アスペルガーの館の掲示板

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[#21952] 息子について もこのん 07/9/11(火) 15:59 [未読]

[#21964] Re:息子について SILVER 07/9/11(火) 20:15 [未読]

[#21964] Re:息子について
 SILVER ホームページ  - 07/9/11(火) 20:15 -

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   ▼もこのんさん:
11歳アスペくんの母です。(^o^)

>家ではおとなしいあまり手のかからない子なのですが、学校では大変なようです。

我が家も、家では手がかかりません。
物分りが良く、頼まれたこともすすんでやってくれますので、とても助かっています。
これがひとたび外へ出ると、いろいろと大変で、やはり集団生活の難しさを感じています。

>夏休みに学校で花火大会がありそこで友達の弟(幼稚園年長)を怪我させてしまい病院沙汰になりました。
>2学期に入り、避難訓練に参加せず、運動会の練習にも参加せず…。授業も自分の好きな教科しか受けない、移動教室の時は担任に引っ張って連れて行かれてるようです。
>どのように接する事が息子にとって良いのでしょうか。息子はどういう気持ちでそういう行動をしているのでしょうか。

我が家の経験を聞いてください。

2年生〜3年生のときは授業にまったくでない、学校へ行っても教室に入ることもできないような状態でした。
教室にいてもおとなしく席についていません。
先生にしがみついていたり、テレビの上にのぼったりの有様です。

我が家は学校側に息子がアスペルガーであることを伝え、
「少しずつ」の支援をお願いしています。

最初教室に入れなかったときは、まず席についていなくても教室にいるだけでもいいぐらいに考えて下さい、とお願いしました。

45分の授業が果てしなく長く感じていると思うので、10分なり15分なりに区切って、課題を与えて下さい、とお願いしました。

3年生のときの先生は、15分おきの表をつくって、
席について授業が受けられたら「◎」
どういう形でも課題をこなしていたり、教室にいるだけでも「○」
教室から出たり入ったりするようなら「△」
授業を妨害したり、教室から出て行くようなら「×」

と、評価をつけて、ときにはみんなの授業と違う課題を与えてくださったりしました。
この表は目で見えるので、本人もがんばりの励みとなったようです。

本人が教室にいられない気持ちを汲んで、図書室等へ逃げ込みたいときは「図書室へ行って来ます」カードを机に下げるよう、そんな配慮もしていただきました。

そうして、少しずつ、授業を受けられるようにしていただきました。

言葉で指示が通り難いときは、文字にしてくださるようお願いしました。
普段会話が流暢なアスペの子でも、文字カード、絵カードなどの目で見える指示は有効です。(その子のタイプにもよるかと思いますが)

>息子に聞いてもわからないのか黙ってるだけです。

本人もわからないのです。
だから、その「わからないんだ」という気持ちを汲んであげるだけでも、本人の負担を減らすと思います。

>あと2人いる子供たちは「自分だけ特別扱いして!」と言い体が3つ欲しいくらいです。

うちは下に娘がいるのですが、3人きょうだいでらっしゃるのですね。毎日それだけでも大変でしょう?

我が家は、下は大人しい(おてんばですけど)女の子なのでいくぶん助かっておりますが、40人の教室をまとめあげた先生の対応を参考としてご紹介いたします。

4年生のときの先生が、とても素晴らしい先生で、
「ぼくはえこひいきしますよ。それは子供ひとりひとりが違うからです」
と、おっしゃいました。

つまりひとりひとりの個性にあわせた対応をしてくださる先生でした。
この先生のおかげなのか?息子のクラスの子たちは誰も息子のことを
「あの子だけ特別扱いして」という子はいなく、
お友達みんな、息子に協力してくれる子ばかりでした。

きょうだい間にも同じようなことが言えるのではないでしょうか?


>怪我をさせて病院沙汰になった事ですが、本人は「何もしていない。覚えていない」と言います。
>自分が何をしたかとかわからないものなんですか?
>学校で参加しない事は私には言ってくれません。「どう?」と聞くと「ちゃんとやってるよ」とこたえます。

覚えていないこともあるかもしれませんね?
嘘だとも、本当だとも、何ともいえませんけれど。

今は、問い詰めず、頑張ってることは認めてあげていってはいかがでしょう。
もちろん、ケガをさせた相手の家には親からの謝罪はじゅうぶんにしに伺います。

我が家では、自分が嫌だったこと、自分がしたことを、自分から説明できるようになったのは、実はつい最近です。
それまでは、そういった過去に起こったことを説明することすら難しい感じでした。

だから、遠足や運動会のことを思い出して作文に書きなさい、といった課題もひどく苦手です。

「少しずつ」ステップアップさせていきましょう。


ご参考までに。

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