アスペルガーの館の掲示板

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[#20431] どうしたら分かってくれますか? 悩める3児の母 07/6/26(火) 14:53 [未読]

[#20456] Re:どうしたら分かってくれますか? 悩める3児の母 07/6/27(水) 14:34 [未読]
[#20473] こどもの気持ち PAO 07/6/28(木) 2:52 [未読]

[#20456] Re:どうしたら分かってくれますか?
 悩める3児の母  - 07/6/27(水) 14:34 -

引用なし
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   PAOさん、はじめまして。
ご返事ありがとうございます。


>はじめまして。
>現在通院中でまだ診断は下りていませんが、たぶん高機能自閉症でしょうと言われている同じく小1の息子がいます。

同じく小1の息子がいらっしゃるのですね。
プールは始まりましたか? うちの子は、早速、溶連菌にかかってしまい、学校を休みました。
健康だけは自信があるので、健康優良児を目指していたので、残念!!

>息子も言葉に遅れがあって、2歳半の時に一度専門医を受診したのですが、その時は「1年程度の言葉の遅れ」としか言われず、私も自閉症だとは思わずに育ててきました。

上の子も言葉に遅れがありましたが、3才で保育園に入って、すぐに言葉が増えたので、この子も同じだと思っていました。
確かに、心配はしていて、2才の頃、一度専門医に受診したのですが、その前に耳鼻科の検査をさせられ、中耳炎だったので、そのせいで言葉が遅れていたんだろうと言われたのです。
その時に、気が付いていれば、もっと違ったのかしら。


>3歳で幼稚園に通いだし、幼稚園のトイレのレバーを悪戯するのをやめられないとか、水道で頭を洗って、更に友達の頭も洗った(友達も大喜びで)とかがあり、家では「大人しい子」だと思っていたので聞いてびっくりして悩んでしまいました。

うちの子は保育園に入っても、自分の名前も言えず、ずっとボゥッと、縁側に座っていました。先生や友達が、やることを指示してくれるのですが、ずっと座っているだけ。

今は知識があるので、これは・・・と気が付くのですか゛、当時は知識がなく、自分の子が発達障害なんて思ってもいなく、ただ心配で遠くから見守るだけでした。

>>私もその時は発達障害という言葉を全然知らなくて、「実際に見てもいない息子を何で障害児扱いするの」と頭にきて、「うちの息子はただ好奇心が旺盛で『窓際のトットちゃん』みたいな子なんですっ!」と反論したら、「黒柳徹子さんは『小さいときから考えてきたこと』という本の中で、ご自分が発達障害(LD)であったことを認めています。」と書かれました。(撃沈)

そうでしたか。
私も自分の子を冷静にみていると自負していた人間で、しつけにも厳しいし、甘えを許さない、スパルタ母ちゃんだったのです。
泣こうが叫こうがダメなものはダメで押し通してたのに、次男には通用しない。
言うこと聞かないから、置いて帰るって、歩いていっても彼は付いてこず、しめたとばかりに、どっかに行ってしまって迷子になる。
しかも、迷子という自覚がないので困ったものです。

>工作は”できない自分が許せない”勝ちこだわりのようなものか、あるいは初めての経験への不安だったのではないでしょうか?

初めての工作で、色々な箱をボンドでくっつけて好きな形を作るというものでした。心配でしたので、家で練習もさせました。
家でも、ハイテンションで箱を並べて、頭で次々に浮かぶ形を再現してキリがないので、授業では時間が限られているので、あらかじめ、何を作るか考えることと、ボンドの付け方を口頭で教えたのです。

ですが、実際は、形をつくるまでは上機嫌でやり、ボンドの付け方は先生がみんなに教えるまで待っててねと言ったにもかかわらず、 机にボンドをドパッと出してしまったそうで、先生が気づいたときは、手遅れだったそうです。
多すぎるボンドで箱という箱がベタベタで、直しようがなく、くっつきもせず、
彼はできないと半泣き。

先生も気を使って、グループごとに机を並べて他の子の作業が見えるようにしてくれたそうですが、自分の世界にはいっている彼は、見ていない。

結局、何も作れず、彼も怒って、全部、箱を袋にしまってしまったそうです。

そんなことはつゆ知らず、帰ってきた彼に「どうだった?」と聞いたしまったのですが、むにゃむにゃと、小声で「ロボットはやめて、小さいのにした」と答えた彼。


後から担任に聞いて、びっくりでした。
あれだけ家でハイテンションで、絵まで作るロボットを書いて楽しみにしていたのに、思うように出来なかったら、へこみますよね。

でも、私には絶対、そのことは言わない。
なぜだろう。   
私も実際にボンドでくっつけることをすれば良かったと後悔。
来週、またすると言っていたので、ボンドの付け方を教えようとしたら、
「知っている」そうです。「手でうすくボンドをつけて、箱にのばし、5秒かぞえるんだよ」って教えてくれました。

う〜ん、知っているのに実際は出来ない。
ジレンマですね。


>口笛は、保育園から小学校への環境の変化で、最初は緊張していた気持ちが少し慣れてきて、緩んできての行動かもしれません。
>「ただ目立ちたいだけ」ってことはないですか?

