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▼ジョンさん:
ご教示ありがとうございました。
他人とのコミュニケーションにおいて、しばしば時間が経ってしまってから、あの発言は文脈からズレていて場違いなものであった、相手の感情を害してしまったのではないか、ついキレた反応をしてしまった、厭味をいわれていたのに気付かず、攻撃されるがままになってしまった、等々と気づくことがほとんどです。ある程度、自己反省はできていると思うのですが、何度、客観化してみても後の祭りであることがほとんどでした。
コミュニケーションは瞬間瞬間の積み重ねだと思うので、その中で適切な対応の仕方が自動反応のように出てくるようにならなければならないと思っていました。
こうした問題に対して、計算ドリルが役に立つのでしょうか?
まだあまりピンときていませんが、もっと調べてみたいと思います。
ところで、アスペルガーの記述に関して、過去の記憶のフラッシュバックによって「突然キレる」などとあります。
私の感じ方からすると、これらは他人の攻撃性(言葉を発するという行為自体に多かれ少なかれ攻撃性が含まれていると思います)に対して、ASがその場で適切に対応することができなかったために生じているのではないかと思います。つまり、ASは、相手との関係性によって、受け流したり、あるいは含みのある言葉で言い返したりということが全くできないのです。また、非常に時間が経ってしまってから、相手の哄笑や、利用されたこと等に「気がつく」ことも多いです。この場合、反撃の機会は永久に失われてしまっており、相手の攻撃に対して身をまかせて無力であった屈辱感だけが強くとり残され、そして失われた反撃の機会をなんとか取り返そうとして、結局は場違いな文脈の中で怒りが暴発するのだと思います。
つまり、「相手の攻撃性に対してその場できちんと対処しておくこと」が「キレる」ことを予防することにつながると思います。
上は一例ですが、ASの記述に関しては、当事者だと思っている自分からすれば何か違うなと思うところが他にも色々とあります。
いす
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