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wasteさん、当事者のカノンと申します。
>普通だと言われても友人のいない喪失感はかなりつらいものです。
>この喪失感を埋めるためコミュニケーションスキルを身につけ誰とでもフランクに話すことができるようになるにはどうしたらよいでしょうか。
ASの中には、自分の好きな話題を延々として周りから疎まれることがありますが、反対に世間の話題が私には苦痛に感じられたこともありました。
自分の好きな話題を続けられる幸せは、障害の有無に係わらず双方にあるもの。興味が一般的でないということに、過ぎないのではないでしょうか?
また、一般の人は、他愛のない会話を楽しみ、そこから人への親しみを感じる傾向があるかも知れませんね。
wasteさんは視線を合わせづらく、一般の人の興味のある話題は苦手だけれど、誰とでもフランクに話をしたいとのこと。
スキルだけでは対応が難しくないのかと、少し気になります。
視線は合わせすぎても攻撃的に感じられ、外しすぎると興味がないというメッセージになりがち。一般的に発達障害の人の視線は不自然だと医者に言われました。あまり視線を合わせないでいると、相手の発する様々なサインを見逃すことも想像できます。
一般的に話題に興味があれば、人は前傾姿勢になるもののようです。姿勢にも気を配っていらっしゃいますか?
私は、多くの人が集まる中では、話すことや聞くことが上手な人の手法を学んで取り入れてきました。
とてつもなく一般的な感性を持つ主人の 情報収集に掛ける時間は少なくないようです。ただ彼の場合は、世間と同じものに興味が湧くという点で、明らかに私とは異なります。
新聞やネットで、世間では何に注目が集められているかを情報収集することにより、興味がなくても会話に参加することは可能ではないでしょうか?
繰り返しの上手く会話できた経験は、知らないうちに会話する心地よさを体得出来、自分の中に感じていた疎外感を払拭できたように、経験上思います。
オジサンズ11という番組では、自分の苦手意識を持つ分野だったからアナウンサーになったという話もありました。克服できた暁には、人が羨むほどの姿になることもあるという貴重なメッセージだと、私は心に刻みました。
私は基本的には一人が好きですが、wasteさんは人と係わりを持ちたいのに、それが難しいとのこと。
人生、なかなか思うようにならないものですね。
「悩みがあるから人は成長する」
悩みのない人の成長は そこで 止まってしまう
元々問題を持ち合わせない人には答えは導き出せないと 金八先生で言っていました。
私たちには 悩みがたくさんある分だけ、成長する余地がたくさん残されているのだと 私も思います。
どの様な意味を込めてwasteと命名されたのですか?
人と比べることから不幸は始まるものだと、私は思っています。
出来ることから 少しずつ。
ご自分の成長を信じて、ゆるりとした時間の中で人生の花を咲かされては如何でしょうか?
長いことお読み頂きまして、ありがとうございました。
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