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はじめまして!
保育施設で働いています。
家庭では4人の子どもの母をやっています。よろしくお願いします。
>初めまして、一昨日から家出をしている16歳・高2の息子のことです。
おだやかでないですね〜。
淡々とした文章ですが、お子さんを理解しようと思いながら、理解に苦しむご家族のみなさんの思いがよく伝わってきました。
> 息子に「言葉のアヤが理解出来ないのかな?」「相手の本当に言いたいことが想像出来ないのかな?」と思われるところや、2歳半まで言葉が出なかったこと、友だちが発する【面白い声・言葉(ぁあああ〜っ!というような奇声、意味のない単語)】を真似し始めると止まらないこと、言うことと行動の不一致など「アスペルガーかな?」と思い始めて半年くらいです。
>彼はもう家出して帰って来るかどうか判りませんが、もし帰って来たらどこか受診した方がいいかな???と思い書かせて頂きました。
ぜひ、おすすめしたい本があります。
発達障碍と子どもたち
〜アスペルガー症候群、自閉症、そしてボーダーラインチャイルド〜
山崎晃資(児童精神科医 目白大学客員教授)
以前は精神遅滞かそうでないか、あるいは精神障碍とそうでないかという境界領域にあるこどもをボーダーラインチャイルドと呼んだ時代もあるほど、とてもあいまいな言葉ですが、この本では主に乳幼児期のごく早い段階で、安定した親子関係を築くことができなかったために、歪みのある性格になってしまったような状態にある子どもを、ボーダーラインチャイルドと呼んでいます。(本書より)
安定した親子関係を築けなかった理由として
1)知的レベルが正常であるために、障碍があるように見えないが、本人はとて も困難さに直面している。自分の思うように事が運ばず、孤立している。親から理解されていないんだといつも感じて、親に反抗的になる。
2)親の養育態度の問題・・「過保護」「完全主義」「拒否」という養育態度が子どもに悪影響を与える。
ということだそうです。
とても興味深かったのは
アスペルガーの子どもは「だめなこと」をゆっくり、ていねいに詳しく説明することで素直に聞き入れる事が多いのに対し、ボーダーラインチャイルドの子どもは同じように話をすると、てのひらを返したように「大嫌い」と言って悪口雑言を言い始めたり、「裏切られた」「傷つけられた」と反撃したりすることが多いという違いです。
アマゾンなどのネットショップでも購入できますので、詳しくは実際に読まれるといいのではないかと思いました。
よい解決の方法が見つかることをお祈りしています。
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