アスペルガーの館の掲示板

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[#21211] 幼稚園を換わることにしました。(ものすごい長文です) flor 07/7/24(火) 12:21 [未読]

[#21232] ありがとうございます。復活しました。 flor 07/7/25(水) 5:47 [未読]
[#21234] Re:ありがとうございます。復活しました。 penpen 07/7/25(水) 8:00 [未読]
[#21253] 息子さんの幼稚園はすばらしい幼稚園だと思... penpen 07/7/26(木) 16:39 [未読]
[#21264] penpenさんへ flor 07/7/26(木) 22:47 [未読]
[#21273] Re:penpenさんへ penpen 07/7/27(金) 6:21 [未読]
[#21265] Re:息子さんの幼稚園はすばらしい幼稚園だ... 明子 07/7/26(木) 22:49 [未読]
[#21275] Re:息子さんの幼稚園はすばらしい幼稚園だ... penpen 07/7/27(金) 7:23 [未読]
[#21276] Re:息子さんの幼稚園はすばらしい幼稚園だ... flor 07/7/27(金) 8:25 [未読]
[#21279] florさんへ penpen 07/7/27(金) 9:22 [未読]
[#21291] Re:息子さんの幼稚園はすばらしい幼稚園だ... 明子 07/7/27(金) 23:15 [未読]

[#21232] ありがとうございます。復活しました。
 flor  - 07/7/25(水) 5:47 -

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   みなさん、レスありがとうございます。
昨日の今日でビックリするくらいの速さなのですが、かなり浮上しました。

ちょっと読み返すとビックリするくらいひどい園と先生に思えますが、いいところもいっぱいあるんですよ。
例えば宿題。
子供の一人一人のレベルにあったものをくれるので、みな内容が違います。
ノートも同じですが、ノートにいたっては、全部先生の手書きです。
文字もものすごく美しく、硬筆のお手本のようです。
宿題やノートに対するOKの水準も高いですが、一番初めに覚えた文字が、一生続くから、それを身につけさせるために、美しく丁寧に書かれたものでないと合格点をくれないんだと思います。
子供たちを連れていってくれるピクニックや山登りでは、子どもは全員500mlのペットボトルにお茶を持っていきますが、先生方は足りなくて困らないように、リュックの中に2ℓのペットボトル2本分のお茶をそれぞれ持っていってくださいます。
スキー合宿では、子どもたちがスキーの講習を受けている間に、先生方は夕食の準備をしてくださるそうです。食事をつけてもらうと料金が高くなり、保護者の負担になるから・・・と。先生方は休む暇などないそうです。
夕方遅くまで子どもに居残りさせるなんて・・・と、つい被害者意識で見ていた私ですが、子どもが残っているということは、先生も残っているということ。
それを、子どもの成長のためだから、と、やってくださっているんです。
長男は、だらだらしたりボーっとしたり。
居残りも半端じゃなくあり、いやなことがあるとすぐに自分の世界に入り込み(?)何をやってたか忘れちゃうから、扱いづらいし、イライラもすると思います。間違いなく、一番手をかけてもらった子どもだと思います。
在園中に発達障害の診断を受けても、こどもはこども、と、他の子どもと区別なく、特別視することなく、個性ととらえて接してくださったと思います。レッテルなどを貼ることなく、それまでとまったく同じように、接してくださったと思っています。
何かのときに、『彼(息子)の今の課題は、いすを持ってきて、座る場所を決めて、そこに座ることなのよ。なかなかそれが出来なくてね、ずっとうろうろしてるんだよねぇ・・・』といわれたとき、そんな細かく見てくださってたんだ、息子本人をしっかり見て、お仕事とか工作とか、そんなことではなく、普通はあたりまえと思うような、いすを持ってきて座る、そんなことを息子の課題だと言ってくださるんだ、と、感動したのを覚えています。
園には今、教育の世界では結構有名らしいルポライターが1年間の密着取材をしています。卒園生がとてつもなく優秀(勉強とか運動とかそういうものだけでなく、精神的にも強いとか、そういうことで)で、どういう教育をしているか見たい、とじきじきに申し込みがあったそうです。数年後に出版予定だそうです。
先生は、モンテッソーリ教育の先生をされているみたいで、セミナーみたいなもので教鞭もとっていらっしゃいます。モンテッソーリの世界では、先生もかなり有名らしいです。
モンテッソーリ教育では、実体験が重要視されていて、特に、手を動かして獲得していくものが非常に重要と考えられています。(私の解釈なので、まちがっているかもしれませんが・・・)手を良く使うために一番良いのは、自分の身の回りのことををやることで、そのため、身支度や身の回りのことを自分でやることを徹底しているんだと思います。そして先生は、自立を促していっているんだと思います。
すべての生き物には自然からの課題が与えられている、
(よくたとえられるのが、蝶の卵からかえったアオムシは、光に対して感受性が鋭く、(敏感期と呼ぶ)より光の当たる枝の先ほうへと動いていく、そうすると、そこにはアオムシの好む若くてやわらかい葉っぱがある。しばらくするとひかりにたいする感受性が急に収まり、その結果、暗い葉の影でさなぎになる、アオムシの光に対する感受性はいきるためにしぜんからあたえられたしゅくだいである・・・と、そんな風なたとえだったと思います。)
子どもも一人一人がそのときに与えられている課題(敏感期)に沿った学習が必要であり、その課題時期は一人一人違うから、自分で教具を選び、それを納得いくまでやらせることが必要、そうすると集中現象と呼ばれる、回りの物音も起きていることも気づかないようなものすごく集中している状態になり、その集中現象後、子どもは精神が育っていく。だから、一斉保育はモンテッソーリではあまり行わない用です。そんな風に私は解釈しています。

