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▼困ったママ2さん:
我が家では指しゃぶりはなかったのですが、「靴を踏む」について少々。
うちの息子は、靴を踏むどころか、上靴を履かなくて困りました。
発達障害の子たちは、どうも靴とか靴下とかを嫌う子が多いようです。
(アインシュタインも靴下が嫌いだったそうですよ)
学校では、ずっと上靴を履いてくれなくて、
親の会の顧問の先生に相談したところ、
「柔らかい靴をためしてみては?本人に実際履かせてみて、しっくりくるものを選んではどうでしょうか?」
と、言われたんですけど、どの靴を試してみてもやっぱりだめでした。
それでも、息子の4年生のときの担任の先生が、
ずっと息子に目をかけてくださって、担任じゃない頃から、
「靴を履かなければ、あぶないんだよ」
と、気がついたら声掛けしてくださり、
4年生になったときには、夏ごろにようやく上靴を履く事が定着しました。
本人は、靴の感触がいやなんじゃないかしら?
それで、靴を踏んで歩いてるのではないでしょうか?
我が家は、靴がだめになる前に、靴下がすぐにだめになってしまって、
(靴を履かないんですもの…)
それで困った期間がこのようにありました。
感覚過敏はありそうですか?
服なら、襟についてるタッグが嫌いだとか、
胸元の第一ボタンは、首がしまる感じがして嫌いだとか、
そのほか肌触りにこだわる当事者も多いです。
ものを大事にしようと叱っても、本人は靴のしめつけられる感覚がいやなのかもしれません。
だとすると、いくら叱られても本人には届きませんね?
靴を履く事の大事さを、丁寧にお嬢さんに教えながら、
感覚過敏の改善を考えられてはいかがかしら?
年齢と共に改善されるものもありますし、
カナータイプの自閉症児なら、感覚過敏の改善に肌へのブラッシングをしている家庭もあるとききます。
>、叱りたくなくても私の声を聞き留めない娘が嫌になります。どうしたら、解消できますでしょうか・・・
少しずつ、改善されていくのが見えて行くと、
自閉症児育児も楽しいですよ。
我が家では、「この子は、自分がわからないってことも、わかってないんだな」
ってところからはじまって、
本人が、わかってるようでわかってないところを教えていきました。
子供が「お母さんは、ぼくのわからないことをわかってくれる」と気づいてから、
指示が通りやすくなりました。
めーいっぱい、手のかかる子ですけれど、
健常児ならばなんでもない成長ひとつ、できたことが嬉しくなります。
発達障害児育児もまんざらじゃなくなりました。
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