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▼とうこさん：
はじめまして。アスペの小学生の息子の母です。宜しくお願い致します。
この場で「みんなそうだよ」とレスされるのは、とうこさんにとって不愉快なことかもしれません。
でも、とうこさんが書いて下さったことは、人間である限りみんながそれぞれ感じている、ある意味普遍的なことではないかと思います。
「おべっか使い」が出世したり、詐欺師がまんまと儲けたりできるほど、人間は自分に「イエス」と言ってくれたり、価値観を共有できていると思わせてくれる人に引き寄せられてしまいます。
とうこさんの文章はとても判りやすく、頭のいいかたなんだろうなと思います。
でも、もちろん小さいときからこんな文章が書けたわけではありませんよね。
（ふざけたり、からかったりしているのではありません）
これからも生きている限り、とうこさんはどんどん進化・成長をとげる存在だ、ということです。
でも残念ながら、成長のタイミングや方向は、人それぞれです。
とうこさんが仮に今、何もかもぴったんこのお友達がいらしたとして、相手の方よりとうこさんのほうが、どんどん成長してしまったらどうでしょう。
じき、話が合わなくなってしまいます。
同じように、とうこさんが今「これが正しいのに！」と思っていることを、明日のとうこさん、来年のとうこさんが同じように思っている可能性というのは、必ずしも１００％ではありません。
好きなもの、価値観も、少しずつ変わっていきます。
そして、どんな人も「今の自分」が正しいと思っている。明日の自分が今の自分を踏み台にして（場合によっては否定して）成長することを忘れています。
「自分を疑ってみる」というと、マイナスなイメージがありますが、もっともっと素敵になれる自分、成長する自分の可能性を信じると言い換えると、前向きに聞こえるかもしれません。
一人の人のなかでも、「価値観は変わる」。
それは、とても素晴らしいことです。
大人になった個体がほぼ同じ能力を持つ、他の動物たちと違い、大人になってからも経験を積み、成長する、人間の可能性のすごいところです。
あの人も、この人も、そして私も道の途中。
そう思うと、お互いに成長の途中である同じ人間同士として、依存したり反発したりしないで、一人一人独立した人間として尊重できる気持ちが生まれやすいように思うのです。
とうこさんのように、文章を判りやすく書けなくて、ごめんなさい。
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