先生は、昔はとってもあったかい、笑顔が素敵で子どもへの愛情にあふれた方だったと思います。が、なんだか最近、いや、この数年間、ちょっとおかしい気がする。本なんて出そうとすると、人間変わっちゃうのかしらとさえ思えます。

私は信じていました。
親にはどんなにきついことを行ったとしても、どんなに親がひどいことをしても子どもに当たる様な人ではない、と。垣間見える園の様子に???と感じることが多くありながらも、きっと意味があることに違いない、とか、人間なんだから、イライラすることもあるだろう、これくらいはしょうがないんだ、と自分に言い聞かせてきました。心の奥底にある不信感を、それは、危機感に近いものでしたが、一生懸命拭い去ろうとしていまんだと思います。
先生にきついことを言われても、実際昨日私が言われたことは、それがどんなに真実だったとしても、子どもの前で母親に言うことではないと思うし、息子にプレゼント捨てちゃうよ、言ったことにいたってはとても許せない、教育者として、人間として、許されないことだと思います。けれど、それすら私はそれだけ息子に手をかけてくれたって事だ、それくらい言わなきゃ気がすまないほど息子を良く見てくれていたんだと思わなきゃいけないんだと自分に言い聞かせていました。
もう全然迷いはなくなりました。
実は、長男にはどうかな、と思いつつ、次男にはぴったりの園なんじゃないかなと思っていたので、何とかして先生と険悪にならずにいたいと思っていたんですが、そんな気持ちもなくなりました。今はむしろ、そんなことしたら何されるかわからないぞ、と思うようになりました。
自分でも変わり身の早さに驚くほどで、こういう、白か黒か、0か100か、右か左か、みたいに極端にしか考えられない自分に問題も感じますが。
今回、園をやめようと決めたことについてはコレでよかったんだと思います。

なんだか、1年ぶりくらいにすっきりした気分になりました。

みなさん。
ありがとうございました。

[#21234] Re:ありがとうございます。復活しました。
 penpen ホームページ  - 07/7/25(水) 8:00 -

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   ▼florさん:

