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▼あきぼんさん:
小学5年生のアスペ男児と、小学3年生の広汎性発達障害女児の母です。
>5/7に放映された「世界まるみえ!テレビ特捜部」の「母も号泣ワガママ兄弟VS
>子育てプロ軍団」を見ていいたいことがあります。
私もあれ、よく見てますよ?
そして、私が掲示板において、「自閉児育児の基本」をお話しすることと、全く同じ事を、あの番組でも言っていたので、
我が家の場合は、うなづいて見てましたけどね。
先々週だったの放送では、「子供に何が悪いのか?理解させて叱ること」とおっしゃってました。
自閉児は納得出来れば、そして自分の理解が繋がれば、行動に移せますが、それをきちんとわかるように通訳してあげられないと、いつまでも指示が通りません。
その通訳に毎日試行錯誤してます。
でも、理解できれば、すごくスムーズなのでその瞬間は、親として嬉しいですね。
>それは子育てプロ軍団の人たちの
>「子供が悪いのは親がしつけをしていないから。親が悪い」
>という言葉!
>確かに親の接し方によって子供が変わることは私自身も実感しています。
>でも息子のように障害がある場合は「親がしつけをしていないから」
>なんていわれると
>「私だって一生懸命子育てをしているし、悪いことや危険なことをしたときにはキツく叱っているのになかなかできないという、しつけが難しい子だっているのに!」
お気持ちはわかります。
私も自閉児育児がよくわからなかった頃は、「しつけの悪い子なんて言わないで欲しい。」と思ってましたし、
まあ、いまだ他害のある息子に周囲の「どういうしつけをしてるんだ?」の目は厳しいですよ。
でも、発達障害児って、ただ叱るだけじゃ指示が通らないでしょ?
私は、発達障害児だろうが、しつけは必要。ただ、その方向性が違うだけ。
だと思ってます。
物の前後を説明し、先の見通しをわからせてから叱る。
うちの子の場合は、他害が多いので、
君の気持ちもわかるよ(と、受け止めた上で)、でも相手にだって理由はあるんだよ。と、説明する。
(それも毎日試行錯誤、暗中模索ですよ?指示の入るときと入らないときがありますから)
自閉症だなんて知らないときは、闇雲に叱りつけてましたし、うちは主人に理解がなかったので、正座させて頭ごなしに叱りつける、殴る、なんてのもありましたからね。
自閉症は親の責任ではありません。親のしつけでそうなったわけでも無いし、世間で「自閉症はひきこもり」だの、「自閉症は根暗」だのという誤解の元に、見られるのは心外だと思ってます。
ですけれど、子供が自閉症だと知ったら、そこからは自閉症児への対応のしつけをするでしょ?
私達、自閉症児の親は、自閉症児の親として、自閉症児対応のしつけをしていきます。
また、「親がしつけをしないから」と見られるのは、私もいやなので、表向きは頑張ってきちんとしている親を演じているかなあ(演じているというと語弊があるけど、家では子と同じADHDでだらしない親なので…^_^;)
学校の役員やボランティアを積極的に引き受けたり、学校へよく足を運んだり、クラスのお母さん達との関わりに気をつけたり、こうしてきちんとしている親を周囲に見せることで、
いざというとき、「あそこの親御さんはしっかりしている。」と見られれば、「子供が障害で」と打ち明けたときにすんなり行くんですよね。
でなきゃ「あそこは、親もああだから、しつけがされてないんじゃない?」て、見られちゃうでしょ?
息子は他害はあるけど、根は優しいので、「しつけのされてない子」のレッテル貼られるのが可哀想でならないんです。
そのために、親がどれだけ社会性を身につけふるまうか?にもかかってるんで(^_^;)
障害からくる行動で、周囲は「しつけのされていない子」「わがままな子」と見るかも知れない。
でも、「だからあそこは親が…」と、見られるのは、親自身の行動にもかかってくるんだと思うんですよね。
そこが正念場だと思います。
あきぼんさんのお子さんは、5歳と、2歳で、ほんとどちらも手の掛かる時期で大変なのはお察し致します。
ギャングエイジも低年齢化してますしね。
でも、今からの関わり方で、これから先違ってきますよ。
お互い、いい子育てしてきましょうね。(^^)/
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