アスペルガーの館の掲示板

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[#21211] 幼稚園を換わることにしました。(ものすごい長文です) flor 07/7/24(火) 12:21 [未読]

[#21256] またつづきです flor 07/7/26(木) 18:30 [未読]

[#21256] またつづきです
 flor  - 07/7/26(木) 18:30 -

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   そして、三度目が、今回です。
療育が始まり、心理の先生に言われることと、園の方針がかなり違い、やめることを薦められたりしても、先生を信じてがんばってみようと思っていました。園は園、家は家、そういう風にきっぱりと分けて。でもなかなかうまくいきませんでした。家でそんな風にしているから・・・といわれるのが怖くて、私の態度は一貫していませんでした。また、園の方針に疑問をかんじるようになりました。きちんとお仕事や支度が出来ないとおやつがもらえない、お誕生会に参加できない、身支度が早く出来ないから、お泊りは出来ない・・・なんか、いやな感じを受けるんです。参加できないことが罰のような・・・・。出来て当たり前のことができない・・・当たり前のことが当たり前に出来るって、実はすごいことなんじゃないかな、息子には、すごい努力を要することなんじゃないかな、すごく難しいことかもしれないな、それが出来たとき、それが遅かったり不十分だったりしても、ものすごくほめてあげなきゃいけないんじゃないかな、なのに、ここでは出来ないからって罰が与えられちゃうの・・・?まあ、罰というのは大げさかもしれませんが、そんな風に感じるようになりました。息子はあまり表情にいろんなことを出さないそうです。心理の先生に言われました。たしかに、怒られてもしゅんとしたりしないし、ビックリすると固まるし、いやなことをされるとなぜか笑っちゃうみたいだし、なのに嬉しい時にはどこか不自然な笑いしかしません。ボーっとしているように見えて、実は傷ついているんじゃないかな、そう思うようになりました。うまくいかないことが多すぎると、それを超えて自信をつける前に、劣等感みたいなものが生まれるんじゃないかと思えました。息子の心はずたずたになるんじゃないか・・・・・。
が、多分先生は、その先を見ています。それを乗り越えて、例えば来年キャンプに行ったとき、それはすごい喜びだろうし、自信になるだろう。そこまで見越して先生は鍛えてくださっているのだと思います。去年一人で抜けなかった枝豆が今年は自分で抜けたんですよ。それは、彼の中で自信になっていると思いませんか?やめると話したとき、先生にそういわれました。そうかもしれません。私は結局息子を信じていないから、ちゃんと乗り越えられると信じていないから、ここでやめようとしているのかもしれません。ここでやめたら、息子の中で失敗の経験だけが残ってしまいます。乗り越えさせてあげなければならないのかもしれないです。それまで待ってあげなければならないのかもしれないです。先生の言うように、過保護なのかもしれないと思います。
でも、日々積み重なる劣等感の元になる出来事で息子は傷付くとも思います。健常の子にもかなり過酷な園です。息子が乗り越えるには親のフォローが、支援が必要でしょう。けれど、私にはその力が無いし、これからつけていけるかも自信がないです。結局自分の弱さなのだと思います。息子のためにまず自分が変わらなければならない・・・それは前々から感じていました。なんでもないことでどんどん落ち込んだりマイナス思考になったり、人目が気になったり、そんなことで不安定になっている状態ではダメですよね。でも、私先生怖いんです。また怒られる、ってびくびくしているのもうイヤなんです。他のお母さんの事で、こんな風に言っている人がいました。『○○ちゃん、年中さんの終わりまで夜7時まで居残ってたんだよ。親がちゃんとやってあげないからいけないんだよ。ここに入れるんなら、親がちゃんとしてないと、子どもがかわいそうだよね』その子の親御さんはお仕事をされていて、朝早くから夜遅くまで働いています。送り迎えなどはおばあちゃんがされています。弟さんをこの4がつに年少前(6月に3歳になりました)から入園させたり、お仕事の都合で親子遠足に行かなかったり、いろいろあるのでそういわれたのかもと思いますが、私から見ると仕事に誇りを持ってがんばっているお母さんです。それはそれで、すごく子どもに良い影響を与えることもあると思います。それなのにこんなこといわれちゃうんだ・・・そう思ったら、毎日年少さんよりも遅く帰ってくる息子を待ちながら、みんなになにいわれてるのかなあ・・・って、暗い気分になります。気にしすぎだし、被害妄想だって頭ではわかるのですが、とめられません。その上帰ってきた息子は回りのお母さん方や子どもたちにやたらとまとわりつき、迷惑そうにされても無視されていても気づかずにしゃべりつづけます。夕方公園から帰ろうとしてもなかなかスムーズに帰らず、泣いたりわめいたり。もう、周りの人にはどういうふうにうつっているんだろう?どんな風に陰で言われているんだろうとそれが頭から離れず、園に行くのが、お迎えに行くのが、憂鬱でたまらないです。
今のままで明るくて前向きで、プラス思考のニコニコしたお母さん・・・にはちょっとなれるような気がしません。うちの子発達障害なんですって、みんなに言って回りたい衝動にも駆られます。(親しい数人のお母さんにだけ言ってあります)すっかり人とかかわるのが辛くなり、無理してかかわらなくてもいいかな、と思って下の子の相手を口実にあまり周りと話さないようにしていたら、ますますかかわるのが怖くなり、最近ごく一部のお母さんとしかお話できなくなりました。その他のお母さんの目が怖くなりました。被害妄想だということもわかっています。

