アスペルガーの館の掲示板

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[#18354] 申し訳ないです タカ 07/3/15(木) 8:53 [未読]

[#18390] Re:申し訳ないです ききりんりん。 07/3/16(金) 12:34 [未読]
[#18405] Re:申し訳ないです タカ 07/3/16(金) 20:24 [未読]

[#18390] Re:申し訳ないです
 ききりんりん。 ホームページ  - 07/3/16(金) 12:34 -

引用なし
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   ▼タカさん:
こんにちは。
これは、私自身の経験なので、
あくまで、一例、一個人の体験談として、
お受け止め頂ければと思います。
かつて私自身も、タカさんに似た傾向を持っていました。
「頑固で無鉄砲」「喧嘩は売られる前に売ってやる」
浅はかですが、そんな傾向を確実に持っていました。
ですから、アスペルガーの夫と過ごした最初の3年間は、
「どうしてわかってくれないんだ」と、
散々お互いを傷つけ合いました。
最終的に、私が「このままでは家族まで壊れてしまう。
もう一緒にはいられない。」と思った時、
夫は「それでも家族といたい。一緒にいたい」と言いました。
一緒に居て苦しいだけだとわかっていても、一緒にいたい。
理解は出来ないかもしれない、でも理解したい。
夫のその言葉で、私も「わかってほしい主張」だけでなく、
「わかろうとする努力」を真剣に始めました。

ある自閉症のセミナーで、
理解力とは想像力なのだと学びました。
他人を理解しようとすることは、
単に自分を相手の立場に置き換えて考えるという
単純なものではないと。
それでは、自分と同じ境遇や考え方、
行動をするに違いないという全く根拠のない、
ほぼ有り得ない大前提がないと成り立たず、
むしろ、自分とは感じ方も考え方も相容れない
決定的に異なった他人を前にして、はじめて、
自分の理解力=想像力=理性の価値が問われるのだと。

夫を理解しようと改めて夫を観察するにつれ、
「夫はどういう人間なのか」
「自分はどういう人間なのか」
「どうあろうとしているのか」
「そのためには何が必要か」
「それはどうすれば手に入るのか」
「生きていくために、本当に必要なことって何だろう」
今まで見過ごしたままにしていた課題1つ1つに
気がつきました。
なんて無知だったんだろう、
なんて狭い思い込みの世界で生きていたんだろう、
なんてたくさんのものを
見失った生き方をしていたんだろうと、
自分の浅はかさに、そこではじめて、気がつきました。
それからは、夫との戦いではなく、
自分自身の依存心、
傲慢さとの戦いに明け暮れる日々です。
夫も、私とではなく、常に自分自身と戦っています。
私達は傷つけあい、お互いを壊し合いましたが、
それでもギブアップしなかった夫の強い意思が
私をそんな手探りの道へと導きました。
あの時、夫が「こんなに苦しいならもう一人になりたい」と
言っていたら、今の関係は有り得ません。
私自身、今の私に至るまで、
更なる時間を要したでしょうし、
とんでもない失敗や迷惑を仕出かしたと思います。
2人でああでもない、こうでもないと
休みながらも、たくさんの経験を積み続ける時間は、
「頑固で無鉄砲」「喧嘩は売られる前に売ってやる」私を
見事に打ち砕いてしまいました。
今では、かつての私は笑い話の良いネタです。

自分が進んでいこうとする方向に道は開けます。
まずは「自分ありき」の人生を歩いた上で
「他人ありき」の理解力を養い、
タカさんが望む方向へと、
臆することなく歩を進めて下さい。
自分がどうしたいのか、その為にどうすべきなのか、
その為に必要なことを阻害するのは、
案外誰でもない自分自身だったりします。
自分が進んでいこうとする方向に
どんな障害や困難が転がっていようとも
「自分はどうしたいのか」を、見失わなければ、
道は必ず開けていきます。
「自分はどうしたいのか」
そればかりは、どんなに親密な相手であっても
他人が決めることは出来ません。
人生は、皆、自己責任。
その自己責任の根源ともいえる部分なのですから。

タカさんの道がどういった方向に向くのであれ、
本当に、心から、応援申し上げておりますよ。

[#18405] Re:申し訳ないです
 タカ  - 07/3/16(金) 20:24 -

引用なし
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   ▼ききりんりんさん
 こんばんは 一応ひとつだけ 私は 売られた喧嘩は買うけど 自分からは絶対に売りませんよ ここんとこは私のプライドなんで くだらないかもしれないけど訂正させてくださいな。

 前々からは ご主人との関係を 読ませてはもらっているのですが、愛情の深い方なのかなと思っていました。

>タカさんの道がどういった方向に向くのであれ、
本当に、心から、応援申し上げておりますよ
 ありがとうございます。ききりんりんさんの幸せを応援させていただきますね。

 やはり 私には無理なようです。アスペを障害として文面での理解はしていけると思うのですが 人と向き合った時に 多分 難しいと思います。
 と 言うのも 今日 担当医では無いのですけど 同じ陶芸の趣味を持ってる先生と 展示会場で偶然会って 友人のとの事でなく アスペの事で最後の質問のような内容で 付き合っていけるかどうか聞いたのですよ。先生はちょっと 「なんで?」と驚いたようでしたけど、「アナタは無理じゃないかな?」と言われました。自覚は無いのですが 間逆の性質を持っているらしいのです。生まれつきそうなのかどうか解らないが、感が強いと言うか 何か難しい事を言われましたが忘れました。老夫婦の 「あれ」「それ」の会話の一段階上のようなもので 文字からの情報よりも 仕草や表情や過去の出来事等からの情報の方を優先させているらしいのです。目の見えない方が感が鋭くなるように だいたいの人が対人恐怖症になるような障害で 対人に対する感が強くなったのかも と言われましたが確かではありません。ですが この感が 「お節介」の引き金になってる可能性は高いらしいです。色々身に覚えは多いです。先生が例にあげたように 以前 先生が 何かを探している仕草をしただけで 私が「ハサミ あそこですよ」と言った事とか なんで 鉛筆やノートとかじゃなくハサミだと解ったの?と言われでも 自分でも解りません。このような事が けっこう多いのです。
 そして 文章でのやりとりに不安を感じないか?と聞かれましたが、不安とまではいきませんが 確かに メールや電話が 苦手で じかに会って顔を見ながら話をする方が安心です。これも 特別なことではなく 誰しもがそうで 特に私はそちら側に強く傾いているのだそうです。
 なので 先生が言うには 特別な人 ききりんりんさんのご主人のような そんな自分にとって大切な人だったら 色々 努力する必要はあるかもしれないけど、そうでないなら お互いが 平行線を辿るので あまり接しない方が良いのじゃないかな?と・・。先生は 私の主人がアスペなのかと思ったような印象でしたので、違うんだと ちょっと強く言いすぎたせいなのかもしれないですが・・。

 自分は傷ついても良いのですけど 他人が傷つくのは 耐えられないので
 やはり 直接 接するような事は避け 他で応援できるように 頑張りたいと思います。
 どうぞ お元気で 幸せな毎日を送って下さい
          
         やっぱり文章は 苦手ですし 標準語でなんて書いたら良いの
         か迷うので 読みにくかったら ごめんなさい。

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