そうなのかもしれません。
変なときに目立って、どうするんだって思いますが、注目されることが彼にとって楽しいのかもしれませんね。


>息子にとっては、いつも怒っているお母さんより、たまに怒るお父さんのほうが怖い存在らしいです。

「我が家も父親に言うよ」と脅かすと、「絶対言わないで」と言います。


>叱られるのが嫌で、単に言い逃れたいだけではないでしょうか?
>自分はやってはいけないと思ったけれど、自分じゃない人がいいと言ってやってしまった。自分が悪いんじゃない。
>↑違いますか?

そうなのでしょうか。
人のせいにするほど賢くないと思っていたのですが・・・。
バカ正直なところがあるので、咄嗟にウソがつけないのです。
次男がウソをつければ、ある意味、立派と思ってしまう私です。


>息子位の年齢になると、今まで聞き慣れなかった「死」という言葉が、やたらに耳につくようになるように思います。
>テレビのニュースで聞いたとか、誰かが言ってたとか。
>「死にたい」ではなかったと思いますが、息子も「死」にこだわって何かにつけて「死」という言葉を使うようになった時期がありました。

確かに人が死ぬというニュースを見ていると、過剰に反応します。
誰が死んだの? どうやって死んだの? 質問攻めになることも。

>私は確か「「死ぬ」ってことはね、お父さんにもお母さんにももう会えなくなって、好きな食べ物も食べられないし、ビデオも見れなくなっちゃうってことだよ。
>そうなったらどうする?嫌だよね。お母さんも○○(息子)が死んじゃったら嫌だ。だから「死ぬ」っていうのはみんなが嫌がる言葉なの。だから言わないで。」
>というような事を言ったと思います。

私も同じようなことを言いました。そういえば、最近は言わなくなりました。
自傷行為も落ち着いているので、精神面は安定しているのだと思っていましたが。


>今のところはこの「お金を払ってもらう」(弁償してもらう)っていうのが効いているようです。

お金が大好きな次男です。
お金の価値も知らないのに、「100円ちょうだい。いっぱいちょうだい」と手を伸ばしてきた保育園時代でした。
「お金を払ってもらう」(弁償してもらう)、これ使えるかも・・・。
試してみますね。

ありがとうございました。

[#20473] こどもの気持ち
 PAO  - 07/6/28(木) 2:52 -

引用なし
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   悩める3児の母さん
お子さんが3人いらして、下のお子さんが1歳だなんて、本当に大変だと思います。
お体のほうは、大丈夫ですか?
どうぞ無理をなさらないでくださいね。

>初めての工作で、色々な箱をボンドでくっつけて好きな形を作るというものでした。心配でしたので、家で練習もさせました。
>家でも、ハイテンションで箱を並べて、頭で次々に浮かぶ形を再現してキリがないので、授業では時間が限られているので、あらかじめ、何を作るか考えることと、ボンドの付け方を口頭で教えたのです。
>ですが、実際は、形をつくるまでは上機嫌でやり、ボンドの付け方は先生がみんなに教えるまで待っててねと言ったにもかかわらず、 机にボンドをドパッと出してしまったそうで、先生が気づいたときは、手遅れだったそうです。
>多すぎるボンドで箱という箱がベタベタで、直しようがなく、くっつきもせず、
>彼はできないと半泣き。
>先生も気を使って、グループごとに机を並べて他の子の作業が見えるようにしてくれたそうですが、自分の世界にはいっている彼は、見ていない。
>結局、何も作れず、彼も怒って、全部、箱を袋にしまってしまったそうです。
>そんなことはつゆ知らず、帰ってきた彼に「どうだった?」と聞いたしまったのですが、むにゃむにゃと、小声で「ロボットはやめて、小さいのにした」と答えた彼。
>後から担任に聞いて、びっくりでした。
>あれだけ家でハイテンションで、絵まで作るロボットを書いて楽しみにしていたのに、思うように出来なかったら、へこみますよね。
>でも、私には絶対、そのことは言わない。
>なぜだろう。   

先のレスで紹介した黒柳徹子さんの『小さいときから考えてきたこと』の中で、
小学校に入学するための簡単な試験(小さな四角や三角などを並べて、大きな三角を作る問題)が、みんなが出来るのに自分は出来なかった時のトットちゃん(黒柳さん)の気持ちに触れた部分があります。

