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管理人の秋桜です。
六華さんと田舎猫さんのアドバイスはそもそも視点が違います。田舎猫さんの考え方はカウンセリング(=共感)がベース、六華さんの考え方はコーチング(=現状把握とそれに見合った行動)がベースですからそれについて正しいかどうかは議論しても意味がないと私は思います。
今の時点で事実なのは
・アスさんはある会社に雇用されている
・自分に似ているような人がいて気になっている
・その人は上司にいじめられているようにアスさんには映っている
・その様子を見ていると無力感を覚えてしまい、転職したくなる
ということだけです。
私は第三の視点としてそのいじめられている人のコミュニケーションパターンがどうなのか、というものをもう少し考えること、そしてもしかしたらアスさんがその状況を無意識のうちに助長してないか、ということです。
そのいじめられていると言われている人は実は無意識のうちに人に否定されることをコミュニケーションパターンにしている可能性も考えられます。本当は成功したいのですが、失敗体験があまりにも多いためにそれがやめられないのです。
上司は彼の状況を受け取ってその人を否定することでコミュニケーションを取っているわけです。上司が他人を否定することで自分を保つタイプの人だったらまさにこうすることでお互い自分の役割を果たしているのです。
そして文章から拝見するとアスさんは共感能力があるのはいいのですが、自我が少し弱い印象を私は受けています。このようなタイプの人が今回のような状況を見てしまうとついやってしまうのが「世話焼きさん」役です。弱い立場の人を見ると「かわいそう」「ほっとけない」となって優しく声をかけてしまいます。
いじめられている人が憂鬱になって落ち込んでいる時に誰かに優しく声をかけられるコミュニケーションを得ることがパターンになっているケースはわりとよくあります。
思い当たることがあったらやはり自分のコミュニケーションの取り方や「相手は相手。自分は自分」という冷静に物事を分析する能力を身に着ける努力をした方が私はいいと思います。今後転職をされる場合でもきっと役に立つはずです。
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