はじめまして。
49歳の主婦です。
試行錯誤しながら今も発達障害の傾向のある子供の子育てを続けています。

>先生は、昔はとってもあったかい、笑顔が素敵で子どもへの愛情にあふれた方だったと思います。が、なんだか最近、いや、この数年間、ちょっとおかしい気がする。本なんて出そうとすると、人間変わっちゃうのかしらとさえ思えます。

多分、先生は息子さんのことでほんとうに一生懸命頑張ってくださって、
そのせいでお疲れなのだと思います。
アスペの子を指導するのは本当に大変でそのために体調を崩す先生を
小学校でも中学校でも見てきました。

わたしは今の幼稚園は息子さんにとってとてもよいと思います。
息子さんは先生の一貫性と権威に対して信頼していると思います。
行動を修正するのに叱らずにただひたすら待つ態度で
子どもを萎縮させずに指導するのは至難の業です。
それを先生は親にはとてもできない忍耐でなさっていると思います。

親は教育に対して未熟で経験不足ですが、息子さんの通っている幼稚園の先生は
アスペの子に対しての経験も知識も親とは比べ物にならないほど
お持ちだと思います。
アスペの子の親もまた今までの経験からアスペの傾向がある場合があることも
わかっておられると思います。

わたしはこのまま幼稚園を続けてほしいと思います。
すぐそばのお遊び保育タイプの幼稚園がありそちらのほうに
通わせることを決められたようですが、全く違う方針の
幼稚園に通わせるくらいなら、多分どこにもやらずに
家に置いてほうがいいと思います。
健常の子供さんは臨機応変に幼稚園と小学校の方針が違うことを理解して、
卒業後は小学校に適応すると思いますが、アスペの子にそれはとても
難しいことです。

今回キャンプにいけないのは残念ですが、息子さんはそれほどショックでは
ないように思います。
たぶん、だめなら参加できないという園のシステムを理解しているのでしょう。
今回のことで反省があるとしたら、多分florさんさんがキャンプのために
がんばりすぎたのがよくなかったように思います。
florさんはキャンプに行けないのを自分への罰のように感じていませんか?

夏休みが終わったら、また幼稚園に戻ることを遠くから
息子さんのために祈ります。

[#21253] 息子さんの幼稚園はすばらしい幼稚園だと思うのですが
 penpen ホームページ  - 07/7/26(木) 16:39 -

引用なし
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   >▼florさん:

昨日投稿させていただいたのですが、もう少し。
florさんのご自宅の200メートル先に幼稚園があり、2歳の時から
息子さんを通わせておられたとのこと。
すばらしい教育者との出会いだと思いますが
florさんは奇跡のようなその幸運に多分気づいておられないと思います。

今幼稚園を変わったら生涯もう2度のそのような教育を
してもらう機会はないと思います。
数年にわたって毎日何時間も
息子さんのようなアスペの子を教育してくれる場所は
今の日本にはないかあっても待ち人数が多くて何年待ちの状態だと思います。

今の幼稚園が厳しすぎて自分に余裕がなくなるとのことですが、
正直言ってアスペの子を持ったらうつ状態になるのは
避けられないように思います。
どこに行ってもアスペの子に合う場所などないし、
どこに行ってもうまくいかない子どもを抱えて、
小学校も中学校もスポーツや音楽の習い事でも悩みの連続です。

先生は息子さんに対して、椅子にちゃんとじっとして座ることを
課題になさったのこと。
それに対してflorさんは、普通はあたりまえと思うような、いすを持ってきて座る、そんなことを息子の課題だと言ってくださるんだ、と、感動したとのことですが、
それは学校に行ってからの基本の基本です。
それができず、授業中うろうろ立ち歩きして学級崩壊につながった例もあります。
先生は息子さんにとって何が大事かほんとうによく
わかって指導してくださっていると思います。

同じ幼稚園に自閉症の子供さんもおられるとのことですが、
似ているようで自閉症の子供さんとアスペの子供は全く違います。
どこが違うかと言うと一見障害が軽く見えるアスペの子どものほうが
社会的にいえば弱者です。
自閉症のお子さんは多分、養護学校に入学するのではないでしょうか。
自閉症のお子さんには社会的に認められた場所、学校と仕事場があります。

