|
▼okiさん:
okiさん、はじめまして。
小2 AS児の母親です。
okiさんが今 もっともご心配されていること
>嫌いなことから逃げてばっかりいてもだめだよ
>ということをわかってもらうことなんです。
ここなのかなーと わたしは受け取りました。違っていたら ごめんなさい。
息子さんが学校でフラフラしてしまうことや 授業のこともご心配でしょうが、それ以上にもっと
「自分にとって嫌なことは たとえやらなくちゃならないことでさえも 逃げてしまう」
そういうことに対し、なんとかしてあげなくては、と思われているっしゃるのかな、と。
実は、我が子がそうなんです。
小さい頃からこの傾向は強く 今でも対応し続けています。
自分が苦手なこと、怖いこと、面倒なこと、嫌なこと、それが本人にとってどんなに必要なことであっても そこから逃げようとします。
「乗り越える」ことが苦手なんです。
これは個人的な考えですが、わたしはそういう傾向があるのは特性と認めつつも、「ただ逃げるだけ」を許してはいません。
こちら側もできる限り やりやすいように工夫はしつづけてあげてます。
それと同時に、子供にも嫌がっても取り組ませます。
双方からの 努力が必要だと思うからです。
学校でのことはちょっと置いといて、家庭では苦手なこと、できないことに対して息子さんにどのように対応してらっしるかが すごく大事な気がしています。
もしかして、やらないからと 見逃してあげることなどはありませんか?
怒って言葉で説明するだけになってしまっては いないでしょうか。(わたしがそういう傾向があるので…汗)
我が家の場合、療育相談の先生のご指導の下、苦手なことに取り組むことを 本当にスモールステップで評価するようにしています。
日常の本当に些細なことから です。
歯磨きをする。
上履きを洗う。
日記を書く。
ということや、
蝶結びを結ぶ。
縄跳びを練習する。など。
本人が嫌だなぁ、面倒だなぁ、と思うことをみつけて、それを項目にして、カレンダーなどにその日できたらスタンプを押していく という方法をとっています。
カレンダーにスタンプが ○個たまったらご褒美 という設定して具体的に評価します。
ときには嫌がっても 少し強引にでも取り組ませることもあります。
「苦手なことに取り組む」→「我慢してがんばる」→「達成されるとご褒美」→「ご褒美をもらえる頃には、前よりうまくなっている」→本当の達成感を味わう。
この経路を何度も味わううち、「苦手なことに取り組む」→「嫌でもがんばれば達成感」に直接つながっていきます。
今子供は、逃げても解決しない ということを理解してくれるようです。
理解したと言っても まだまだ嫌なことは嫌で不機嫌にはなるんですけど、以前と違って ただやらずに逃げることはないです。
子供は自分で「やらなくちゃ。でもやりたくないんだー。でもやる、がんばってるでしょ?」と言っています。褒めてあげてます。笑。
あと、これは我が家の合言葉のように使ってる独自のルールなのですが、『+3回ルール』というのを使っています。
嫌で嫌でたまらないときや 放り出して逃げ出したくなったときに 使っています。
今やめるのでなく、+3回したら やめてもいい。
こういうルールです。
練習の嫌いな我が子向けに作ったルールなんですよね。でも、自分に対してもけっこう使えてますね。
一度やってうまくいかないとすぐ放り出したくなる子なので、きっちり+3回やったら やめてもいいよと言っているんですが、面白いもので+3回やるとたいていうまく言ったりすることもあり、達成感が蓄積されていくように感じています。
あくまでも わが家でやってることなんですが、何かが少しでも参考になりましたら、嬉しいです。
|
|