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▼もんろーさん:
> 療育手帳の有効性についての御説明ありがとうございます。
>質問です。障害者手帳との違いはなんでしょうか。御説明によると障害者手帳を申請するときの流れや受けれる福祉サービスは似ているように感じましたが。御存知でしたらぜひ教えてください。
たぶん、障害者手帳は、身体障害者のための手帳だと思います。それは、ASの場合
の手帳とは違うので、ASの人は受けられません。ASの場合、たぶん、ASに知能障害がある場合、療育手帳を申請できる(IQにもよる)と思います。また、ASで、二次障害がある人の中では、精神障害者手帳も持つ人もいると聞きます。
また、申請する時の流れですが、診断していただいた医師から、申請のアドバイスがある場合もありますよ。そして、市役所で、申請の用紙をもらい、記入し、それを持って、市役所に行き、、簡単な心理検査や問診表などを書き、小さい頃からの日々の様子も聞かれるかもしれません(なので、親御さんと一緒に行って、小さい頃からの様子を話してもらってもいいでしょう)。その時、診断していただいた病院でいただく、検査結果報告書などの資料などの参考物があれば、なおいいと思います。
その後、障害者自立支援相談センターから、療育手帳申請についての相談・医師との面談・簡単な心理検査の日を知らせる書類が、自宅に届きます。
そして、その日に、障害者自立支援相談センターに行きます(親御さんと一緒に行ってもいいでしょう。その場合、親御さんも、医師との面談があります)。そして、そこで、簡単な心理検査・医師との面談やカウンセリングがあります。けっこう時間がかかります。そして、早ければ、その日、療育手帳の交付する事が決まります。療育手帳のランク(重度・中度・軽度)は、すぐ決まらないかもしれないので、決定すれば、その後、連絡が入ります。療育手帳は、市役所などで、受け取ります。
受けられるものは、詳しくないですが、支援制度を利用しやすくなったり、仕事に関するサポートを受けやすくなったり、バス・電車代などの割引・高速料金などの割引や各種税金の割引などがあります。また、療育手帳を持ち、20歳越えると、障害基礎年金を受けられる可能性があります。ただ、受けられるサービスは、療育手帳のランク(重度・中度・軽度)により、微妙に違うので、詳しくは、ネットや市役所で調べるなどする必要があるかもしれません。
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