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▼秋桜(管理人)さん:
ご無沙汰しております。
20年以上前の体験なので、どこまで参考になるかわかりませんが書き込みいたします。
1.大学で大変だったこと
初めての一人暮らしで、何から何まで自分でしなければならなかったため混乱しました。
具体的には以下の通りです。
・適切な時間に適切な食事を摂ること。努力して自炊もしましたが、とても身につきませんでした。
・中学時代からの摂食障害がひどくなりました。
・お酒も飲むようになりましたが、酒量のコントロールができず、顰蹙を買うようなことは日常茶飯事でした。
・毎日の洋服を選ぶこと。よくわからず、結局高校時代のジャージで行ってしまったりもしました。
・洗濯の仕方がわからず、セーターを通常の洗剤で洗ってしまい、駄目にするなどしょっちゅうでした。
・お金の使い方がめちゃくちゃで、すぐに使い切ってしまったりしました。
・高校時代までと異なり、周囲には知り合いが全くおらず、一から人間関係を作るのに苦労しました。
ゼミの同級生にいきなり深刻な話を持ちかけたりして、今にして思えば「ひかれたんだろうな〜」という感じです。
・自分の許容量を上回るほど、興味のある講義をとにかく取るようにしてしまいました。
結局、そんなにたくさんの授業に出ることができず、単位も取れず、
中途半端になってしまいました。
そして、そんな自分に自己嫌悪して、必修の講義の単位まで落としてしまいました。
2.自分なりに工夫したこと(できたらどういう結果だったかなども)
・摂食障害など、明らかに困難を抱えていると認識していたため、
大学内にあった保健センターに相談に行きました。
ここの教授がじっくり話を聞いてくれ、自分の悩みが少し整理されました。
教授は私を発達障害者だとは思っていなかったそうですが、
大きな助けになりました。
ちなみに、この教授とは現在も連絡を取っているくらい信頼しています。
・摂食障害の本を何冊か読んで、自分はどのように対処すれば良いか考えました。
ただし、あまりうまくいきませんでした。
3.どういう支援があるといいと思ったか
・履修の際に相談にのってくれる機関。
当時も学生相談課などで聞けばよかったのかもしれませんが、
敷居が高く、自分にはできませんでした。
・生活全般をチェックしてくれるところ。
自分の場合、摂食障害やアルコールの問題以外、自分の困り感があまり認識できていませんでしたが、客観的に見れば問題が山積していたように思います。
そこをひとつひとつ丁寧に見て、一緒に解決してくれるような人がいてくれたらありがたかったと思います。
大学内にそのような人を求めるのが難しい場合、
外部の機関を紹介してもらえるだけでも助けになると思います。
4.その他、大学生活で感じたこと
・色々失敗もしたのですが、私の場合は比較的静かな環境にある大学に通っていたので、大変恵まれた方だと感謝しています。
また、私から見てもいわゆる「ちょっと変わった人たち」もいたような学校だったので、
多少浮いていても「浮いた人たちの一員」という感じを味わうだけで済みました。
お洒落な女の子はお洒落同士で華やかなグループを作っている一方、
学問のことしか考えていないような人たちはそういう仲間と一緒にマイペースを貫いている…
そんな感じでした。
私は自分からグループに入ることはできませんでしたが、
何故か誘ってくれた人がおり、その人のおかげで一風変わった集団に入ることができました。
・知らない土地で一人暮らしすることもきつかったのですが、箱入りだった私をあえて放り出してくれた両親にも感謝しています。
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