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ピンクさん
こんにちは!
乱暴な行動は、大けがにつながりますから心配です。
お母さんや家族に対して、暴君のようにあたりちらしたりして、甘えるという行為は誰にでもあることだと認識してください。
一応定型の範疇にある我が子が、外で頑張っている分、家庭で、特に母親である私に無理難題を言って、自分のストレスを発散させるという状況が我が家ではかなり長い期間ありました。
子どもにとって、自分の気持を言葉にするということを学ぶ場所である家庭という視点から考えると、言い方や行動は間違っていても、自分の気持ちを外にだせる場所としてピンクさんのご家庭が正しく機能していると言えると思います。
ここで、親としてできることは
息子さんのいらだちという感情を言葉に変換してあげて、息子さん自身の中からそのいらいらの感情を外に引き出してあげることかな?と思いました。
試してみてください。
>「なんで○○と同じなんだ!」
「○○ちゃんと同じだったのがいやだったわけか〜。」
「違うものが食べたいと思ったのかな〜。」
ここで、気を付けたいのは、息子さんがこの言葉を発した時点で、息子さんがいらいらしている様子をお母さんであるピンクさんが把握しているということです。
ピンクさんにも当然人間としての感情がありますから、
息子さんの一言に対して、
せっかく食事の用意をしてあげたのに
とか
それはわがままだ
という息子さんに対する批判の思いが湧いてくるのが自然です。
お母さんであるピンクさんは言葉にしないけれど、こうした感情を抱いて、息子さんを見つめるわけで、息子さんはその自分への言葉にならない批判を察知して、さらに自分を爆発させていくことになってしまうのだと思います。(私が保育の現場で出会ったお子さんがそうでした〜)
お互いのいらいらの気持ちってオーラのように連鎖してしまいますから、その連鎖を断ち切る必要があるというわけです。
「『なんで○○ちゃんと同じなんだ』って思ったのね・・・」
と息子さんの言葉をそのままつぶやくように繰り返してみる
「そっかぁ〜君はそう考えていたんだね・・・。」
これが自分の存在そのものを否定されないという安心感につながります。
何を言ってもだいじょうぶなんだ〜と安心すること
あるいは自分が思っていることを理解してくれようとしていると感じること
お母さんである私の思いを伝えるのはその後です。
いそがない、いそがない・・。
けっして、すぐに
「わかったわ〜、じゃぁ違うものをつくってあげるわ!」というように彼の言いなりになることではない最初の一言!を練習してみてくださいね。
何を感じて
何をしたかったか?
何をしてほしいと思っていたのか?
そして、親である私の気持ちはこんな気持ちなんだけどなぁ〜
と気持ち(心)をキャッチボールすることを心がけてみてください。
ここまでは、乱暴な行動を起こす前に親が出来ることです。
次に起こしそう〜という瞬間まできてしまったら、身体で防御です。
妹さんにいきつく前に彼の手や足に手を添えて、寸止め。
「やめなさい」「だめ」「いけません」
という言葉は命令・禁止・否定につながりますので、自分が感じていることを伝えます。
「痛いから叩かないで」
「けがすると大変だからやめて」
などが効果的でした。
>息子が暴力的な行動をしてしまった時、どんな風に対応すればいいのでしょうか?
パニックとしての行動だと考えて、まずはクールダウンできるようにすることが大事だと思います。
自分の中でそういう行動をしなければならない位、強い憤りの気持ちがあったということを言葉に変換してあげると、ふっと気持ちがさめていくようです。
「おはしで叩きたくなくるくらい○○ちゃんが僕をみたのがいやな気持ちだったのね。」
みたいな感じで会話をすすめられたらいいのではないかと思います。
どんな時でも暴力は許されないということを言葉で叱責するのではなく、すっと抱きとめてられるとか、そっとうでを持ってさりげなく寸止めをしてもらうような経験から理解していくことが大切だと思います。
長くなってごめんなさい。
参考までに・・。
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