|
ケンケン♪さん、はじめまして
六華(りっか)と申します。
医師から当事者の可能性を指摘されている女性です。
ケンケン♪さんのお子さんとはタイプが違いますが、私も登園拒否の経験があります。
人前でほとんど話さない子どもで、家で本を読んでいる方が好きでした。
だから、居心地のいい時間を奪われて、保育園に行かなくてはいけない理由がわからなかったのです。
運動が苦手だったことや、眠れないのにお昼寝の時間があったことなど、あらゆることが苦痛でした。
泣きながら親に引きずられる毎日でしたね。
姉が夏休みの時期は、「お姉ちゃんが家にいるのに、私だけ保育園に行きたくない」と主張すると、うちの親はすんなり休ませてくれました。
それをいいことに、すっかり休み癖がつきました。
「行きたくなかったら、行かなくてもいい」ということを学習してしまう可能性はあると思います。
心配した親がなかなか離れようとしないので、だんだん知能犯になりました。
おとなしく行くふりをして、親が姿を消してから、こっそり抜け出したんです。
裏口まであと一歩のところで、他の子たちがぞろぞろ追いかけてきて、真っ青になった先生につかまえられました。
まあ、そんな保育園生活でしたけど、思い返すのは、「辛かった」日々ではなく、「あの頃、親には迷惑かけたなあ」ということです。
脱走事件も笑い話となっていますね。
これは私の経験であって、他のお子さんは、またいろいろでしょう。
でも、おうちで何事もなかったかのように遊んでいるのならば、ケンケン♪さんさんが思っているほど、痛手になっていないのかもしれません。
泣きじゃくる姿を見ていると、心配でしょうけど、子どもは泣くのがあたり前の生きものですから。
環境の変化による登園拒否は、通過儀式として受け止めて、保育士さんに様子を聞かれたり、おうちでの生活をご覧になって、マイナス変化が現れたら、その時点で休ませられてもいいかと。
後々の心の傷になるというほどの出来事でもないでしょうから、家でケアしてあげたら立ち直れるのではないかと思います。
(いじめや体罰がある、ということならば別の問題です)
ケンケン♪さんにとっても、お子さんにとっても、今の生活が笑い話になる日が来るといいですね。
|
|