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▼mayoさん:
>不登校息子ののほほんとした態度が不安でしたが、スクールカウンセラーと面談して、自分のせいでもあるから腹をくくらねば、と思い、傷を癒す時間が必要なんだと自分に言い聞かせてきました。
スクールカウンセラーさんと有意義な話ができたようで、よかったです。
が。
自分(親)のせいでもある…とは言っても、親だって人間なのだし、
体力気力に限界があります。夫婦の不仲や離婚など、子どもだけでなく
親も苦しんでたのだし、あまり罪悪感を抱かない方がいいと思いますよ。
>こちらの苦しみなどお構いなく、のほほんとテレビを見て笑っている息子。
>好きな時間に起きて、忙しいなか作った食事に手をつけなかったり、残したりする息子。こちらが具合が悪そうにしていても家事を手伝おうともしない息子。
>
>「気持ちを察すること」を期待してはいけないんだ、と思っても、どうしても期待してしまう→期待がはずれる→怒り・悲しみの感情が消せないのです。
見守るということは、好きなようにさせる、ということとは違います。
親子二人だけとはいっても”家族”なんですから、食事の時間や決まりを
守ったり、家事を手伝ったり、といった”協力”は不可欠ですよね。
でないと”家族”自体が維持できません。
でも、アスペルガーでなくても、この年頃の男子は働く主婦の忙しさや
大変さを「察する」のは難しいのでは?と思います。
また、生活の中で自分の立場、自分の責任の範囲が不明確な場合、
どうしていいのかわからないのでしない、ということもあるでしょう。
>この感情をどう処理したらいいのでしょう?
>どういうふうに考えたら怒りをおさめられるでしょう?
mayoさんが怒りや期待外れの感情をおぼえるのは正当だと思いますよ。
無理にmayoさんだけが我慢する必要はありません。
ただ、「怒った言い方」になると、お互い不完全燃焼になりがちです。
・落ち着いて話ができるとき(寝る前など)に、
・具体的に「どうしてほしいか」を明確に、まず話し合うこと。
たとえば、「朝はちゃんと起きて見送ってほしい」
「夕食は時間を守って、残さず食べてほしい」
「家にいるのだから洗濯物を取り込むとか風呂掃除をしてほしい」等
まずはできそうなことから頼んで、やってもらいませんか?
その際、「寝る時間が不規則だと成長が遅れるよ」とか、
「夕食を食べてくれないと片づかないし心配で、ママも困る」とか
客観的、あるいは率直な理由を添えてもいいでしょう。
自分が「やるべきこと」が具体的にわかって、それができた、という
体験は、自己肯定感を持つことにもつながります。
本人にとっても、生活リズムを自分でコントロールすることや、家事の
スキルを身につけることは、いずれ自立するときに役立つはずです。
最初は具体的に「やり方を教える」ところから始めて、できたらほめる。
こうしていけば、お互い、気分よく過ごせるのではと思います。
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