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▼こますけさん:
はじめまして。
> はじめまして、秋桜さんのホームページを見て、私と同年代でも同じ人がいるんだと思い書き込みさせていただきます。
>今まで聞いたことがなかったのでうれしかったです。
私も同じような環境で育った人は初めてです。とても嬉しいです。
ところでこますけさんは今お仕事はされているんでしょうか?
私は自分のことが知りたくて心理学を勉強して今の仕事に就きましたが、
同じような状況で育った方がどういう職業に就かれたか興味が出ました。
差し支えなければ教えてください。
> 私はASの確定診断を受けたのが今年の10月だったのですが、子どもの頃に自閉症か診断が付かずじまいであいまいでした。
私は医療機関にはかかっていなかったようですが、母が当時お世話になっていた心理の先生に言われていたようです。何しろ4歳まで話さなかったので…(^^)ゞ。
>また、家では母は福祉系の学校で児童関係のことを学んできたこともあり、それをベースに対応されていたのですが、思い込みがはげしく考えを変えることが出来ないみたいで、良いと思うと子どもの目から見て変だと思うことも強引に通されました。(あと白黒をつけられないことに対して答えを要求されたりして分析された。)
あー…。うちも同じでしたね。私の母も思い込みが激しくて、「そりゃ無理だろ」という要求をよくされていました。「分からない」って答えると「それは考えていないからよ!」とよく怒られていましたね(ホームページにその辺りは少し書きましたが)。
> 最近気が付いたのですが、うちの母はASではと思います。
>本人に自覚があればいいのですが、このことを話すとものすごい勢いで怒るのがわかるので怖くて言えないです。(この為に自分の診断がついた事も言えなかった)
私の母も自覚が出てきたのはここ2,3年のことですよ。実は私の姉もASみたいで、姉の結婚問題に手を焼いたことをきっかけに「私もそうかも」と思い始めたようです。
私はShinyu(館の管理人)と暮らし始めた頃から疑っていたんですけどね。
以前あるアスペルガーの専門家に母が相談に行くかどうかで私が先方と折衝していたとき、私が色々お願いをしたらその先生が「親より娘の方がしっかりしているケースなんて初めてだ。むしろお母さんの方が問題じゃないか」と驚かれていました。その時に「やっぱりそうなんだ」と確信しました。
こますけさんのお母さんもきっとどこかでは「もしかして…」と思っているのかもしれませんが、きっと認めたくない気持ちの方が勝っているから怒ってしまうのかもしれませんね。
>自覚があれば、自分だけではなく皆も楽になれる事がいっぱいあると思うのに・・・。
>その点、秋桜さんがうらやましいです。
本当にここまで来るのは大変でした。母と心理的に一段落付いたのは今年叔父を看取った時です。たまたま入院先が家から近かったので、仕事の合間を縫って病院に通っていたのですが、叔父は私と話をするのを楽しみにしていたそうです。その様子を見て母は「ああ、秋桜は私を超えた」と感じ、私も同じことを思いました。その時ようやく私と母は対等になれたんだと思います(この辺の事情はそのうちホームページに書こうと思います)。
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