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[#24307] 異文化、でも地球人 めえめえ 08/2/14(木) 9:14 [未読]

[#24321] Re:異文化、でも地球人 温室 08/2/14(木) 14:36 [未読]
[#24351] Re:異文化、でも地球人 めえめえ 08/2/15(金) 9:22 [未読]

[#24321] Re:異文化、でも地球人
 温室  - 08/2/14(木) 14:36 -

引用なし
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   ▼めえめえさん:
こんにちは(^v^)
とても興味深い内容でしたので、私も少し参加させて頂きます。

>杉山登志郎先生の『発達障害の子どもたち』(講談社現代新書)
>を読みました。
>中で一番感動したのは、自閉症者の自伝を丹念に読むと
>「認知の特異性にもかかわらず、感情の持ち方は健常者と同じである」
>という一文でした。
>自閉症者も、ほめられれば嬉しいし、叱られれば悲しい…
>つまり、自閉症者は異文化人ではあっても異星人ではない、と。

素敵ですね。
私も、これから読ませて頂こうと思います。

いつも我が子に関して常々感じていることなのですが
障害があろうと無かろうと、一人の人間であることは変わりないし
この子には、この子の役割があって、きっとこの世に誕生したのであろうと
思ったりしながら大切に育てています。

よく、障害名が1人歩きしてしまったり、偏った考えに陥る方も多くおられると思いますが
私にとっての我が子は、やはりこれからの日本を支える若者の1人として
社会貢献して欲しいので、そのためには、どうしたら参加しやすいのだろう等を
考慮しながら、お互いに引いたり押したりと、意見を交わすようにしています。

簡単な事であれば、自分の意見を言いたいときには
「ねぇ、聞いて」と言って、私が「何?」とか「どうぞ」と言ってから
言いたいことを言うとか
また、怒ったり、癪に障ることも誰でもあると思うんです。
自分の感情に対してコントロール出来なくて、もうどうにも怒りが収まらないことだって、時にはあることです。

そんな時、通常親は、その行為に腹を立ててしまうことが多いと思います。

でもこれって、実は自分も、していませんか?
ストレスを何かで解消することって大事ですよね。

なので、そういう時には、私は見ないように、違う部屋に行くとか
最近は、子供自身で違う部屋に行くことも多いです。

人生生きていれば、色々とありますからね。
上手に感情のコントロールを出来るようになりたいですね。
逃げ道も大事だし、失敗を恐れず、自己主張が出来るような人になって欲しいと思います。
そういうことが、分かるようになれば、きっと

>自閉症児・者の当事者や、支援する立場のひとは、私を含め、
>つい”異なる部分はどこか?”、”どこまでが特性か?”といった
>差異にばかり注目しがちですね。
>もちろん、配慮や支援を受けるためには、”どういう特性(異文化)なのか”
>を周囲に知ってもらうことは大事です。
>でも、”基本的には同じ地球人である”という部分もきっちり押えてもらう
>ことも、とても大事なことだと思います。

こういうことも、自分の気持ちを述べて、他の方々と意見交換出来る人間になれると思っています。
自分の事だけではなく、人の意見も一理あると考えられる。
また他人の意見から、良い部分を見つけ、吸収できる人間になれると思っています。

>感情の持ち方以外にも、健常者と同じような要素がきっとあるでしょう。
>どんな要素が考えられるでしょうか。
>ご意見いただけたら幸いです。

あとは、私が思う事としては、自閉圏の方々は、実体験をしないことには
その時の感情や、状況を汲み取る。または考えるということが難しい傾向があるようにも思います。
なので、息子には、ちょっとリアルですが、自分が行なう行動についての
社会的結末を事前に伝えたりして「考える」という事をしてもらっています。

自分がしてしまった事の『責任』を考えてもらうんです。

定型の子供は、想像力が豊かですので、情報網がリンクしやすいですが
自閉圏の子供は、1つ1つ丁寧に導いて、コツコツと自分のスキルにしていく
という方法だと思いますので、
親としては、一見脅しているように思われるかもしれないのですが、
そうではなくて、実際現実の話を、淡々としているだけなので
最近は、そんな自分に慣れている事が、ちょっと複雑です。