結局私が逃げ出したいだけだということがわかりました。
でも、今まで垣間見てきたことから来る先生に対する不信感が拭い去れないことも事実です。完璧な人などいないから、そういう心境になるだろう、という風に考える様にしているけど、それにしても・・・・と思える部分があるのは否定できないです。自分のところは最高、他の幼稚園なんていいところはない、そういう風に言うのは自信があるからとも思えるけど、何か、心が狭いというか、そういうものも感じます。他の幼稚園の先生なんて・・と、悪いことばかりあげるし、けなしてばかりいるけど、私はどの園にもどの先生にも良いところも、悪いところもどこにもその両方があると思います。自分の園は良いことばかり、他は悪いことばかり、と言い切るのは、私はおかしいと思っています。そういう人間を私は信用してはいけないと思っていきてきました。(わたしはとてもだまされやすいほうなので、自分なりに信用しても良いと思われる基準を少しばかり作っています。)また、当たり前かもしれないけど、やめるといった人間に対しては豹変します。もう、本当に別人のようになります。先生を信じて付いていこうとしている人にはこれ以上にないくらい良い先生です。それは当たり前なのかもしれないけど、私にはその2面性が恐ろしく感じます。たとえが悪いと思いますが、新興宗教の教祖様のように思えます。
今の園。見学に行ったとき、私は気持ち悪かった。しんとして、子どもたちがもくもくと自分のお仕事をやっている。無駄話することも、ふざけることもなく・・。人を邪魔しないこと、他人を尊重すること、そういうことをきっちり教えられているから、自分という個がきちんと確立されているからだと先生はおっしゃいます。明るく騒がしく、遊んでいるばかりが子どもの姿ではないのですよ、と。私は先生の言葉に自分の気持ち悪さを打ち消しました。きっと先生がおっしゃっていることは正しいのだと思います。園を出ればはじけたように元気に遊ぶ子どもたち。みなはつらつとしていますから。でも、私は、やっぱり気持ち悪いんです。
もっとのびのびと、あかるく、子どものうちくらい何にも縛られず、楽しいだけでほけほけ遊んでいてもいいんじゃないかな、なんだかよくわからないけど、何が楽しかったのか思い出せないけど、でも、幼稚園のときって、すっごく楽しかったよねーー、そんな風に思い出せればいいんじゃないかな、って思ったりもします。でも、そのいっぽうで、この園で、達成感や、自信をつけられた子どもって、この先どんなことにも負けない精神力をつけられるだろう、とも思います。その機会をそのチャンスを私が取り上げるのは息子にとってものすごくマイナスになるのかも、とも思います。
『クリエイティブで、活発なお子さんなら、そこでものすごく伸びていくでしょう。けれど、彼(息子)は、そのタイプではないです。自信をなくしやすく、失敗を恐れる子どもです。失敗の体験をさせるより、小さな成功体験を積み重ねることで自信をつけるタイプだと思います。ただ待つのでなく方法を教えてあげて、それによって成功できるって自身をつけさせてあげることでいろんなことができるようになるタイプです。お母さんはよく決断したのだと思いますよ。イヤだと泣き喚けない、傷ついたことをあらわせない彼に代わって、よく決断してあげたと思いますよ』おととい、心理の先生にそういわれ、救われた思いでした。でも心理の先生って、親の選択を決して否定しないんですよね。どんな選択をしても応援してくれるんですよね。
それに、もしかしたら、園の先生はさらにその先を見てるかな、とも思えます。自信をなくしやすく、傷つきやすい息子を、自信満々のタフな息子に変えてくれるのかな、とも。
結局私は、先生のことを信じきることも、離れきることも出来ないんですよ。
それに、今気づきました。私やっぱり、自分の息子のことなのに、人が、この場合先生が、こんな風に変えてくれるかも、って期待してばっかりいるんですね。
結局、打った手が最善手。自分が決めた道を信じてがんばっていくしかないんですね。
人生は偶然を必然に変えていく作業であるーーーこの言葉、大好きなんですが、やめても、続けても、振り返ったときにあの時こうしてよかったんだ、と思えるようがんばっていくしかないんですよね。

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