それに対してflorさんの息子さんは普通の小学校に入学なさるのだと思います。
小学校に上がったら、息子さんは多分クラスで一番、困った子という位置づけに
なると思います。

障害がどこにあるか、見えないからヘンなのは母親のしつけのせいだと
勘違いされることも多いです。
はっきり言ってアスペの子どもを持った時点で
親は孤独の運命を決定付けられたようなものです。
ママ友とうちの子自慢をして笑いあったりするようなことは
できないのだとあきらめるしかありません。
笑いあうお母さん達の姿は楽しそうですが、
それはどこか違う世界の方たちだと思います。
そのぐらいに思っておいたほうが無難のように思います。

掲示板という場所の性質上、わたしはめったに意見という形の
投稿はしないのですが、(こうするといいかも、という書き方はしますが)
今回のflorさんさんの幼稚園の件はほんとうに残念だと思うので
再度、投稿させていただきました。

園長先生がなさっているような首尾一貫した子どもの指導は
親にはほぼ不可能に近いです。
florさんから見て、先生がきついことを言っているようでも子供さんはさほど悪くとっていないですよね。
子どもを萎縮させないで、しつけるのはとても難しいです。

母親は他の家族との兼ね合い、PTAや子どもの習い事、
通院や絶え間ない来客などで、手のかかるアスペの子にかかりっきりになるのは
できないことです。
時間が許したとしてもflorさんの息子さんの先生ほど首尾一貫した教育はできません。
日本中探してもそんな先生はいないと思います。

どうぞせっかくの僥倖を無駄にしないで幼稚園を続けてほしいです。
主体性重視の幼稚園ではアスペの子は増長して先生も親も
舐めてしまうと思います。

[#21264] penpenさんへ
 flor  - 07/7/26(木) 22:47 -

引用なし
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   こんにちは。
親身になってのご意見、ありがとうございます。

penpenさんのご意見は、私のもう一つの園への感じ方、まさにそのものです。
今まで、園をやめたほうがいいか?とか、先生への不信感を感じつつも
去らずにきたのは、penpenさんがおっしゃるようなことを考えていたからです。
奇跡的な出会いだと、私も思っていました。
長男だからこそ、ここに通わせたほうがいい、そう思っていたときもあります。
その気持ちは私の中で完全になくなったわけでなく、やっぱり、
ここでがんばったほうが将来の息子のために・・・と思う気持ちは今もあります。

でもこのままだと私がつぶれてしまいます。
このまま、コレが出来ない、あれが出来ない、あれの練習、コレも出来ないと困る、とそんなことばかり思っていたら・・・・・
虐待もしかねない。
私には、息子をたたいていた前科もありますから。
私には、私にブレーキをかけてくれる人や場所が必要だと思います。

優秀な教育者と、優しいお母さん。
どちらか一方なら必要なのは、やっぱりお母さんだと思います。
両方は、今の私ではちょっと無理です。
(多分、こう断定して、はじめから諦めてしまう所が、
先生には歯がゆくて仕方ないんでしょうね。)
自分の力の無さを、とてもとても悲しく思います。

いいこともいっぱいありました。
ひどいことをしたのかもしれないけど、
心に傷をつけちゃったかもしれないけど、
強制的にいろんなことをさせていたおかげで、
今、長男は自分の身の回りのこと、着替えとか、歯磨きとか、食事とか。
ちゃんと一人で出来ます。
(実際にやるか、やらないかは別として、ですが)
先生に出会わずにいたら、何も出来ない子になっていたでしょう。
『本人にやりたい様子が出てきたときに、タイミングを合わせてやらせましょう』
そんな感じの育児書を鵜呑みにしていつまでも待っていたかもしれません。
なんと言っても、私のまねなどまったくしなかった長男ですから。
このまま通わせれば、卒園する頃には
もっといろんなことが出来るようになると思います。
が、親子関係はあまり良くならない気がします。

