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▼minasaponさん:
はじめまして。早めに診断されてよかったですね。
現在小4の息子も不規則・不適切発言で学校でトラブルことが多かったです。
うちは小2から通級と通院をしていますが、家庭では、ペアレントトレーニングと行動療法の手法をみようみまねで取り組んでいます。
>年少の時は自分の考えを伝えるのが苦手だったのですが、
>年中に上がった頃から自己主張が激しくなり、
>登園拒否や周囲への暴言が始まりました。
たとえば「ぶっ壊す」の暴言は、自己主張と言っても本当にぶっ壊すことを想定しているわけではなく、「幼稚園はイヤだ、キライだ」「お友だちはキライだ」と言うことが攻撃的な言葉になって出てるのでしょう。聞いていて気持ちのいいものではありませんが、彼の内なる感情は受け止めてあげることが必要と思います。
まず、「燃やす」「ぶっ壊す」「バカ」などいくつか制限すべきキーワードをピックアップしておいて、感情の部分は「幼稚園がイヤなんだね」と受容的に聞いても、「ぶっ壊すとかバカとか言う言葉は、怖いから(あるいはお母さんがイヤだから)言わないよ」と制限します。
そして、「幼稚園はイヤ」「お友だちはキライ」といった、より穏やかな言葉で表現するよう繰り返し教え、置き換えて言うことができたらほめてあげます。
お母さんに対する暴言も、「太ってるね」「ママ馬鹿だね」など、社会的にどうよ?と思う言葉は「その言葉はひとが傷つくから言いません」と制限すべきでしょうねえ。
うちの子は小4で、やっと自分から「言ってはいけないこと」に気付けるようになってきましたが、早くからきちんと教えればよかったと思います。
>「僕は何でもできるよ。何でも1番」
>「この家の事は僕が決めるんだから」などと言ったり、
これも、おっしゃる通り自信のなさの裏返しかもしれませんが、勝ちこだわりにつながって、同年代の集団に入るとトラブルの元なんですよね…
下手に反応するより、無視しておいて、本当にちょっと努力したらできた!というときにいっぱいほめてやって、自信をつけていくしかないのかなー…
>「洗剤使わない方が地球に優しいのに…」
>「うんちしてるの?それともおしっこ?」
>「電気沢山つけるともったいないって知ってる?」
>「たまにはスペシャル料理作ったら?」
…こういうのは、私は全部相手にしないでしょうねぇ。
一々相手にしてたら、こっちの感情がもちませんもの(^^;
>あと、好奇心旺盛な子なので
>「これはどうしてここにあるの?」とか
発達の大事な一段階ですが、答えてあげる必要はないと思います。
「なぜだろうねー?」と、「フシギだ」と思った気持ちに共感してやればOK。
>「そんな事言ったら悲しい」と訴えても効果はイマイチです。
残念ながら、日本の教育で従来取り入れられてきた「情動に訴えて教える」方法は、こういう特性を持つ子どもには効果はあまり期待できないと思います。
なにしろ「ひとの立場に立ったらどう見えるか?」という想像力にそもそも困難があるのですから。
ひとつひとつの言葉や場面ごとに丁寧に根気よく「具体的に」どういう言動に置き換えたらいいか、教えていくしかないと思います。
うちの子もいまだに十分には暴言等がなくなってませんが、こんな感じで教えてきました。何かの参考になればと思います。
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