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▼いすさん:
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>コミュニケーションは瞬間瞬間の積み重ねだと思うので、その中で適切な対応の仕方が自動反応のように出てくるようにならなければならないと思っていました。
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>こうした問題に対して、計算ドリルが役に立つのでしょうか?
>まだあまりピンときていませんが、もっと調べてみたいと思います。
ジョンです。川島先生は認知症のお年寄りの治療に「音読」と「計算」を
使用しています。コミュニケーションできるところまで改善された例が
いくつもあります。
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>ところで、アスペルガーの記述に関して、過去の記憶のフラッシュバックによって「突然キレる」などとあります。
>私の感じ方からすると、これらは他人の攻撃性(言葉を発するという行為自体に多かれ少なかれ攻撃性が含まれていると思います)に対して、ASがその場で適切に対応することができなかったために生じているのではないかと思います。つまり、ASは、相手との関係性によって、受け流したり、あるいは含みのある言葉で言い返したりということが全くできないのです。また、非常に時間が経ってしまってから、相手の哄笑や、利用されたこと等に「気がつく」ことも多いです。この場合、反撃の機会は永久に失われてしまっており、相手の攻撃に対して身をまかせて無力であった屈辱感だけが強くとり残され、そして失われた反撃の機会をなんとか取り返そうとして、結局は場違いな文脈の中で怒りが暴発するのだと思います。
>つまり、「相手の攻撃性に対してその場できちんと対処しておくこと」が「キレる」ことを予防することにつながると思います。
この認識もありえると思っています。アスペルガーはまだまだこれから
研究される分野だと思っています。
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>上は一例ですが、ASの記述に関しては、当事者だと思っている自分からすれば何か違うなと思うところが他にも色々とあります。
ブレンダ・スミス・マイルズの「アスペルガー症候群とパニックへの
対処法」でいうところの「パニック」はアスペルガーのストレス耐性が
低いことに起因します。定型発達の人に比べて、ストレスの許容量が
少ないためです。これは、私を例とするアスペルガーが常にストレスに
さらされているためとお考えいただければ、わかっていただけるのでは
ないかと思います。
いすさんの場合、幸い、まだ診断されていないわけですから、自分は
アスペルガーだと決め付けずに、希望を持って治療を
受けることの方がいいのではないかと思います。自分で思い込んでしまうと
アスペルガーに非常に似た行動をとる場合があります。
是非、専門病院で治療を受けて、症状が軽減することを願っています。
仮に「アスペルガー」の診断を受けたとしても、それぞれの方たちが
望みをつないで努力されているので、悲観ばかりではないと思います。
私も心がくじけることがありますが、時々、気を取り直しながら
生きています。
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