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▼Cyperusさん:
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>(1).あなたが日本という国に生まれて、『良かった(^_〜)』と思えることは、何ですか?
一つは温帯という気候区分の中にあるため、四季があり、ある特定の気候条件が長く続くということがないということであると思います。太平洋岸の乾燥して・日本海側の大雪ばかりの冬も、春風が吹けば萌葱色の芽吹きの時期になり、どんなに残暑がきつくても、ススキの穂が出れば秋の涼風が吹きます。雨もばらつきがあるもののトータルの量では多すぎず少なすぎずで、そのおかげで、何かに突き動かされて家出したとしても、公園の水道で喉を潤せます。
もう一つは、これは僕が幸いにも正常な視覚を賜ったからいえることですが、非常に色彩が豊かな国だということです。だから毎日今日は、どんな色が観られるか楽しみでいられます。海・空などの青、木々・草の緑、桜色、モミジの赤、稲穂の黄色、黒みがかった茄子の紺・雪の白…ちょっとまわりの自然を思い浮かべただけで、こんなにたくさんの色が思い浮かびます。例えば砂漠は象牙色の砂地しかないし…熱帯林もよーく目をこらさないと、緑以外の色に逢うのは難しいでしょうし…大海原は青と空色・白だけの世界です。
>(2).(1)とは逆に、『超最悪(>_<)』というふうに思えることは、何ですか?
『発展』・『成長』とか『出世』・『一流』ということに、人々があまりにも固執しすぎているという点ではなかろうかということではないでしょうか?
発展も成長も…自然の摂理として、すっと続けられずいつかは限界にぶち当たるものですし、出世や一流になるということも、天賦の才に恵まれ、かつそれに自他が気付き、互いに激しく切磋琢磨していくうち、摩滅を免れたという結果にしか過ぎないでしょう。
それよりも、物質的なものでは…本当に必要なものをよく熟考して、選択した上で建設したり、既存のものを長く使えるようにきちんとメンテナンスしたり、その存在意義を後の世代にきちんと継承していくということが、必要でしょうし、また、人的なものでは…確かにある一定の基準を満たしていることは大切ですが、その人の本来の性分を推し量って、悪い点をただすより良い点を伸ばしていく、うまくいっていなさそうであれば、同じ目線で、どこにつまずきの石があるのかを探すということが必要なのではないかと思えます。
>(3).(1)・(2)を踏まえて、未来の日本を良い国にするために、あなた自身ができることは、どんなことだと思いますか?
とはいえ、僕自身は非常に非力で、できることといえば、絶えず世の中に対しての関心を見極めつつ、入れる隙間があればその隙間の中で、自分のできうることことを手を動かしてみるということのみですが…
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