例えば私は、最近「死」について、よく考える事があるんです。

本当に死にたくないけれど、これはどんな生き物にも、「生」があれば「死」は避けられないものです。
なので息子は、○○家を継いで行く、大事な跡継ぎとして、
親は、いつかいなくなってしまうという現実や、危機管理の事でも
親は生みはしたものの、寿命までは助けることは出来ないこと。
人間は一見強いようで、しかし「死」は他人事ではなく、いつ自分にふりかかって来るかわからないという事などを、淡々と話すこともあります。

自分を大切にして欲しいことを、小さい年齢なのに、分かる範囲で私は伝えています。
通常は、きっとそんなことは、子供が怖がるのでしないかもしれないですよね。

なので、こういう事も、この特性ならでの配慮に入っていると思いますし、
もちろん我が子には必要なのでしています。
近くにいると、知らず知らずのうちに、我が子に合った方法で行なっています。
そして、理解出来ると、それこそ同じ地球人で、理解しあうことは可能だと思っています。
それよりも、もっと素敵な発想を浮かんで、こちらがびっくりすることもあるくらいです。

なのでスキルを獲得するまでの過程が、大事だと思っています。

「死」についてもそうですよね。
人間死ぬことよりも「人生どう生きたか」の方に意味がある と聞きます。
出来れば、人の記憶に残るような人生にしたいですよね。

だから皆さんには、ご自分を好きになって、大切に楽しい人生を送ってほしいと思います。

何だか、最後は誰宛でもないのですが、メッセージになってしまいましたね。すみません。
それでは、私なりに思うことを書かせて頂きました。
長文失礼致しました。

[#24351] Re:異文化、でも地球人
 めえめえ  - 08/2/15(金) 9:22 -

引用なし
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   ▼温室さん:
>こんにちは(^v^)
>とても興味深い内容でしたので、私も少し参加させて頂きます。

こんにちは。よろしくお願いします(^-^)

>私にとっての我が子は、やはりこれからの日本を支える若者の1人として
>社会貢献して欲しいので、そのためには、どうしたら参加しやすいのだろう等を
>考慮しながら、お互いに引いたり押したりと、意見を交わすようにしています。

親として同じ思いです〜。
定型の子に対しても、同じ思いを抱くと思いますが、より丁寧に
「どうしたら参加しやすいのだろう」という視点をもって見守ることは
重要ですね。
生まれつきの困難さがあると思うとつい過保護になってしまうので、私と
しては過介入にならないよう自戒することが多いです(^^;;

>息子には、ちょっとリアルですが、自分が行なう行動についての
>社会的結末を事前に伝えたりして「考える」という事をしてもらっています。
>
>自分がしてしまった事の『責任』を考えてもらうんです。

『責任』も大事なキーワードですね。
結末を予測できずに行動して、『責任』だけ降りかかってくる経験ばかりだと
被害的になりがちですもの。
自由には責任がつきものということも、発達に応じて確認していく必要が
ありますね。

>実際現実の話を、淡々としているだけなので
>最近は、そんな自分に慣れている事が、ちょっと複雑です。

以前、日本では共感をベースにしたしつけ・道徳教育が主流だった、という
説を読んだことがあります。この手の手法はかつての私には理解不能でした。
幸か不幸か、私の親はルールやフェアか否かという二者択一的なしつけ方を
とっていたのでわかりやすかったです(でも融通は効きづらいです)。

>近くにいると、知らず知らずのうちに、我が子に合った方法で行なっています。

>なのでスキルを獲得するまでの過程が、大事だと思っています。

そういう風に、自然に我が子に合った方法が選べればいいな、と
しみじみ思います。
定型の子は、言葉は悪いけど少しぐらい乱暴な取り扱いをしても、
自己修正が効きやすい(らしい)ですが…どうなんでしょう。

親子の信頼関係が根っこにある、という点では同じかもしれません。
自閉度の度合いにもよるのでしょうけど、人間関係の練習は
真っ先に親子関係から始まりますものね。

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