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nobody knowsさん、初めまして。
私も、以前はこのような番組が嫌いでした。
でも最近は、こういう番組でアホになって笑えないから、
他人との他愛ない会話を楽しめなくなって、
友達もコミュニケーション能力も失ってしまったのではないかと
自分で思うようになりました。
私は、関西圏の出身です。
関西圏のTVには、東京や全国に無い独自のお笑い番組が多く有りました。
(今は少なくなったようですが)
でも、保育園や小学校の先生、そして同級生は、みんな知っていました。
「テレビや舞台でアホなことする人は、ホンマは賢いんやで」
「ホンマのアホやったら、人を笑わせられへんで」と。
創造力、演技力、表現力、アホなことを言う相手とタイミングを理解する力
などが無ければ、アホを材料に人を楽しませることはできません。
(本当のアホバカは、人を心配させます)
別の説です。有名な広告作家が言っていた話。
「映画の『007』シリーズは、観客を小学5年生(の頭)に想定している」。
確かにそうかも知れません。
複雑な国際政治学や、武器の弾道に関する物理学を気にするようになったら、
あのような映画は楽しめません。
多くのSFアニメも、そうでしょう。
私も子供の頃は、「宇宙船が燃えて下に落ちて、煙が上に上がるのは嘘だ!」
と、あちこちに毒づいたことがありました。
エンタテイメントは、ドキュメンタリーではないんです。
楽しむべき時に楽しめない性癖というのは、我ながら損だったと思います。
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