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オレンヂさん、人間失格という考えは即やめてください。
だめ人間なんかではありませんよ。あなたにもすばらしいところがたくさんありますよ。
ただ、まじめすぎる、というのが良い点でもあり、悪い点でもあるのだと思います。百点のまじめではなく、六十五点くらいのまじめを目指すといいのではないかな。
子どもがアスペ傾向があるとお医者さんに言われたので、私自身にもかなりその傾向があると気づきました。
そんな私ですが、町内会や子ども会の役員をしていました。まじめすぎる私は、回覧板がちゃんと回らないこと、約束の時間を守らない人が多数いること、ドタキャンや無断欠席が多いこと、先日決まったことが次の集まりでひっくり返ってしまうことなどに、いつもイライラ、カリカリしていました。でも、何年も続けているうちに、世の中こんなもんなんだなと学習しました。かなりいい加減でも、大した問題が起こらないんです。たいていのことはなんとかなるんですよね。
なので、いい加減の匙加減を覚えることが、あなたにも私にも必要かなと思います。あまりに適当すぎるのも困りますしね。
先生がきっちりしすぎると、生徒は息が詰まります。でも、あまりにいい加減だと子どもたちも迷います。だから、ちょうどいい按配、塩梅。経験を重ねないと分からないこともあると思うので、ベテランがいい、みたいにいわれてる部分もありますよね。失敗を重ね、失敗から学ぶ、それでいいんですよ。
フリージアさんもおっしゃっていますが、私も、実際に教壇に立っている先生で、アスペルガーの強い人はかなりいると思います。変わり者、といわれる先生はたくさんいるし。
でも、優秀な先生、教頭や校長先生がすべていい先生かどうか?
自分に自信がありすぎる人がいい先生かどうか?
保護者や上から信頼のある先生が、子どもから好かれているかどうか?
私は先生になりたかったんですよね、ほんとうは。でも経済的に短大にしか行けなかった。でも、二週間の教育実習は楽しかったです。あの緊張、高揚の気持ちは、今でも宝物です。
せっかくのチャンスなので、教育実習を楽しんでくださいね。
子どもはかわいいと心から思います。
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