後ろ髪惹かれる思いはありますが、
もしかしたら、もう一人の自閉症のお子さんの成長を見たときに、
後悔してしまうのかもしれませんが、
でも、今の私にはやめるという選択がベストだと思います。
今の私にはこの決断だとおもいます。
でも、園の先生に教えていただいたこと、出来るだけ忘れないように、
良い習慣は残していこうと思います。

penpenさん、すごくお辛い思いをされたんでしょうね。
そして、それは、きっと、これからの私にも押し寄せてくるんでしょうね。
それにどう立ち向かっていけばいいか、今はわからないけれど、
この選択の是非や将来への不安は気になってしょうがないけど、
それらは見ないようにして、
目の前にある問題を一つ一つ解決していけるように
それを考えていこうと思います。

penpenさん、ありがとうございます。

[#21265] Re:息子さんの幼稚園はすばらしい幼稚園だと思うのですが
 明子 メール  - 07/7/26(木) 22:49 -

引用なし
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   ▼penpenさん、横レスですみません。

ウチの子(小2・幼稚園年少)よりかなり年長のお子さんをお持ちのpenpenさんの熱意のこもったご意見、とても興味深く読ませていただきました。
発達障害の子って、先が見えないんですよね、でも、定型発達の子の親より先を見なければいけないような気がしています。
「どうにかなるさ」では「どうにもならない」ような気がして…。

penpenさんは、

>主体性重視の幼稚園ではアスペの子は増長して先生も親も
>舐めてしまうと思います。

とお考えなんですね。
florさんのお子さんの園より、主体性が全く重視されないという意味では、ウチの子たちの園のほうが上手では?と思ってます。

ウチの子の幼稚園は、「初めて絵の具を使ってお父さんの絵を描きました〜」と言っても顔はみんな同じ色と形で、そこに目鼻が描いてあるだけとか、保育参観のときの工作も同じ形にカットされた部品を決められたところに貼るだけとか、先生の指示が通りやすくなることだけが、目標のように見えてしまうことが多いです。

主体性・自主性を重視してるなんて、微塵も感じたことがありません。
一学期初めての保育参観を見てきましたが、年少児にして、一年生よりきちんと黙って座ってられたので、改めてビックリ!
年長になると、運動会で素晴らしく揃った鼓笛隊が披露されます。

ウチの子は、幼稚園時代に障害に気づくことができたせいか、当人の特性のせいなのか、入学後はあまり大きな問題はなく過ごせています。
でも、こういう園にいて、幼稚園時代は親子共々ずいぶんストレスをためてきました…。
下の子も、やはり多少のストレスはあるように思います。(定型の範疇かな?と思いますがちょっぴりADHDテイストです)

親にはとっても居心地がいい(楽チンな)園生活なのですが、子どもにとっては幼稚園ってもっと楽しいだけでいいんじゃないの?という思いがぬぐいきれず、penpenさんのご意見をお聞きしてみたくなりました。

[#21273] Re:penpenさんへ
 penpen ホームページ  - 07/7/27(金) 6:21 -

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   ▼florさん:

返信をありがとうございます。

>親身になってのご意見、ありがとうございます。

せっかくflorさんが決断なさったのに横槍を入れてしまい申し訳ありませんでした。
florさんが幼稚園でつらい思いをなさったのは多分florさんが共感性の高いやさしいおかあさんだからだと思います。
カリスマ性のある指導者は個性的である場合がありますから、
それこそ、宗教にはまったつもりになって、信頼しないと
お付き合いは難しいのかもしれません。
常識的に考えるとやはり、ちょっとと、躊躇なさるお気持ちは理解できます。

