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▼florさん:
florさんも息子さんも、十分がんばってこられたと思います。
もう、無理してご自分たちを誰かの決めた枠にはめようとしなくても
いいんじゃないでしょうか?
その園長さんはちょっとエキセントリック過ぎだと思います。
友人はモンテッソーリの研修を受けて幼稚園の先生をやってますが、
本来のモンテッソーリ教育は、「子どもが主役」なはずです。
結局、教材だの、プログラムの一部だのを部分的に導入しただけでは、
いかなる立派な教育理念も絵に描いた餅です。
活動や準備に手間がかかる子だったら、時間内に自分でできるようサポート
してやる技量をあれこれ持っているのがプロだと思います。
偏食のある子だったら、一口づつ慣れさせるとか、あれこれ工夫して
「食べられた!」という達成感を与えてやるのがプロだと思います。
何時間も居残りさせるなんていうのは、プロじゃないです。
他にも、子どもを傷つけるようなことを子どもの前で言ったり、
ひとりひとりの発達段階に応じて指導することができないなら、
そもそも保育、教育者のプロとして失格だと思います。
幼稚園の先生は、二年とか三年とか短いスパンしかその子に関わりません。
だから性急になってしまう面があるのは仕方ありません。
でも、親は違います。
成長のゆっくりな子だからこそ、長い目で見守ってやることが必要です。
うちの子も、集団でいるところを観察してると、社会性については
小2のお友だちと同程度(つまり−2才ぐらい)と思いますが(苦笑
でも1年前と比べると確実にパニックが減ってきましたし、
本人としてはゆっくりじっくり、でも確実に成長しています。
長い目で見れば、性急に同年齢と同等にと焦るより、
一歩一歩成長して、できたことが増えるのを、親も子も楽しんだ方が
絶対将来この子の底力になると、私は思ってます。
florさんも、どうか夏休みを子どもと一緒に楽しんでください。
息子さんも頑張り過ぎてこだわりや不安が強くなってるのかもしれません。
少し肩の力を抜いて、のんびりさせてあげてください。
たまにはおバカなDVDでも見て一緒に笑うとか、リラックスしてください。
せっかくの夏休みなんですから…
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