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甲虫さん
はじめまして・・
保育の仕事をしています。
私の理解を超える行動をする子どもとの出会いによって、経度発達障碍やAD/HDを、知識ではなく実際に学ぶ機会を与えられました。
甲虫さんもきっと私と同じような道筋で、この館にこられたのではないかと推察しています。
この館で多くの方々が書き込んでいられる「生きにくさ」を考える時、障碍を正しく理解されずに、ただなまけている、やる気がない、衝動的、乱暴と批判や非難の目にさらされてきたことと、大きく関連しているのだと思わされます。
頭ごなしに否定しない態度で、ゆっくり、でもけっして見放さない態度でかかわることによって、子どもなりに自分の気持ちを素直に吐露するような関係へと変化してきました。
特別支援学級の先生という立場は、保護者が理解のない場合は保護者と子どもの間を、あるいは担任がそうであれば担任と子どもの間をとりつぐ存在になれたらいいのではないかと思います。
甲虫さんがこの館でスレッドをたてられたということが、もうすでに支援者としての方向性を懸命に探しておられる気持ちが伝わってきます。
障碍の診断を受けているわけですから、まず、障碍の特質についての知識と理解を深めることと同時に、生徒が落ち着いて過ごせるためにはどんなことが具体的に必要かなどを本人との生活の中で見つけながら、支援のあり方をさぐってください。生徒さんが抱え込んでしまっている問題の根っこにまで関わる覚悟で真剣に向き合うことによって、道は開けるでしょうし、教師としての学びの上で大きな収穫となることはまちがいないと思います!
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