一言付け加えるとflorさんはご自宅で息子さんが嫌いなものを
一口食べえることができたらほめてあげるところから
始めたいと書いておられましたが、先生が“当たり前のことはあまりほめるな”と
言っておられたように
わたしもあまりほめすぎないほうがいいと思います。
ほめて子どもが笑顔を見せてくれたらうれしいですが、長い目で見ると
やはり逆効果のようです。
ご自宅で嫌いなものを家で食べさせることができたらそれはそれですごいことですが、
(母親に権威を感じていなければ、絶対に嫌いなものは食べないと思います)
あまりほめすぎると食べることがすごい!ではなく、自分がすごいと勘違いすると思います。

食べたらテレビを30分見ていいとか言葉ではなく物で見返りを示すのがベストと思います。
とはいえ、これも私見です。

新しい園でうまくいくことを祈っています。

[#21275] Re:息子さんの幼稚園はすばらしい幼稚園だと思うのですが
 penpen ホームページ  - 07/7/27(金) 7:23 -

引用なし
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   ▼明子さん:

こんにちは。
新しいお名前になってからははじめまして。

>>主体性重視の幼稚園ではアスペの子は増長して先生も親も
>>舐めてしまうと思います。

>とお考えなんですね。
>florさんのお子さんの園より、主体性が全く重視されないという意味では、ウチの子たちの園のほうが上手では?と思ってます。
>主体性・自主性を重視してるなんて、微塵も感じたことがありません。
>一学期初めての保育参観を見てきましたが、年少児にして、一年生よりきちんと黙って座ってられたので、改めてビックリ!
>年長になると、運動会で素晴らしく揃った鼓笛隊が披露されます。

主体性、自主性重視の指導方法は幼いアスペの子には向かないようです。
お絵かきの時間に好きなものを描いていいのよと言われるとそのたびに
混乱してプチパニックになったり、困って何も描けなかったりします。
アスペっ子像はそれぞれですから、いつも同じ電車の絵だけ描く子もいますし、
お絵かきの時間にはそれほど困らない子もいますが…。
だから明子さんの幼稚園のような百面相方式の自由度の少ないお絵かきや工作は
アスペの子に限ればとてもいいと思います。

主体性重視がアスペの子にとってよくないというのは
自我の弱いアスペの子の主体性を引き出そうとすると
単なるわがままになりがちだからです。
わがままを許すと力関係で教師や親より自分を上位なのだと勘違いします。
そのあたりはアスペの子が普通の子と大きく違うところだと思います。

>親にはとっても居心地がいい(楽チンな)園生活なのですが、子どもにとっては幼稚園ってもっと楽しいだけでいいんじゃないの?という思いがぬぐいきれず、penpenさんのご意見をお聞きしてみたくなりました。

普通のお子さんなら子ども時代は楽しく過ごさせて、
物がわかるようになったら、いろいろきびしく
していくというのが順当かもしれませんが
アスペのお子さんならルールを変えず、初めから同じルール、同じ厳しさで
接したほうがいいとわたしは感じてます。
途中でルールや指導法を変えると自分の権利を取り上げられたような
不満を感じたり、新しい場所になじむのが遅れたりします。

子育ての楽しさはあきらめて最初からプチ大人として扱うと
後々、子どもにとってはいいようです。
というわけでわたしも自分の子育てはあまりうまくいっていないと思います。
母性がアスペの子の子育ての邪魔をするのです。

明子さんのお子さんは自由度の少ないプチ小学校のような
幼稚園でラッキーだったと思います。
ラッキーな子はどこにいってもずっとラッキーなのですよね。

ご質問ありがとうございます。
興味を持っていただいてうれしいです。

[#21276] Re:息子さんの幼稚園はすばらしい幼稚園だと思うのですが
 flor  - 07/7/27(金) 8:25 -

引用なし
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   penpenさん、明子さん、こんにちは。
横レス失礼いたします。


>>主体性重視がアスペの子にとってよくないというのは
>自我の弱いアスペの子の主体性を引き出そうとすると
>単なるわがままになりがちだからです。
>わがままを許すと力関係で教師や親より自分を上位なのだと勘違いします。
>そのあたりはアスペの子が普通の子と大きく違うところだと思います。