「それにしても、私は、自分が、どうして出来ないのか不思議に思った。今までやったことのないものだけど、たかだか、五つか六つのものを組み合わせて、三角形を作るだけなのに出来ないなんて!とうとう、隣りの子も出ていった。ほとんどの子が出ていってしまったのに、私はまだ出来なかった。私は、うしろを振り返った。廊下のところに父兄が立って見ていたのだけれど、いまは、私の母くらいしか、いなかった。母は、ガラス窓の所から、心配そうに、私を見ていた。私は母のほうに、ニッコリして手を振った。母も手を振った。母を心配させたくなかった。あせっているんだ、という所を見せたくなかった。(中略)
とうとう、広い教室には、私一人になってしまった。私は、またうしろを振りむいた。母が笑って、手を振った。私も笑って手を振った。たった五歳でも、子どもというものは、あんなにも、親に心配をかけたくないものか、と可哀そうになる。母が、私のことを、頭の悪い、出来ない子だと思っている、とは、思っていなかった。ただ、私が出来ないことを、私が自分で恥ずかしく思ったり口惜しがっていることを、母に知らせたくなかった。本当は、すぐ出来るんだけど、ふざけてやっているんだ、と思ってもらいたかった。そして、事実、出来るはずだった。」

うちの息子も、学校給食が食べられなくて2日間パニックを起こしたそうですが、何も言いませんでした。
元々、偏食(食わず嫌い)で、食べられる物のほうが少なかったのです。
幼稚園でも給食(週2日)の様子を聞いたのですが、「食べていますよ」と言われ、「家では食べないのに???」と思っていたのですが。
幼稚園でよく見ていてくれなかったのか、あるいはご飯(白米)は食べるので気がつかなかったのか、いずれにしても学校で残すことは予想できていました。
でも毎朝息子が「今日の給食は何かな?」と献立表を見ていたので、まさかパニックを起こしたとは思いもしませんでした。
時々「給食はおいしい?」と聞くと「おいしいよ。○○(自分)は、野菜も食られるんだよ。」と言っていましたし。
私も、ずっーと後になってから先生に聞いて、びっくりでした。

聞いてから、息子に「給食さぁ、残していいんだからね。無理して食べなくていいんだよ。」と言うと、「うん。」とだけ答えました。パニックのことにはもちろん触れませんでしたが、息子の心の中で「お母さん、知っちゃったんだ。」と思ったのかもしれません。
それからです。
先生も私も、給食については何も言ってないのに、いつの日からか毎日完食しているのだそうです。自分の力で、ひと山乗り越えちゃったみたいです。

例の「頭の中でー」のことですが。

>>叱られるのが嫌で、単に言い逃れたいだけではないでしょうか?
>>自分はやってはいけないと思ったけれど、自分じゃない人がいいと言ってやってしまった。自分が悪いんじゃない。
>>↑違いますか?
>
>そうなのでしょうか。
>人のせいにするほど賢くないと思っていたのですが・・・。
>バカ正直なところがあるので、咄嗟にウソがつけないのです。
>次男がウソをつければ、ある意味、立派と思ってしまう私です。

私の説が正しいかどうかはわかりませんが、どうぞ”ウソ”という風には取らないで欲しいと思います。

幼稚園年少(3歳)の時に息子は叱られるとよく、「わぁー」と叫きながら走っていって、わざと転んで「痛いー。痛いー。」と大騒ぎすることがありました。
私は、叱られた息子が私の反応をみるためにやっているんだと思い、「大丈夫?痛かったでしょ?お母さん、もう怒っていないから、もう痛いことはやめなよ。」と言って撫でていました。まぁ、息子がわざとしていることは当然わかっていましたが、「こうすればお母さんは優しくしてくれる」と期待していると思ったので、「なかなか頭を使っているナー」位に思っていたのです。
ところが同じ事を幼稚園でもやったそうで、先生に「(こういう事をして、)私を騙すんです。」と言われました。
確かに行為そのものは、先生を騙している?のかもしれませんが、3歳の子どもですよ。
騙されてあげてもいいじゃない?って私は先生の言葉がとっても不愉快でした。
私って、親ばかかしら?

「頭の中でー」のお話も、ホントでなければウソという事になるのでしょうが、
もし私だったら、「頭の中でいいって誰かに言われたの?でも○○(息子さん)は悪いって知っていたんでしょ?じゃあ、言うこと聞いたらダメでしょ。『いい』って声がしたら、『ダメだよ。』って言い返さなくっちゃ。」って言うと思います。
実際に人の心の中には『天使』(理性)と『悪魔』(誘惑)が住んでいますよね。
ですから、『悪魔』(誘惑)に負けるな!と教えると思います。

こどもが何を考えてるのかなんて、私もわかりません。
わかりませんけれど、通りすがりAさんが仰る通りで、始めから否定的な眼で見るよりも肯定的な眼で見てあげて欲しいです。
『小さいときから考えてきたこと』是非読んで欲しいなと思います。

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