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▼まるこさん:
遅くなりました。コメントありがとうございます。\(^o^)/
>>私は英語の勉強にNHKの「基礎英語」シリーズや「英会話」シリーズを活用しました。また、「セサミストリート」が2ヶ国語放送になる以前にNHK教育TVで流れていたときも頻繁に観ていました。
>>最近は、カラオケでも毎回洋盤ポップス(カーペンターズやビリー・ジョエルなど)を選曲して歌っています。
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>英語を覚える場合、本を黙読するよりも、ラジオやテレビやカラオケを使って視覚、聴覚、音等、総動員させたということですよね。
>これは、他の科目(国語、算数、物理、等)にも生かせるでしょうか?
>例えば息子は作文が苦手です。漢字を書かせれば体外鏡文字になります。算数は計算は得意ですが、図形がでてくるともうお手上げです。
>Chiquititaさんの場合、作文や算数の応用問題など、どのようにして学ばれましたか?
他に私からアドバイスできることは、興味の対象をできるだけ幅広く持たせることでしょう。
親御さんにとっては取るに足らないことであっても、息子さんにとっては非常に大切なものもたくさんあるでしょう。それを出発点にしていただいても構いません。
例えば、特撮アクションドラマが好きなら、ロボットを作るために必要な機械工学や物理学に興味を持ってもらう、そういった形で、少しずつ実生活に役立つ分野にも興味の対象を向けさせるのが妥当ではないのかと思います。
大工さんに憧れているのなら、建築工学や材料工学といったジャンルの勉強は必要ですが、まずはそれらの基礎になっている理科や算数(数学)に興味を持つことが必要でしょう。
発達障害の当事者でも、好奇心の旺盛な人はたくさんいますし、その好奇心を原動力に社会で活躍している人も多数います。
>お母様は教育ママタイプでしたか?塾には通われていましたか?というのは、私の息子は親が言わないと全く勉強しないタイプで、私は朝から晩まで「勉強しなさい!」と、怒鳴りつけているからです。問題集を買ってきて(息子は決してやろうとしませんが)やらせようとし向けます。塾にも行かせようとしました。(一ヶ月で辞めましたが・・)はたから見たら、すごい教育ママに見えるでしょうね。自分は本当にこれでよいのか悩んでしまいます。
>親がいわなくても、自分から『勉強しよう!』と思う時期はくるのでしょうか?
それは心配ないでしょう。
息子さんが興味を持たれたジャンルの勉強は、案外自発的にするようになると思います。
学校では、得意科目も苦手科目も満遍なく勉強させるので、得意/不得意の差が大きい発達障害児童にはつらいものがありますが、得意科目で自信をつけさせることが、不得意科目にもプラスに働くことは実際多いと思います。
悪く言えば「専門バカ」でも、特定ジャンルのスペシャリストになることは、今後発達障害の当事者が社会で活躍するために必要なことだと思います。
ただ、得意科目で挫折するとショックが大きいので、得意科目を複数持ったほうがベターでしょう。
ただこれは、主要5教科(小学校で英語がない場合は4教科)の複数、という意味ではなく、むしろ、社会科の地理と歴史というパターンや理科の古典力学と電磁気学、などというパターンのように、複数ジャンルを得意にしているほうが有利だ、ということです。
私の場合は、もともと化学が得意だったので、薬剤師志望で国立理系に通うべく勉強しましたが、親はそれほど熱心ではありませんでしたね。
確かに身体障害を抱えているために本人だけでなく親も世間体を気にしている雰囲気はありましたが、大学さえ無事に卒業できれば身体障害もハンデでなくなる、という考えがあったことは事実です。
不運にも大学在学中に身体障害が悪化して前途歩行不能になり、引きこもりにも陥ったことで薬剤師の夢は挫折しましたが、コンピュータにも興味があったことで救われたので、現在はITの技術者として頑張っています。
発達障害の当事者は理系科目の得意な人が多いと言われていますが、またそれに関して過去に本BBSで問題になったことがありましたが、文系科目でも才能を活かしている当事者もいますので、どんなジャンルであっても好奇心がキーポイントであるということをお伝えさせていただきます。
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