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▼riemitさん:
*早朝でテンションが高いためか、長文失礼いたします。
「ひとりごと」でやっと常連になったシローです。
>本人のこだわりが仕事に生かせれば、他の部分の障害を大目に見てもらえる可能性はあると思います。
そう思いたいのもヤマヤマですが、想像力が不十分だと仕事するには困難を感じると思います。
設計や企画であれば、机上の図面やプランを実際にどのような製品やサービスに作っていくのか、ということを「創造する力」が想像力のことです。
製造や施工なら、あらかじめ完成イメージを与えられているとは言うものの、それを何時までに何台仕上げるのか。即ち費用と所要時間の見積を立てる、一種の「未来予測力」が想像力のことでしょう。
営業や総務なら、どんなお客様や利益関係者が自分の前に現れて、儲け話を持ってくるか、クレームを持ってくるか分からない。それでも「相手の立場に立って」ストレスなく対応したり、もっと対応が上手な上司や同僚を呼んでくるには、「あの人なら、こんなときはこうするだろう」という想像力が必要です。
そして、会社を運営していく中で、社長や取引先の悪口を言わないこと。
これにも、想像力が必要です。社長の立場や取引先の気持ちへの想像力がないと、面白半分の悪い噂が広がった時に、後先を考えずに尻馬に乗って話を広げてしまい、会社のイメージダウンを起こして、最終的に自分の首を締めてしまいます。
結局、想像力の無い人の情報収集や情報交換は、今までの自分の思考パターンを繰り返すだけで、発展性も新規性も無いと思います。
想像力を伴わない思考力は、スパイラルとか無限ループを招くだけなのだと思います。
仕事に限りませんが、想像力が欠如していると、普通のTVドラマを見ても、ストーリーや人物設定が理解できなくなります。ロケ地の中から自分の知っている風景を見つけて、そちらに興味が飛んでしまい、作者の伝えたいテーマなんか想像もしない、ということも多いのではないでしょうか。
私の妻や妹には、この傾向があるので、ドラマを一緒に見るのが楽しめないんです。
ドラマや小説やマンガや舞台というのは、決して絵空事ではなく、
人間関係を疑似体験する為のメディアなのだと思うようになりました。
これは、対人関係形成に大きく役立つでしょう。
私は、そのような作品を嫌って、ノンフィクションやドキュメンタリーばかりを見ていました。結果は、例えば戦時中の映像を見ても、「もっとリアルな映像を見たい」と思うばかりで、戦争被害者と同じ気持ちになって「恐がる」とか「悔しがる」という共感力が育たなかったのです。
フィクションを大量に読んでもいいですから、想像力を働かせてくだい。
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