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▼evilさん：
はじめまして。
私は、小学生のアスペルガーと診断された娘がいる母親です。
また、同時に未診断ではありますが、主人もまた子供の主治医におそらくそうだろうと言われています。
人との関わり方、本当に難しいですよね。
これはもう ごく一般のかたがたにとっても 多くの人の悩みどころなんだと思います。
ただ、ASの人にとってはそれに大きく輪をかけて さらに大きな悩みになるんだろうな と子供を見ててそう思っています。
>ですが、二人とも私からの信頼と尊敬を裏切った事には変わりなく私は感じます。
>
>人間関係と言うのは、いつか破綻するものと、決め、破綻するまでに如何に多くの良いもの(物理的にも精神的にも)を引き出せるかが人とのかかわり方と、割り切ろうか？と迷っています。
>
大事だと思っていたお友達に
>一人は、酷い挫折があったらしく「正直、君の事など、どうでもいい」と告げられ
ということや、
>その友達の親御さんから「貴方みたいな人と付き合いがあると、ウチの子の調子が狂う」と拒絶
ということがあれば、とても傷つきますよね。
裏切られたような気分になるのは、至極当然のように思います。
しかもそれが、最近の出来事であれば。
そのご自身の感情は 当たり前のものであると思っていいものであると 私個人は思いますよ。
ただ、以下のこのことも忘れないでいただきたいようにも思います。
『人は誰しも 間違いをおかし、未熟で、間違いを修正しつつ生きる生き物』であること。
そして、
『人は 良い人、悪い人には、分けられない。どんな人 誰の中にも、良い心と悪い心両方が同時にある』ということ。
聖人君子のような 善良な行いを続けている人の中にも、悪い心は存在するし、いじわるなことばかりしている人の中にも 優しさがどこかにある という具合に。
去っていった友人のかたがたも そしてevilさんご自身も、こうして書いている私自身も、みな 今は正しいと思いながらも もしかしたら後々間違った判断だったと思うかもしれない可能性の中で 生きてます。
人間関係は 破綻を前提とするものじゃないと私は思うのです。
時々、『息継ぎ』はするかもしれないけれど。
『息継ぎ』とは、例えですが、人間関係は固定されたものではなく 自分と相手の心の距離が常に近くなったり 離れてみたり するものだと思うんです。
近づきすぎたり、心の距離がくっつきすぎていたりすると、苦しくなる場合もあります。
そしてときに、しばらく体も心もお互い距離を離してみて(会ったり話したりしないということ) 冷却期間を持つと 相手のいいところ、悪いところが改めてわかったりするものです。
こういう期間を 『息継ぎ』と表現してみました。
『息継ぎ』の期間は、人によって 1ヶ月のときもあれば、５年〜10年という場合もあるでしょう。
そして、この息継ぎ期間が終わると、前よりももっといい形で 友人同士仲良くなることもあります。
破綻したと思わずに、そういうふうに考えると もっと楽になるんではないかなと。
これは、私自身の経験からそう思っています。
>私にも原因がある事があるとはいえ、最早人は信頼にたる自分の中で生き物と呼べない領域まで来ています。
人に「完璧」はないんですよね、やはり「間違いながらも 改良しつつ生きる生き物」ですから。
自分自身もそうですよね。他の人もそうです。
そういう意味で「絶対の」信頼は相手にも 負担かもしれませんね。
信頼のバランスを考えてみると 楽になりますよ。
この人は 信頼度70％。
この人は 信頼度50％。とか。
信頼する、しない、ではなく、信頼度を変化させるんですね。
裏切られたことが多かったら、信頼度を下げる。
心にぐっとくる親身さを感じたら、信頼度を上げる。
そうして、人と付き合っていくほうが 極端にならずにすみます。
人との付き合いをあまり避けずに でも負担にならない程度に『長い時間』をかけてつなげていけば、自然と良いご友人だけがevilさんのまわりに増えていくんだと思いますよ。
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