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はじめまして。
小6のアスペの男子の母です。
うちの場合もかあさんさんのお子さんと同じで気が弱いというか優しいというか、
やり返せない子です。
夫はやられたら倍にして返すタイプ。
私も「やられたらやり返せ!」と言いたいタイプの母です。
でも、言いません。
息子には出来ないのがわかるから。
低学年の頃は、「学校で何かあったら先生にちゃんと言いなさいね」
と言い聞かせ、確かにそうしていて、それなりに対処してもらってたようですが
高学年にもなると先生もいちいち聞いてられない、というか
何でもかんでも先生に言う、というのもはばかられるというか…
息子は私に言われた通りささいなことでも先生に言ってたとしたら
正直「またか…」と本気で考えてはくれなくなるような気もしまして、
ある程度のことなら自分で対処できたほうがいいかな、とも思い
ある時「○○に蹴られた…いつも蹴られる…先生に言ってもダメ」
と悲しそうに訴えてきたので
「お前は身体も大きくて腕の力も強いんだから今度蹴ってきたらどついちゃえ」
などとアドバイスしましたら
「僕はそんなことしたくない…(涙)」とうるうるされてしまい
どうしたもんか、と夫共々考えまして
それなら、蹴ってきた足を思いっきりつかんで離さないってのはどうか?
と。
ちょっと漫画みたいな図になるので、息子も面白がって「うん、やってみる!」
と少し元気になったので
そのあとは、正当防衛ということもあるのだよ、と夫が息子に丁寧に説明しました。
正当防衛しなくてはならないほどの事態になる事なんてそうそう無いとは思いますが
万が一命の危険にさらされた時などはしなくてはならないんだ、と教えてました。
次の日息子はにこにこして帰ってきて「やってみたら上手く行った!」と報告してくれました。
本当かどうかは解らないんですが、何か行動できたのかな、とは思います。
自分で解決(本当はしてないのかもしれないけど…汗)できた
と思うのも一つの自信につながるのかもしれないですね。
しかし、目に見える事態には比較的対処しやすいですが
目に見えないような陰湿ないじめとかは難しいんでしょうね。
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