|
ご意見ありがとうございました。
>この説明を見ると、ACと言うよりは、境界性人格障害の予備軍をボーダーラインチャイルドと言っているように思えます。
>ACの場合は家庭環境により自己評価が低いために攻撃的に転じるよりも、自己への責める傾向が強いと思います。
はふさんのご指摘のように、ASの方でも受動型の場合は衝動性のパニックよりも、どうしていいかわからなくなる形のパニックもありますね。そういう意味では全ての方が衝動的に攻撃するという印象の書き方は不適切だったと思いました。すみません。
乳幼児期のごく早い段階で安定した親子関係を築くことができなかった子どもが、歪みのある性格になってしまった状態をボーダーラインチャイルドと考えます。
主な特徴は
1自我を保ちにくく、状態が神経レベルから精神病レベルまで移りやすい
2不安の処理が下手で、パニックに陥りやすい
3空想と現実のできごとを混同し、パターン化したものに興味を持つ
4未熟な依存的愛着を示すが、対人関係のあり方は不安定
5衝動のコントロールが不得手で、リストカッティングなどを繰り返すことがある
と書かれています。
特にアスぺと明らかに違う部分が、この4だと私は感じています。
「大好き!」と本当にべたべたに関係を深めようとするかと思うと、自分が受け入れられていないと感じた途端に、被害者である自分を強く感じて、とても傷ついたり、あるいは「あなたに傷つけられた」と一方的にせめたりという両方があるようです。
はふさんがおっしゃっておられることは、1での(うつなどに代表される)神経レベルの疾患でもある「自分を責める」という行動だと言えますし、ご指摘のとおり、境界性人格障碍につながっていく行動もあり、両者をボーダーラインチャイルドとよんでいるようです。
一方で、アスぺは独自の考え方が自分の中にあり、この依存的な愛着という点が生育歴の中では見られないことが多いのではないかと思われますが、いかがでしょうか?みなさんのご意見を聞かせていただきたいです。
|
|