『今の子は親が何でも決めてしまうから、自分で何も決められない。
自分で決める、ということを生活の中に取り入れてみてください』
園の先生のそんな言葉を受けて、
(2歳の頃、園児全員に向かっての言葉です)
長男に毎日洋服を選ばせるようにしていました。
コレ、と自分でさっと選べたし、うちの子は決定力があると喜んでいました。
が、お気に入りの服や、お気に入りの色ばかり選び、
後に、『今日は寒いからコレをきなさい』というようなこちらの指示にまったく従わず、
とにかく自分の決めたものしか着ない、という状況になりました。
衣替えの時期、季節外れの寒さや暑さのときなどは、とても困りました。

その他にも、長男には私をコントロール・・というか、
自分が主導権を握ろうとするところがあると思います。

確かに、主体性があるというよりはわがままであると思います。


>普通のお子さんなら子ども時代は楽しく過ごさせて、
>物がわかるようになったら、いろいろきびしく
>していくというのが順当かもしれませんが
>アスペのお子さんならルールを変えず、初めから同じルール、同じ厳しさで
>接したほうがいいとわたしは感じてます。
>途中でルールや指導法を変えると自分の権利を取り上げられたような
>不満を感じたり、新しい場所になじむのが遅れたりします。

先の洋服の問題については、
20度を超える日は半そで、と決めてから、息子はそれに従うようになりました。
同時に、『今日は○○だから、こっちを着てね』という指示にも少しずつ
従うようになってきています。

確かに早い時期からいろんなことを自分で決めさせるのは失敗だったと思います。
大人の意見は聞くものだということを教えるのが先に必要でした。

あるいは親が枠組みを決めて、
例えば、3つ選んだうちからどれがいい?と、
そんな風な選ばせ方だったら良かったのかな、と
振り返って思います。


>子育ての楽しさはあきらめて最初からプチ大人として扱うと
>後々、子どもにとってはいいようです。

そうかもしれません。
困っている一つ一つのことに対して、ルール作りをしてみようと思います。


横から失礼いたしました。
あまりに我が家の状況をいいあらわしているきがしたので、
黙っていられなくなりました

[#21279] florさんへ
 penpen ホームページ  - 07/7/27(金) 9:22 -

引用なし
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   ▼florさん:

返信ありがとうございます。
今は子どもの夏休みで切れ切れにしかパソコンができず
乱文にて失礼します。
パソコンが使える時はかなり急ぎ気味の返信をしてしまいますが、お許しください。

>『今の子は親が何でも決めてしまうから、自分で何も決められない。
>自分で決める、ということを生活の中に取り入れてみてください』
>園の先生のそんな言葉を受けて、
>(2歳の頃、園児全員に向かっての言葉です)
>長男に毎日洋服を選ばせるようにしていました。
>コレ、と自分でさっと選べたし、うちの子は決定力があると喜んでいました。

先生は子どもに自分で考えることをしてもらいたいと思って
そう言われたのだと思います。
しかし、アスペの子は考えるという機能が未熟です。
だからアスペの子は考える代わりに直感で物事を即決します。
それは大人になってからも同様の場合があります。
直感の理由付けに思考するのです。

>その他にも、長男には私をコントロール・・というか、
>自分が主導権を握ろうとするところがあると思います。

力に対する服従はアスペの子の本能だと思います。
幼稚園で息子さんがパニックを起こさず、先生に対して従順だったのは
基本的に先生の力を認めていたからだと思います。
幼稚園のしつけを家庭でやってみても、息子さんの教育はあまりうまくいかないように思います。

>大人の意見は聞くものだということを教えるのが先に必要でした。
>あるいは親が枠組みを決めて、
>例えば、3つ選んだうちからどれがいい?と、
>そんな風な選ばせ方だったら良かったのかな、と
>振り返って思います。

後になって気がつくことはわたしも多々あります。
florさんがおっしゃるように、できるだけ狭い範囲での決定権、
アイスやさんでチョコがいい?バニラがいい?と聞くような決定権なら
いいかもしれませんね。

