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▼みいぽんさん:
こんばんは
>「即実践的な」を望まれるお気持ちはすごくよくわかります。
>しかし、アスペルガーをはじめ、発達障害のお子さん達の抱える問題は、『認識』の問題であり 非常に深いものだと思うのです。
>小手先でなんとかなるものではない そういうものだと私には思えます。
私も、本当にそう思います。
▼okiさんへ
同じアスペでも、個人個人 得手不得手、性格、人格それぞれ違いますから
皆さんが「〜かもしれない」とアドバイスされるのは、仕方がないことだと思うのです。
okiさんの真剣に悩まれているご様子も伺えますので、何とか早く先の見える
生活が送れることを願うばかりですが、
直接ご本人にお会いしているわけでも、また専門家で無い立場の場合は
こういう大切な事には、やはり皆さんも、あくまで想像するしかないので
言葉を選んでしまうと思います。
>>>達成されたときの喜びは、それまでの苦労があったからなんだということが
>>理解できていないようなのです。
>>物事を統合させる力が弱いのは知っていましたが
>>努力があって結果に繋がっているというのを体験してても
>>努力と結果が結びつかないなんて(涙)
ここも何とも難しいのですが、敢えて言わせて頂くとすれば
どんなタイプにも、必ず合う方法があると思うのです。
それさえ分かれば、きっと自ずと道は開かれると思います。
試行錯誤で大変だとは思うのですが、お1人で考えず
是非専門家の(医師だけではなく、療法士さんなどからも、お力を借りては如何でしょうか?)
発達検査はされましたか?
一時間以上かける発達検査は、細かに得手不得手のグラフが出ますので
専門家は、その結果を元に、日常の療育方針を考えて、日頃に活かしても下さいます。
我が家の場合は、先生と子供のやり取りの様子や療育方法を見ながら、質問し合い連携をとり
日常でも活かして学んでおります。
それこそ、みいぽんさんが仰った主治医の方のお話そのものでして
>「自閉圏のお子さん達には、たくさんの体験が必要だ。繰り返し、繰り返し、説明よりも体験のデータを与え続けなさい。
>説得は意味がない。納得しなけりゃ、変わらない。
>ごく一般のお子さん達が5の経験で学ばなきゃならないところを、この子達は2倍、3倍の体験を通して理解につながる。
>しかし、いったんつながれば、応用はちゃんと利くんだよ。
この通りだと思います。
私も子育てをしていて、それは実感しております。
通常であれば、私が1を話したら、相手は3も4も、中には私の思う結論にまで
先に読んでいて、アイコンタクトなどで話をしなくても理解してしまう事もありますが、
我が子達は、1の次は2、2の次は3と、丁寧に順順と教えていくことが大切だと思います。
精神科医で有名な、吉田友子先生が、本の中で仰っていましたが
「試行錯誤させるよりも『記憶の引き出し』に適切な行動を入れていく」
と仰っておりますが、まさしく親は、子供を客観的にみて
1つ1つ、スモールステップで毎日毎日、子供の引き出しに
その時の子供にあったものを選んで、本人の引き出しに入れてあげることだと思うのです。
ですので、毎日の小さな積み重ねです。
最初は、親が引き出しに入れる基本方法を教えてあげる。
そして、経験を積んで自分流の収納法を体得し、いずれは本人が自分で広げて
学校や社会からの情報を1つ1つ丁寧に集めるのです。
親の陥りやすい行動として「自然に見える」「普通に見える」この技術を
どうしても行なってしまったり、考えてしまうものですが
本人にしてみると、やはりイマジネーション障害による能力処理に問題があったりするので
実際分かっているようで、理解していなかったり、自分の感情に気づかず
気がついた時には、ボロボロになるまで我慢しているような状態で
放っていけば治るような状態ではなくなっていることもあることだと思います。
ですので、親も子供も通常の親子以上に、気持ちの余裕を持った方が
予後は良いかもしれないです(難しいのですが)
お子さんが率先して安心して行動できるには、見て確かめられる手がかりや
見通しが大事だとも思います。
お辛いでしょうけど、お子さんもお辛いはず。
分からないことが分からないこともあるのではないですか?
>我が家はまだ 療育5年目ですが、それでも子供のこういった突然のつながりの理解というのを実感することがあります。
私も、みいぽんさんのように、我が子で実感しております。
okiさんは、まだ心境的に不安定になられているかもしれませんから
okiさんご自身のことも一緒に相談できる場所を探されては如何でしょうか?
応援しております。
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