気を引き出す・生き甲斐を持った生き方を創り出す、『キッカケ(・_・)』を探す必要があります。
それにはむしろ勉強以外のことで、『これができたらな(T_T)』と感じていることを見つけて、それを『できるように(^_^)』、ゆっくりと鍛えていくほうが良いと思います。
恥ずかしながら僕には、今までにアルバイトも含めて、一般就労の場に身を置いたという経験が『一切ない(〜_〜)』です。
その一因は、小学生のころ(ちょうど彼と同じ歳くらい)とき、デパートの包装紙できれいに包まれている箱を見て、『どうやったらあんなふうに、きれいに包めるのかな(?_?)』とおもって、見たとおりにやっては見たもののなかなかうまくいかず、その事が『こんな簡単そうな事がやれないんなら、レジとかも難しいだろうし…どんな企業に雇われても、1週間以内にクビに違いない(>_<)』という感じの被害妄想につながり、大人になってからも、職安の求人票端末の前に座ると、強くフラッシュバックしてきて、『全ての職種=自分には勤められない重い任務』という感がして、なかなか面接へと出向けなかったということがあります。
10代の入り口というのは、机の上で数学の問題・漢字の書き取りをできる限り延々とさせる事も、確かに重要な気がしますが、それと同じくらい、自分が動いた事について『YES/NO』という評価を貰って、NOの場合には、『YESへ近づくためのフィードバック』をきちんとやって貰ったということが、後々の円滑な社会参加ということへ直結していくのだと思います。
ある意味、忙しすぎて、子供の顔を『見たくても…見られない…』親御さんが多いものですが…
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