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▼アドバイスを下さった皆様へ
本当にたくさんのご意見、ありがとうございました。
先日とうとう学校にも電話がかかってきて、事務から私のところに回してもらいました。本人はやはり「復学」への不安を、いろいろな形で私にぶつけているようです。「苦しくて仕方がない。死にそうだ。クラスの人や先生に、訴えたいことがたくさんある。」等々と言います。でも、結局その話はみな、私やクラスメートを非難する話になっていってしまうのです。
私も今回は意を決して「私や他の先生にいやがらせをするために復学するなら、復学させるわけにはいかない。」と言いました。また「こんな電話をかけているようでは、復学は難しいよ。」とも言いました。本人は、相当ショックだったようです。即座に「すみません。もういやがらせなんて考えません。」と謝るのですが、5分くらいするとまた「いやがらせしてやる」が始まります。
結局「これ以上話しても仕方がないから切るよ」と言うと「切らないで!言いたいことがある」と前の話を繰り返し、25分くらいしたところで突然彼のほうから電話を切りました。
数分後、お母さんから「階下に下りてきたら、息子が電話していた。」と謝罪のお電話がありました。お母さんは「電話で先生に文句を言うなんて、二度としてはいけない」ときつく注意したそうです。ここまできたら仕方ありませんから、お母さんにも「次年度の担任に何も言わずに受け渡すわけにはいかないので、この間の経緯を次年度担任に話し、管理職にも報告します」とお話しました。お母さんも、「もう2月になってしまうし、このままでは登校させられないのでよろしくお願いします」とのことでした。とにかく、電話を切った後も、本人はかなり興奮していて、「病状が悪化している」と大変困っておられました。(病状という言葉がふさわしいのか、正直私にはよくわかりません)
そうはいっても、彼はとても不安なわけで、電話はまたかかってくると覚悟しています。みなさんからのアドバイスを心に留めて、彼のためによりよい道を、抱え込むことなく探していきます。
高校にも、発達障害を理解しようとする教師が増えていくことを、切に望みます。
本当にありがとうございました。
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