>そうかもしれません。
>困っている一つ一つのことに対して、ルール作りをしてみようと思います。

共感性の高いタイプのアスペ傾向の母親は子どもの苦しみを
自分のことのように感じてしまいルールを遵守させるのが
困難です。
アスペの子のしつけは24時間365日体制の攻撃に近いです。
そもそも母親は、夜泣きをしたら抱っこする、泣いたらおっぱいをあげる時点ですでに子どもに負けているのです。
きっぱりした母親は夜泣きしても抱かないし、決まった時間外外おっぱいを
あげません。

florさんは先の投稿に
>優秀な教育者と、優しいお母さん。どちらか一方なら必要なのは、やっぱりお母さんだと思います。
と書いておられましたがアスペの子に必要なのは
優しい母親ではなく優秀な教育者だったのだと自分の子育てを振り返って
後悔しています。
アスペの子の子育ては子どもを理解する以上に自分の能力を
よく理解しないとどこまで行っても主導権争いの泥沼です。

[#21291] Re:息子さんの幼稚園はすばらしい幼稚園だと思うのですが
 明子 メール  - 07/7/27(金) 23:15 -

引用なし
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   ▼penpenさん、お返事ありがとうございます。

>主体性重視がアスペの子にとってよくないというのは
>自我の弱いアスペの子の主体性を引き出そうとすると
>単なるわがままになりがちだからです。
>わがままを許すと力関係で教師や親より自分を上位なのだと勘違いします。
>そのあたりはアスペの子が普通の子と大きく違うところだと思います。

先生には従うべきもの、という姿勢は身についているようです。
これは、幼稚園時代に身につけたものだ、と思ってます。
今でも、先生のことを信じすぎていて、かえって、怖いくらいなのですが、大事なことなのでしょうね。

最近ときどき私が怒ったときに「もう何でも好きにしたら?その代わり、教えてもやろうとしないんだから、お母さんはもう教えないよ」と言ってしまうことがあるんです。
そうすると、息子は「嫌だ〜教えて〜」と泣きつくんです。
こんな言い方がいいとは思いませんが、「この子は自分で好き勝手にするより、教えてほしいんだなあ、それで安心してるんだなあ」と思います。

>アスペのお子さんならルールを変えず、初めから同じルール、同じ厳しさで
>接したほうがいいとわたしは感じてます。

なるほど、そうですね。
ウチの子たちの園の子たちは「躾けられてるよね〜」と思う反面、生き生きした子どもらしい顔をしてないな、と感じることもあります。
けれども、いつでも楽しければいいってものでもないし、楽しそうとか楽しそうじゃないと判断するのは、大人の視点なんですよね。
当人は楽しいこともあれば嫌なこともあるはずなんで…それが多いか少ないかはあまり問題ではないのかもしれませんね。
この園を卒園して入学したばかりの子どもたちは、みんな「小学校ってすっごく楽しい!」と言うようです。

>明子さんのお子さんは自由度の少ないプチ小学校のような
>幼稚園でラッキーだったと思います。
>ラッキーな子はどこにいってもずっとラッキーなのですよね。

そのように言っていただけて、ホッとしました。
「この園でいいのかな?」とずっと心にひっかかっていたんです。
今までの胸のつかえが取れたような気がします。

先のflorさん宛てのレスに書かれていた、「自閉症の子とは違う」との件もハッとさせられました。
近所に言葉のない(多分カナータイプの)自閉症のお子さんがいます。
そのお子さんとウチの子とは、同じ発達障害児なんだよね、ということで納得しようとしていました。

でも、違うんですね。
小さい頃からウチの子を知ってる近所の人たちの中で、その自閉症のお子さんとウチの子が同じ障害児だと思う人は、よほど発達障害に詳しい人じゃないかぎりいないでしょう。
「障害児」と言っても通用しない子、それが今の社会の現実なんですね。
それを心しておかなければいけなんだな、と思いました。

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