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▼T.Tさん:
管理人の秋桜です。
>ASの方達に、療育手帳申請をすすめます。私も、申請し、交付される予定です。
>そのさい、医師との簡単な面談や簡単な心理検査などもあります。また、療育手帳を持つと、いろいろなサポートやサービスが受けやすくなるそうです。また、私の場合は、ASを診断していただいた、医師に、療育手帳申請をすすめられました。
>また、療育手帳を持っていて、20歳をこえると、障害基礎年金をもらえる場合があるそうです。それも、簡単な検査があるかもしれません。また、療育手帳は検査結果でもらえない方も出てくる事がありますので、医師に診断してもらい、療育手帳が申請できるか、聞いてみる方がいいかもしれません。なので、AS・発達障害の人達は、発達障害者手帳の新設を皆さんで、希望しましょう。ネットの「発達障害者を守る会」のサイトに、発達障害者手帳の新設希望のオンライン署名をするところがあるので、何もしないよりは、オンライン署名をしましょう。
二次障害がある方には精神障害者手帳は必要だと思いますが、いきなり療育手帳というのはちょっと唐突なイメージを受けました。
T.Tさんが療育手帳を交付申請された経緯がよく分からないので何とも言えませんが、アスペルガーだからと言ってもみんなに手帳交付される=何らかの支援を受ける必要があるとは限りません。
また、T.Tさんの場合はご両親の協力が得られたり、医師の協力があって申請までこぎつけられたのだと思います。
療育手帳は本来知的障害の方のものですし、交付は原則18歳までとされています。18歳以降に申請する場合は「18歳よりも前に知的障害であることがどこかで診断された」という事実を証明するか、あるいは「周囲の話などを総合して、18歳よりも前に知的能力が既に劣っていた」という事実を明らかにする必要があります。
都道府県でも交付基準が異なりますが、IQ100を超えたらまず難しいと考えた方がいいでしょう。私が関わっている県ではIQ85以上あったら異議申し立てしても通らないでしょう。
アスペルガーと一口に言っても知能指数にはかなりばらつきがあり、知的にボーダー(IQ70〜85)の人からIQ130以上という高い知能の方もいます。そして支援が必要な人から、支援がいらない人まで個人差も大きいのです。
私たち夫婦は医学的にはアスペルガーですが、社会的な面では支障なく暮らせています。なので発達障害者手帳という制度ができてもおそらく申請しないでしょう。
支援が必要な人には制度を作ったり手帳を交付するよう運動することは大切だと思いますが、必要ない人にまで申請を促す必要はないと私は考えています。
あと私は今支援しているお子さんの中には手帳なしでも社会で生活できるスキルを身につけることが大事なケースもあります。幼い頃手帳を持っていても大人になってから返納できるようにすることも支援の目的の一つだと思っています。実際私自身幼い頃専門家や母の支援を受けましたが、今は支援なしで生活しています。
何のために支援は必要なのか、原点に立ち戻って考えてほしいと一連のスレッドを読んで感じました。
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